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【配当金】銀行口座をつくるよりも証券口座を作った方がいい【不労所得】

銀行口座をつくるよりも証券口座を作った方がいい

最近、年金2000万円足らない問題の影響で、もはや年金だけに頼ることは出来ず、自分自身で資産を運用をしないといけないということに薄っすらと気が付いている人が増えてきている。

株式や債券、投資信託にクラウドファンディング、それから不動産投資など、様々な投資手段が世の中には存在している。

それらの資産に投資をすることにより、少しでも保有している資産を増やしていき、老後生活を楽にするための準備を整備していくことが可能になってくる。

しかし、実際にそういった資産運用を始める方というのは驚くほど少なく、社会人になってからまずは銀行口座を開くという方も非常に多い。

初任給を貰ったらまずは銀行口座に残しておき、少しでも将来的に必要になるお金を残しておく、という行動パターンは新社会人お決まりのものだ。

ただ、一方で現金だけを積み上げていっても、なかなか老後に必要なお金を完全に積み上げることは難しいと言える。

自分としては、社会人になりたての人も、社会人になって時間が経過している人も、現在持っているのが銀行口座だけであるのであれば、証券会社で口座を開いておいた方がいいと考えている。

というのも、それらの口座で資産を買い、資産運用をスタートすることで、将来的に配当金などの不労所得で資産を形成する準備を整えておくことが出来るからだ。

金融商品は現金だけではないという事実を知る

日本人に刷り込まれている固定概念として、金融商品は「現金」のみというものがある。

日本人は親世代が投資をしていた、という人の割合が極端に少なく、そのため株や不動産、投信信託などの金融商品自体に対して馴染みがない人も多い。

その影響で、親世代がメイン資産として保有していた「現金」に対しての信仰が厚いのだ。

しかし、現在の日本の状況を見まわしてみると、消費税は増税されるわ、物はどんどんインフレで値上がりしていくわで、相対的に見た現金の価値というのは確実に下落している。

そういったことを考えると、現金だけを保有していて将来的に必要なお金を準備出来るのかといったら非常に微妙なところだと思う。

なので、銀行口座だけではなく、証券口座もキチンと作っておき、資産運用を少額からでも始めておく必要があるのだ。

証券口座を一度作っておけば、いざ資産運用を始めようと思ったときに、すぐに投資信託や株を買うことが出来るからね。

最初の投資商品はインデックス系の投資信託でいい

さて、証券口座の準備ができ、資産運用を始められる段階になり、お金にそこそこ余裕が出てきたらまずは投資商品を実際に買ってみることをお勧めする。

その際は、個別株ではなく、市場平均に投資をするインデックス系の投資信託を買うことをお勧めする。

S&P500や日経平均など、市場平均に投資をするインデックス系の投資信託であれば暴落して大ダメージを負うリスクも少ないし、暴落したとしてもドルコスト平均法等で買い増しを行えば、その後の株価回復局面でリターンを得ることが可能だからだ。

最近は、どのネット証券でも投資信託のラインナップは非常に豊富で、手数料の安いインデックス系のファンドも充実している。

個人的にはSBI証券や楽天証券がおすすめで、口座の開設方法も非常に簡単だ。

最近のネット証券は、他社との手数料競争も激しく、投資信託にしたって運用手数料の値下げ合戦が行われているため、投資家にとっては非常に恵まれた環境になってきているのだ。

これで、消費税あげる代わりに株の配当金とキャピタルゲインへの課税を10%にしちゃいます、という政策を取れば、投資人口は劇的に増える可能性があると思うんだけどね。

まあ、資産運用にしても何にしても、まずはやってみるということが非常に重要なので、今後の将来が現金資産の積み立てだけで不安という方は、まずは証券口座を作っておくだけ作っておく、というのも悪くはないだろう。

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