石油株と言えば米国株を代表する高配当銘柄であるエクソンモービルが有名だが、以前までの米国株投資家たちは、猫も杓子もエクソンモービル、いや、石油株といった感じで多くの米国株投資家たちが石油株を保有していた。
そして、無邪気にも「配当金を受け取りました!」という報告をブログでしたりしていたのが、以前までの米国株ブロガーたちの牧歌的な日常だったのだ。
かくいう私も、そのような記事を見て興奮して「よし...俺も」と、震える手を押さえながらエクソンモービルに買いを入れていたものだ。
しかし時はたち、高配当株ブームは過ぎ去ってしまい、今や多くの人々が石油株を見捨ててしまった。
それも当然のことで、以前のコロナショックの際には原油先物価格がなんとマイナスにまで下がってしまうと言う前代未聞の事態が発生していた。
コロナで経済活動がストップするので石油必要ないよね、だけど保管できないくらいたくさん石油あるよね、だから保管費を考えるとマイナスになっちゃうよね、という原理で原油先物価格はマイナスになってしまっていたのだ。
おかげさまでエクソンモービルをはじめとする石油株の株価も駄々下がりでエグいことになってしまっていた。
そんなエクソンモービルから、なんと配当金が振り込まれました!!
ひゃっはあああああああああああああ!!
エクソンモービルから配当金が振り込まれたあああああああああ!!
そんな喜びもつかの間、いまだに含み損を抱えているエクソンモービルの株価を見て愕然となってしまった。
そのため頭が冷静になり、エクソンモービルから受け取った配当金を新規投資の資金に加えてNASDAQへ投資をすることにした。
要するにQQQというNASDAQ銘柄に分散投資が出来るETFを買ったわけだが、最近、以前に買って放置しているペプシコやエクソンモービル、それからIBMを売却してすべてQQQとVOOへの追加投資に分けて投資しようかと考えている。
というのも、ETFは管理が非常に楽だからで、しかも金がバラまかれまくっている今の状況だと経済が復活した際に米国市場全体はさらに盛り上がる可能性が高い。
なので、市場全体に分散投資出来るETFへ投資をした方が管理も楽だしリターンも確実に狙える可能性が高いだろう。
そのため、資金をこちらに振り分けようと思っている次第だ。
さて、そんな感じで別れを告げようかと考えているエクソンモービル君についてだが、その他の高配当な石油株たちは果たして今後復活をするのだろうか?
個人的な予測ではあるのだが、コロナワクチンが普通に行きわたるようになり経済が復活すれば以前くらいの水準まで株価は戻るのではないかと考えている。
というのも、石油を大量に使うのは先進国というよりも新興国と呼ばれる国々なので、経済が復活すればそれらの国々で輸出する商品を作るためにエネルギーをガンガンと使い、一旦は石油の需要は増えるだろう。
なので、必然的に石油企業たちの業績も回復して株価も元の水準くらいには戻ると思うのだ。
ただ、最近のクリーンエネルギーへのチェンジ、それからCO2削減ムードはもはやトレンドと言ってもいいくらいの流れなので長期的にはやはり苦しい展開になってくる可能性が高いように思う。
エクソンモービル君とは長い付き合いだったが、どうやら本当にお別れの時が来たのかも四hれないね。。
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