Categories: 高配当株

配当金をバンバン支払ってくれる高配当Jリートが資産を守ってくれた

おいっす~!!

ようやく昨日で仕事納めとなり、家に帰ったらドル/円の為替が円高に振れていてやや恐怖を感じていたかぶまくらだ!!

日本市場、米国市場ともに昨日は値下がりで引けてしまったが、今年1年は世界中の株式市場が年初来でマイナスを記録する厳しい1年となってしまった。

株式投資をしている方の中には、結構大きめのダメージを負ってしまった方もいるようだが、来年はなんとなくもっと厳しい年になりそうな感じがするね。

おいら自身も、ここ最近の暴落でポートフォリオがボコボコにされてしまい、非常に落胆して正月を迎えるのだが、まあ、それはそれでしょうがないと思っている。

ただ、もしも2019年の相場が大きく落ち込むようであれば、それは後々振り返ったときに大きなチャンスだったということになる可能性があるので、来年が楽しみといえば楽しみだ。

ところで、今回の暴落後のささやかなリバウンドを見ていて思ったのだが、保有しているJリートのリバウンド力が際立っていた。

米国株の方は別として、日本株を見ていると売り込まれていた金融なんかはリバウンドも大したことがなかったが、Jリートは全体的にきちんとリバウンドしていた印象だ。

金融はね、ほんまに悲惨なんだよね。日本はまだまだ金利が一切上昇しないような状況で、日銀が一時的なマイナス金利も許容すべきだというようなことを言っているようなので、特に銀行はかなり苦しい状況なのではないだろうか。

地銀や信用金庫なんかはもうヤバい水域に突入していると思うので、そろそろ経営破たんする金融機関が出てきそうな感じもする。

するが銀行の件を見ても分かる通り、地銀は金を貸す先に困りまくっているので、投資用不動産や太陽光発電への融資にブレーキがかかってしまったら、相当厳しい状況に追い込まれそうな気がするね。

金融機関が破綻すると広範囲に影響が及んでしまうので、そろそろ金利を上昇させてもいいのではないかと思ったりもする。

一方で、Jリートにとっては低金利状況が続くということは、安い金利で借りた金で不動産を取得出来ることを意味するので、これまでの好環境が続くこととなる。

Jリートの分配金は直近で増え続けているのだが、このままいくとさらに分配金が上昇していく可能性はあると思う。

おいらが投資をしているホテル系やオフィス系の銘柄は、2020年のオリンピックを通過しても分配金は増えていくような気がしている。

株価については市場次第といったところなんだろうが、インバウンド客やリタイヤ組等のホテル需要、それから旺盛なオフィス需要を考えると、収益自体は上昇を続けるような気がするからね。

なので、株式市場が下げる場面では、とんでもなく高配当な銘柄も出てくるのではないだろうかと予測している。

まあ、今でも十分高配当だとは思うんだけどね。

おいらが思うJリートの一番心配な点は、金利の上昇でもなく、株式市場の崩壊でもなく、巨大な地震が発生した場合のリスクだ。

Jリートは確かに高配当で、価格も他の株式に比べて割安なので、投資対象としては非常に魅力的でおいらも実際に保有している。

ただし、配当金目的のポートフォリオを作る場合は、絶対にJリートだけに偏らせてはいけないと思っている。

巨大地震によって保有する不動産ポートフォリオがダメージを負ったり、経済状況が著しく悪化した場合、Jリートが食らうダメージというのは相当なものだと予測されるからね。

それは日本企業の場合もそうなので、万が一の場合に備えて米国株や他の外国株も組み入れておいたほうが、ポートフォリオ全体の安全性は増すのではないだろうか。

高配当株ポートフォリオの一番のメリットは、配当金を目的とした投資なので、株価の上下であまり心理面にダメージを負わないですむ、という点だと思う。

なので、外国資産にも資金を分散しておいて、さらに安全性を高めておけば、リスク資産を保有することによる心理的負担はさらに軽減されるのではないだろうか。

おいらの日本株ポートフォリオも米国株ポートフォリオも、今現在は高配当株が中心となっている。

高配当株が中心のポートフォリオだと、株価が下落しても「まあええか」と保有しておくことが出来るので、「株を手放さないで済む」という意味では、結構効果的なポートフォリオだと思う。

ただ、高配当株だけだと値上がり益はあんまり見込めないので、成長性のあるビザやマイクロソフトみたいな銘柄も中には入れておいた方がいいんだろうね。

それにしても、NYダウ先物が100ドル超下げているし、日経平均先物も100円超下げているので、もしかしたら年明けから2016年みたいな暴落相場になってしまうかもしれないな...。

2016年から日本株と一緒に米国株投資を始めていれば、含み益も結構あった状態だったかもしれないが、おいらは2018年になってから靴磨き少年として米国株デビューを果たしたので、最も最悪な時期に投資を開始したのかもしれない笑。

ただ、米国株は実際やってみて思うんだが、ポテンシャルは日本株の比じゃないと思うんだよな...。

ひふみ投信やさわかみファンド等の日本の投資信託が米国の大型株を組み入れていることからも分かるように、世界最大の市場だけあって注目のされ方が半端じゃないからね。

一方で、米国の投資信託で日本株を積極的に組み入れているファンドはあんまりないのではないだろうか?

そんなことしなくても、自国の株式に投資すれば一番儲かる可能性が高いわけだから。

なので、米国株は圧倒的に買い手が存在しており、今後さらにNYダウやナスダックが下げたとしても、いずれは大きく回復する局面がやってくるのは確実だと思うのだ。

2018年の天井をつけた時点で米国株投資を始めたおいらは、哀れな小鹿以外の何者でもないが、2019年にもしも相場が低迷するようであれば、そこから参入する人は後々有利な条件で株を買うことが出来るのかもしれない。

高配当株投資にしても、今はメチャクチャ高配当な株が続出しているので、配当性向や財務状態に気を付けて銘柄選定を行えば、結構有利な価格で株を買うことが出来るのではないだろうか。

なので、興味のある人は少額から米国株ETFなんかを買って参入するのも悪くはないだろう。

下落していい感じの銘柄が多くて迷うところだが、おいらもVOOなどのETFは次に買う米国株の候補に入れている。

ドル円が円高に振れているし、市場が調整しているので買ったらすぐに含み損になる可能性は高いが、下落時に積み上げておけば後々上昇する確立はかなり高いと思う。

VOOは配当利回りも2パーセント台はあるので、株価が下落すれば配当利回りが上昇し、さらに買ってもいいと思える状態になると思うので、来年こそはVOOデビューしたいと考えている。

そうなると、個別株投資家ではなく、インデックス投資家になってしまうかもしれないが...。

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