高配当株の株価が下落すると、配当利回りが上昇していくため、必然的に受け取る配当金は増加していく。
配当金生活に憧れるサラリーマンたちの場合、出来るだけ多くの配当金を受け取ることを優先して投資をするケースも多いので、株価下落局面で高配当株を買いたいと思うはずだ。
しかし、株価下落局面で株を買うのは思ったよりも難しく、中々現金を投入する勇気が湧いてこないのも事実だ。
現在は米国と中国がケンカしまくっているので株価が下落しているのだが、まだ直近で記録した過去最高値から10%も下げていないので、全然暴落状態とはいえない。
昨年末から年初にかけてはメチャクチャ株価が下落しまくっていたが、あの時のレベルまで株価が下落すれば、約20%程度の下落なので暴落と言ってもいいのかもしれない。
投資家としては、出来ればこういった場面で高配当株を仕込み、その後大きなリターンを手にしたいと思うところだ。
ただ、株を買うには「現金」が必要なので、株を買いたくても手元にお金がなければどうしようもない。
こういった瞬間に、いつもは「何も生み出さない」と言われている現金が輝きを放ちだすのだ。
サラリーマン投資家の強みは、定期的な給与収入により、現金が用意出来るところだ。
そのため、こういった株価下落局面で株を買って含み損を抱えたとしても、給与収入があるので生活に困ることはない。
しかし、給与というのは大体入ってくるタイミングが決まっているので、株価が下落している絶好のタイミングに手元にお金がなければ、一瞬で株価が上がってチャンスを逃してしまう可能性もある。
なので、定期的に入ってくる収入の一部を貯蓄しておき、株価暴落局面で買いを入れるための待機資金として残しておくことが必要だ。
そのためには、現金比率をいつも一定程度残しておくということが重要になってくる。
現金比率が高すぎるとリターンは低くなってしまうが、一部を投資に充てておくことによって、いつでも株式の比率を高くする準備をしておけば、最終的にはリターンが高くなる可能性もある。
なので、自分自身に最適な現金比率を普段から意識しておくことは、結構重要だと思うね。
株価暴落時にどういう高配当株を買えばいいかだが、自分的には配当性向が高くていつもは株価が高めな銘柄が指数などが売られている影響で株価が下がっていれば候補になると思う。
そういった銘柄をいくつかピックアップしておき、自分が納得できる配当利回りの水準まで達したら買いを入れるのもいいと思う。
自分は、昨年末の株価が暴落している局面では結局様子見をして、その後高配当株ではないが、観察していたソフトマックスは3倍以上にまで上昇してしまい、リライアコミュニケーションも好決算で爆上げしている...。
そしてその後買ったホクリョウは含み損状態となり、三機サービスは損切りという悲惨なことになってしまった。
なので、今回は買おうと思い、すでに証券口座に資金をスタンバイしている。
まずは高配当株でも買って配当金を増額させるかな...と思っている。
一つ間違いないのは、株価が下がったときの方が投資のチャンスになるということだ。
キャピタルゲインを狙うにしろ、配当金を増加させるにしろ、株価が低いときに買ったほうがリターンは大きくなるからね。
とはいえ、市場が下落しているときは株を買うのは中々勇気がいるが、やはり長期的に株価は上昇すると考えるならば、インデックスファンドでもいいから買っておいた方がいいんだろうね。
まあ、それが難しいんだけど。
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