配当金を安定して支払ってくれる高配当株は、多くの投資家に安心感を与えてくれる、極めて優れた資産だといえるのだが、実際にこういった配当金を生み出す高配当株を保有している人は少ない。
人間は一度に大きな金額を受け取ると不安になるものだが、安定して受け取るお金には安心感を覚えるものなのだが、そういった意味でも配当金は非常に安定した所得だと言える。
しかし、多くの人は自分自身が汗水かいて稼いだ労働所得のうちから資金を捻出してそういった高配当株を買うという努力をすることはない。
なぜかというと、人々の多くは「投資」によって「お金がお金を生む状態」を作り出すことに興味はなく、ただひたすらに浪費を繰り返し、自分自身の欲求を満たすことで頭がいっぱいだからだ。
そのため、配当金を得ている人々はごく一部なのだが、富裕層の多くはその少数派に属していて、株式からの配当金を得て暮らしているケースが非常に多い。
現在、世界中の富の多くを、ごく一部の富裕層が独占していることが問題となっているが、逆に考えると富裕層たちが得ている配当金という株式からの産物は、われわれ庶民が資本家の側に近づく手がかりとなる可能性があるのも事実だ。
人間というのは欲望に極めて弱い動物なので、手に入れたお金をすぐに「無駄遣い」してしまい、一瞬で蒸発させてしまう傾向がある。
「無駄遣い」してしまったお金は、文字通り何も生み出すことはなく、使ったらすぐに無くなってしまうだけなのでその人にとって何のためにもならないケースが多い。
例えば、ギャンブルにつぎ込んだお金や、ストレス発散で酒を浴びるように飲んだ際に使ったお金というのは本当に何も生み出さず、使ったらそれで終わりという類のものだ。
しかし、株式という資産を買うとそれは後々まで残り、配当金という不労所得を支払続けてくれるため、富裕層たちは無駄遣いよりも株式などの資産を買うことに熱心なのだ。
無駄遣いする場合の最大のデメリットは、「無駄遣いを繰り返したくなる」という点だ。
無駄遣いを一度すると、またその体験が忘れられなくて無駄遣いを繰り返す、という最悪なサイクルに突入することもあるからだ。
そのサイクルに突入してしまった場合、「お金」は永久にあなたに寄ってくることはないだろう。
無駄遣いではない「お金」の使い方としては、やはり配当金などを生み出す資産を買うという選択肢が第一候補としてあげられるが、ほかにも資産性があるものを出来るだけ買ったり、後々役立つ自分自身の能力を伸ばす自己啓発にお金を使う、という使い方があるだろう。
例えば、値下がりしないことで有名なロレックスや価格が上昇する可能性がある金などを買っておくとか、英語やプログラミングの勉強にお金を使う、など、そういった方法で自分自身の能力を磨いておけば、将来的にその能力がお金を生み出す可能性はある。
そんな感じで、「後に残るもの」や「価格が上昇しそうなもの」に投資をすることで、お金を生きたものにすることは非常に重要だ。
そうしたお金の使い方をし続けることで、無駄遣いを出来るだけ減らし、「お金が増えていく」流れを作っていくことは、我々が生きるこの資本主義社会では非常に重要だ。
そうしたお金の使い方をしていかないと、いつまで経っても「単なる消費者」としてお金を使い続けるだけなので、心当たりのある方は少しづつお金の使い方を変えていくことをお勧めする。
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