「ほら、10万円あげるから、これで好きなものでも食べてきなさい」
こんな感じで、最近は有名人たちが現金を恵まれない庶民に配るのがSNS上で流行っているらしいが、その中には結構胡散臭いものもあるらしい。
私は今まで生きてきて赤の他人から現金をプレゼントしてもらったことなどないが、普通に考えておかしい、と考えるのがまともな頭脳を持った大人の思考回路だろう。
まあ、前澤クラスならばいざ知らず、普通の一般人に毛の生えたような人間がお金を配っているのを怪しいと思わないのは、やはりどうかしているだろう。
ところで、仮にメチャクチャいい親戚のオジサンが、
「おい、かぶまくら、これでうまいものでも食べなさい」
と言って10万円くれたなら、それはそれで多分嬉しいだろう。
しかし、だ。
それよりも自分の場合はこう言ってもらった方がうれしいと感じるだろう。
「おい、かぶまくら、高配当株を10万円分あげるから、毎年5000円入ってくる配当金をコツコツと再投資しなさい」
そんなマネーリテラシーが高いオジサンは存在しない、というツッコミはさておいて、あなたならどちらの方がうれしいだろうか?
さて、さっきの問いに対してあなたはどうこたえるだろうか?
恐らくは、投資をしていない人であれば「すぐ使いたいから10万円をくれよ」という感じの回答をするのではないだろうか。
その場合、せっかくもらった10万円で酒を飲み、服を買い、そして風〇にでも行けばソッコーで消し飛んでしまうだろう。
一方で、「高配当株の方がいいです」と答えた方の場合は、その高配当株が後々株価上昇して大きな利益を手に入れる可能性がある。
さらには、株価上昇した高配当株を持ち続けたら長期間「配当金」という高配当な果実を手にし続けることが出来る可能性がある。
この二つの選択の差は非常に大きく、高配当株を選んだ人の場合は将来的にお金持ちになる素養を兼ね備えている可能性があるが、現金を選んだ場合はただ消費して終わりで後には何も残らない人生を歩む可能性がある。
まあ、それは言いすぎだが、要するに非常にシンプルな話で消費はお金を無くす行動だが、投資はお金を増やす行動だということが言いたいのだ。
投資をやっている人からしたら当たり前の概念だと思うのだが、このシンプルな原理を理解しておくと、将来的に手にするお金がかなり増える可能性が高い。
今回、なぜこんな記事を書いたかと言うと、結構シンプルな法則ほど忘れられている場合が多いからだ。
というのも、人間という生き物は非常に欲に弱い生き物なので、インターネットによって24時間欲望を刺激される現代社会の環境下においては、すぐに自分の欲望に巻けて意味不明な消費行動をしてしまうからだ。
私も偉そうに言っているが、いまだに意味不明な消費行動をすることがある。
そのたびに、「なんでこんな金の使い方したんだろう...?」と、頭の中にクエスチョンマークが浮かぶのだが、それは自分の欲をまだまだコントロールしきれてないからだろう。
この記事を読んでいる読者の方の中にも胸の覚えのある方がいるのではないだろうか?
ただし、その場合でも資産がコツコツと積みあがっているのであればノープロブレムだ。
しかし、「あー、最近全く金が貯まらねえ...」と悩んでいる方の場合は、もしかしたら今回お話したシンプルな法則をもう一度きちんと理解する必要があるのかもしれない。
最後にもう一度言って締めるとしよう。
消費はお金を無くす。
投資はお金を増やす。
株で夢をかなえよう
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