高配当株であり超人気優待株であるオリックスは、配当金を多く支払ってくれるうえに、さらには株主優待カタログで投資家たちを楽しませてくれる、極めて優秀な企業だ。
しかし、そんなオリックスですらコロナショックの凄まじい株価下落に逆らうことは出来ず、株価が一気に下落してしまったのを見て、やはり株式投資は恐ろしい、ということを再認識した。
つい先日の記事で、オリックス株がなかなか下落しなくなった、と書いたが、やはりコロナショックの前では高配当株であり人気優待株であるオリックスですら無力化されるのかと驚いてしまった。
オリックスの配当利回りは現在4%超なので、定期預金の一般的な利率の約400倍もあることになるのだが、恐らく日経平均が暴落したらさらに配当利回りは上がっていくのだろう。
コロナショックの影響はじわじわと実体経済にも出てきており、感染が猛スピードで拡大している北海道では札幌の繁華街が閑散としているという。
さすがにこれだけ様々なイベントや移動等が制限されてしまったら、実体経済にも影響は出てくるに決まっていて、株式相場にも厳しい風が吹きまくりそうな感じがしている。
オリックスは世界中に事業ポートフォリオを分散しており、一つの事業がダメになったとしても別の事業でカバーできるような体制がきちんと作られている企業なのだが、現在の状況を見ているとさすがのオリックスでも厳しいか、と思わざるを得ない。
というのも、現在世界中でコロナウイルスの感染が拡大し続けており、さまざまな地域で「人」と「物」の移動が制限されている。
また、ついには資本主義の総本山であり、世界経済を支え続けてきた米国においてコロナウイルスの感染が拡大を見せており、米国でパンデミック状態になってしまえば、これは大変な影響が世界経済に出るに違いない。
そういったことを考えると、今後世界景気が大打撃を受け、その影響で高配当株であり超人気優待株であるオリックスの株価もさらに暴落するというシナリオは十分にあるのではないだろうか。
オリックス株を保有していると配当金と、個人投資家に超人気の優待カタログが貰えるのだが、今のパニック状態の雰囲気では、恐らくは皆それどころではないだろう。
ところで、コロナショックによって絶賛株価が下落中のオリックスだが、その優待制度の素晴らしさには誰もが太鼓判を押すところであり、今年の3月の権利日までオリックス株を保有していれば株主優待カタログという宝を受け取ることが出来る。
現在のような状況では多くの人がパニック状態だろうが、オリックスの株主優待制度はおそらくだが今年の3月にいきなりなくなったりはしないだろう。
なので、株価が下落しまくったらオリックス株を買い、株主優待品を受け取るという選択肢もありはありだろう。
一方で、配当金の方はオリックスの業績が今回のコロナショックによっ大幅に悪化したとすると、ほぼ確実に悪くなるだろう。
その場合、配当金が減額される可能性は十分にあるように思う。もちろん、1四半期だけではなく、2~3四半期と赤字や減収が続いたら、という条件でのことだろうが。
なので、オリックス株を優待目的でコロナショックの暴落中に買うのであれば、まずは100株だけ買うという方法もありだ。
ただ、オリックスの場合はもともと低PBRの割安株なので、コロナショックが落ち着いてオリックスの業績が回復し始めたら株価は上昇する可能性が高い。
そんな感じで、オリックス株を暴落時に買う際には何を目的にして買うのか、という点をはっきりさせてから買った方がいいんだろうね。
なんにせよ、慌てて投資をして爆損をくらい、一瞬で損切をしてしまうことだけは避けたいところだね。
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