配当金を得て不労所得によって暮らしていきたいという願望は、ここ日本で労働に従事する人であれば誰でも一度は夢みたことがある願いだ。
というのも、ここ日本の労働環境は外国人がビビるほど劣悪であることも多く、「働きたくない国ランキング」において上位ランカーになってしまうほど、日本の労働環境というのは世界的に見ても悪いそうだ。
長時間労働は当たり前で、サービス残業、それから付き合いでの飲み、接待など、外国人からしたら謎としか思えない拷問的労働環境で働く我々サラリーマンは、汗水流しながら毎日ボロボロになって労働所得を手に入れるのだ。
一方で、配当金や家賃収入などの不労所得については、資産を保有している本人自体は何もしなくても手に入る所得なので、労働所得とは全く異なる種類の所得だと言える。
そのため、そういったストレスを一切感じずに手に入れることが出来る所得を得ながら悠々と暮らしていけることが出来れば、サラリーマン生活によってたまった恐ろしい量のストレスから解放され、少年時代のような顔に戻ることも可能かもしれない。
配当金を得るために高配当株を買い集める人々は、そんな夢を見ながら株を買うことに明け暮れるのだ。
そんな配当金を生み出す高配当株を買うためには、日々の出費にも気を使う必要がある。
高配当株などの配当金を生み出す株式を買うためには、とにもかくにも株式を買うための資金が必要なのだが、そうした資金を貯めるためには支出を抑えないといけない。
そのためには、日常的な支出を把握し、その中から余分なものを排除して貯蓄に回していく必要がある。
例えば、毎日コンビニによって買い食いに300円くらいを使っていたとすると、1月で約1万円くらいの出費になることになる。
1万円あれば、投資信託に積み立て投資をすることもできるし、1年間貯めれば高配当株を買うことも可能だ。
また、行ってもいないスポーツジムに毎月5000円くらいを支払っていたり、タバコを毎日2箱吸っていたりしたり、缶ジュースを2～3本飲んでいたりすると、お金というのは驚くほどアッという間になくなってしまう。
逆に考えると、そういった出費を意識してコントロールすれば、高配当株を買うための資金をきちんと貯めることが出来る。
そして、そうして我慢して買った高配当株が何年も配当金を生み出すのであれば、出費を抑えた甲斐があるというものだ。
さて、前項で述べたように、日々の出費というのは無意識のままでいると幾らでも増えていく可能性がある。
コンビニに寄ったり、スーパーに寄ったり、居酒屋に寄ったり、サラリーマンの帰り道には出費をするには結構のスポットが点在していて、ついついそういったところで出費を重ねてしまうからだ。
そのため、無意識状態ではなく、意識を保った状態で1日に使う額をあらかじめ決めておき、無駄な出費を可能な限り回避するように努力をする必要がある。
缶ジュースを買いまくっているのであれば、まとめ買いしたペットボトルのお茶や水を持ち歩く、買い食いはしない、居酒屋には寄らない、などなど、細かく忍耐や工夫を重ねていくことでお金は徐々にたまっていくはずだ。
値上がりする株式を見分けるのは難しいが、こういった努力であれば比較的誰でもできるのではないだろうか。
そして、こういった努力をコツコツ重ねていくと、意外なほど資産は増えていくものなので、普段買い食いをしまくったり、居酒屋に立ち寄ったりしている人は、少しこういった取り組みをしてみてはいかがだろうか。
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