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大魔神のフォークボール並みのエグい株価下落で高配当優良株誕生!!

おいっす~!!

ようやく強制仕事旅行から帰還したかぶまくらですよ~!!

さてと、おいらが仕事旅行中に酒を飲みまくっている間に、NYダウも日経平均もやや株価を持ち直してきたようだが、再び下落しそうな予感に満ち溢れているようだ。

仕事旅行中はあんまり株価を見ていなかったのだが、日本株と米国株で洒落にならない下落を演じている銘柄がいくつかあった。

酔っぱらってホテルに戻り、株アプリを開いて株価を見た瞬間、何かの表示間違いじゃないかと思ったほどだ。

「エグい...エグすぎるやろこれは...」

もうね、一瞬、日本を代表するクローザーの大魔神が投げていたフォークボールを思い出すほどの激しい下落幅だったんだよ。

大魔神とは、横浜ベイスターズの伝説的ストッパーであり、メジャーリーグでもウイニングショットのフォークボールでバンバン三振を奪っていた佐々木主浩選手のことだ。

佐々木選手のフォークボールは、まだ覚えていらっしゃる方も結構多いと思うが、バッターが分かっていても本当に打てない魔球中の魔球だったのだ。

なんせ、その下落幅がエグすぎる。一瞬でバッターの視界から消えてしまうからね。

どれくらいすごいかと言うと、あの巨人の松井秀喜選手や高橋由伸選手ですら、ほとんどかすりもしないくらいのレベルだったのだ。

ましてや、その当時の阪神の選手なんて...。

阪神戦の9回に佐々木選手が出てきたら、もう完全にお手上げ状態で、ストレートですらバットに当てているシーンすら見た記憶がない笑。

それくらい、大魔神のフォークボールはエグかったのだ。

そして、それと同じくらいエグい下落幅だったのが、日本の通信株軍団だ。

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先日、政府が携帯電話会社に対して、「日本の通信料は高すぎる」と携帯電話料金の値下げを検討するように言及していたが、ついにNTTドコモが、「では、2~4割携帯料金を下げましょう」、と回答を発表してしまった。

その結果、将来の収益性を悲観した投資家の売りが半端じゃなくなり、NTTドコモ、親会社のNTT、それにKDDIなど、各社の株価がメチャクチャに下落してしまった。

携帯電話会社については、楽天が参入を発表したことから、これまで利益独占をしてきた三社の構図が崩れてしまうのではないかと懸念されていたが、それに政府が拍車をかけてしまったため、マイナス要素のオンパレードとなってしまっている。

まあ、確かに携帯料金が下がればユーザーとしては非常にうれしいのだが、わざわざ政府がそれに言及するっていうのもどうなんだろうね...。

楽天に参入許可を出したんだから、4社体制にして普通に競争させた結果全体の携帯料金が下がりました、であれば健全な競争の結果の値下げなのでいいと思うのだが、政府が企業にそれを強制するとなると話が少し違うように思う。

そんなことを連発していたら、外国人も個人も恐くて日本株が買えなくなってしまうだろう。

日本の通信株なんて、安定配当の低ボラティリティ銘柄だと思って保有している投資家がほとんどなんだから、今回の下落で投げ売りしてしまった人も結構多いのではないだろうか。

まあ、そらあれだけの大型株が1日で15%超も下落したらビビるよね...。

ただ、その結果、各社の配当利回りは急上昇している。

KDDIもドコモもNTTも4%程度の配当利回りとなっていて、ロコ銘柄だが、沖縄セルラーの配当利回りも3%超となっている。

4%超の配当利回りまで上昇すれば、Jリート並の利回りなので、やはりそれなりに魅力的ではあるように思う。

Jリートの場合は、バンバン借金をして、収益物件から得た利益はほとんどすべて株主に配当する仕組みだが、株の場合は配当性向が100%でないかぎり、配当を差し引いた分の利益は設備投資や内部留保に充てられる。

KDDIの場合だと、配当性向35%程度を目安にしているので、例えば35%を配当に充てたとしても残りの75%は内部留保や設備投資などに充てていることになる。

ということは、配当金も貰えるうえに、保有している企業の価値自体も内部留保や設備投資によって上昇していくという風に考えることが出来る。

なので、同じくらいの利回りであれば、債券やリートなどよりも株式の方が金融商品として優れているように思う。

そのため、今回の下落はよくよく精査して買う分量を限った上であれば、いい投資チャンスなのかもしれないと思っている。

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それにしても、世界中見渡しても何で通信会社というのは、こんなにも投資家の期待値が低いのだろうか?

イギリスの携帯電話会社であるボーダフォンや、アメリカの通信会社であるAT&Tなど、異様に株価が下落した結果、配当利回りがあり得ない水準まで上昇している銘柄も結構多い。

ボーダフォンなんか、すでに配当利回りが9%超えてしまっているんだよ?

まあ、チャートを見るとトルコリラにそっくりで、ひたすら下落し続けているという恐ろしい状態なのだが。

ほかにも、ロシアの通信会社であるモバイルテレシステムズの配当利回りも10%超、それからマレーシアの通信会社テレコムマレーシアも配当利回り7%超だ。※最新情報は決算書を見ているわけではないので不明。

この辺になるとよく分からなさすぎるので、手を出すべきではないんだろうが、通信会社=低株価で高配当であるべき、というルールが定めれているかと思うほどだ。

通信会社は、もはや車やガス、電気と同じレベルで人々の生活になくてはならないインフラ的な側面を持っているので、絶対的に安定感はあるような気がするのだが、何でこんなに投資家から人気がないんだろうね?

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話を日本の通信会社に戻そう。

今後、政府の要請に従って各社が携帯料金を下げていくと、収益性には確実に影響してくるだろうが、日本の通信会社は最近事業ポートフォリオを分散化させようと結構頑張っているので、携帯料金収入の減収を他でカバーできる可能性もあるように思う。

それに、料金プランをいじって、デバイス料金を値引きしないなどの工夫をして、結果的にはそこまで収益が落ちないように努力をするだろう。

ただ、日本の人口自体が減っているうえに、楽天の参入で競争自体は激化していくことは間違いないので、長期的にみれば日本の携帯会社の未来はあまり明るくないと思わざるをえない。

楽天は、携帯ユーザーを増やせる多領域の事業をふんだんに持っているから、結構手ごわいと思うんだよね。

唯一、将来性がありそうだなと思うのは、ドコモの親会社のNTTくらいだろうか。海外事業の割合が驚異的なペースで増えているし、かなり多様な領域で事業が成長しているように思うからね。

一方で、今買いたいのはどれかというと、おいらはKDDIと沖縄セルラーが魅力的だと思っている。

なぜかというと、両社ともに優待制度を設けており、それらの権利日が3月だからだ。また、配当金の権利日も3月に設定されている。

株価は上がるか下がるか分からないが、配当金や優待品は確実に計算できるので、3月までに相場が大崩れしなければ、今回のドコモショックを忘れた個人投資家たちの買いが入る可能性は高いと思っている。

みんな結構忘れるの早いからね。

すでに携帯事業に楽天が参入すると発表した際の下げが吸収されてしまっている状態だったので、今回の下げも意外とすぐに忘れられる可能性があると思う。

ただ、2019年以降の決算で携帯料金値下げの影響がハッキリと出てしまえば、再び株価は大きく下げるんだろうけどね。

最近の株式市場はボラティリティが高くなってきているので、株を買う際は値下がりしても保有しておける要素を持った株式を保有しておいた方がいいような気がする。

特に日本株は、下げるときは本当にえげつない下落幅を記録するので、配当利回り+優待品という点においらは注目しているようにしている。

低PER+低評価っていうのも、いい気がするね。それに高配当や優待がついていれば、おいら的にはベストだ。

相場が大崩れすれば、配当利回りもクソもなく下がりまくるのは目に見えているのだが、その辺は一応気をつけておいた方がいいんだろうね。

最後に...この記事を見て安易にKDDIの株を買ってみようか、などと決して安易に考えないように!!

おいらは買うかもしれないが、さらに下がる危険性だって十分にあるし、「優待やめます」といった瞬間に株価超絶下落となることは分かり切っているため、リスクはそれなりにあると思うので。

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