昨年12月に買った高配当株であり人気優待株であるオリックスの株価が徐々に回復をしている。
オリックスは、配当利回りが4%を超えていて、株主優待カタログという株主優待ファンにも大人気の株主優待制度を用意しているのだが、金融株であるという特徴を持っていることから株価は低迷に低迷を続けていた。
1700円台で買った株価は一瞬だけ含み益状態になり、「ほうりゃああ、見てみい」と興奮したのも束の間、昨年末から本格スタートしてしまった米中貿易戦争の影響で株価はボコボコに売られている状態だった。
それが、最近ようやく買値の1700円台に株価が回復してきており、「もしかしたら含み益になっちゃう?」と淡い期待を抱いている。
オリックスの株価が回復してきている背景には、米中貿易戦争が少し休戦状態になってきたため円高が一服したことと、9月末が優待権利日(優待カードのみ・優待カタログは3月末)になっていることが関係している。
そのため、米中貿易戦争が再度着火した場合は当然株価は下がってしまうし、9月末を通過してしまったら当然のごとく株価は下がることになるだろう。
ただ、オリックスの株価が回復してきたことにより、昨年から保有している投資家は配当金の効果もあって微益状態になっている人が多いのではないだろうか。
オリックスに限らず、他の高配当株でもそうなのだが、やはり配当利回りが高い時に株式を買うとその後の配当金は増えやすい。
というのも、配当利回りとは株式の価格に対して配当金がどれだけ支払われるのかということを表す指標なので、当然のごとく配当利回りが高ければ配当金の額も増えていくことになる。
買ったその後にその企業が増配すればますます配当金の額は増えていくので、やはり配当利回りが高い時に株式を選別して買うという投資手法は後々のリターンが大きくなる可能性がある。
例えば、昨年末やつい最近もオリックスの配当利回りは5%を超えていたのだが、そういった際にオリックスを買っておけばその後のリターンはさらに大きくなる可能性も秘めていた。
高配当株の場合は人気がない株が多いので、株価が下がる時は大きく下がることもあるのだが、業績がメチャクチャ悪いなど減配の理由が見当たらなければ、個人的には投資候補にするのは悪くないように思う。
米中貿易戦争が現在やや緩和状態にあるので、日米の株式市場は好調を維していて、日経平均も節目の22000円を突破しそうな勢いだ。
米中貿易戦争はさらに悪化していくと個人的には思っていたのだが、実際には双方がやや歩み寄りを見せているような展開となっている。
しかし、今後日本株が上昇していくのかという点については、10月から消費税が増税されるため、かなりの疑問符がつくところだ。
一方で、株式市場は大方の予測を覆して上昇基調にあるので、まあ、時間が経過してみないと分からないな、という結論に行き着いてしまう。
10月の米中協議がスムーズに行くとは思えないが、仮にスムーズに妥協案が締結されたら株式市場はメチャクチャ上昇するんだろうね。
なにせ、株式市場の先のことを予測するのは至難の業なので、出来る対策とすればやはりリスク資産の比率をある程度保っておき、きちんと株式市場の上昇の恩恵を受けられる状態にしておくことくらいなんだろう。
まだ、もう少し株式を買っておきたいので、個人的にはよい株が出現しないのか待っているところだ。
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