老後の生活というのは、誰でもそうだが経済的な不安を抱えていて、その不安を配当金などの不労所得で和らげたいと思う人も多い。
配当金や家賃収入といった不労所得を得られる状態を作っておけば、年金がたとえ2000万円足らなかったとしても十分に生活をしていける可能性が高い。
というのも、不労所得は書いて文字のごとく何もしなくても入ってくる所得で、配当金や家賃収入といった収入を得ていても、資産を保有している投資家は何もしていないケースが多い。
そんな不労所得を確保しておき、きたる老後に準備をしておけば、年金だけで生活ができないという悲劇的な事態も回避できる可能性が高い。
老後に金銭的に行き詰ってしまった場合、下手をするとリカバリーがきかない可能性があるので、出来るだけ早くに老後の資金問題は解決しておきたいところだ。
その際、預貯金だけだと、ひたすら資産を食いつぶす状態になってしまうので、少し心もとない。
なので、リスクはもちろんあるのだが、配当金や家賃収入を生み出す資産を確保しておき、それを保有することで不労所得を得るという手段が有効になってくる。
人生100年時代にこれから突入するという話題をよく見かけるが、おそらくこれからさらにここ日本では人口の高齢化が進んでいくだろう。
医療が発達し、セーフティネットも行き届いたここ日本では、人々の寿命が劇的に長寿化しているのだが、今後テクノロジーが発達していくにつれて、さらにその傾向は顕著になっていくだろう。
その場合、高齢者たちを支えるためのお金がますます必要になり、そのお金を徴収するために増税がさらに加速していくことは間違いないように思う。
消費税、所得税、住民税などなど、様々な税金が上がり、われわれの生活はますます苦しくなっていくに違いない。
その時に、今と同じ支給額の年金で生活をしていくことが可能なのだろうか？
おそらく、その答えはNOで、ほぼ確実に今と同じ水準の年金では生活が苦しくなるか、立ち行かなくなることは目に見えている。
そのため、出来る限り早い段階から不労所得で対処の準備をしておく、貯金で2000万円以上を用意しておくなどの対策を取っておく必要が現実的にあると思う。
単純に考えて、10年前と比較しても今は様々な物の価格が上がっているので、20年後、30年後はどれだけインフレが進んでいるのか知れたものではないからね。
老後に資産を確保しておき、その資産から生み出される不労所得で生活費をカバーできるようにしておくことは非常に重要だが、もう一つ個人的に需要だと思っていることがある。
それは、自分自身で何かしら本業以外に稼げる能力を身に着けておき、老後もその能力を使って細々とでも稼げる状態を作っておくということだ。
例えば、月々5万円でも稼げるような状態にしておけば、生活的にもかなりゆとりが出てくるはずだ。
それには、アルバイトなどの労働所得よりも自分で何かを作りだすような能力を磨いておいた方がいいだろう。
ブログでもいいし、プログラミングでもいいし、ユーチューブ、noteなどなど、自分の好きな時にできる仕事を一つ完成させておけば、老後の働き方がぐっと楽になるはずだ。
それに配当金や家賃収入などの不労所得を加算することが出来れば、老後の生活費問題というのは完全解決する可能性が高い。
老後と言われる年齢に差し掛かると、若いころとは違って気力も体力も無くなってしまうことが予測されるので、早いうちからそういった能力は磨いておきたいところだ。
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