悪い借金を消費者金融などで続けないために知っておくべき原理
借金の中には悪い借金とよい借金があり、「悪い借金」の方を消費者金融やカードローンなどで借りまくってしまうと、、最悪の場合は自己破産してしまうケースすらある。
「悪い借金」とは、端的に言ってその場をしのぐために借りる借金であったり、趣味やレジャーなどの遊びのためにする借金のことだ。
これらの借金は、一度消費者金融やカードローンなどで借りると癖になってしまうし、借りた後に残るのはリアルに負債だけだというケースが非常に多い。
そのため、こういった借金を繰り返していると、構造的にその人の金銭問題は悪化していく可能性が高い。
人が借金をする構造は、極めてシンプルで、下記の方程式が完成することによって人は借金を負うようになっている。
・「収入<支出」
要するに、入ってくる収入よりも多くの金額を消費してしまうと、借金=負債はどんどん膨らんでいくということだ。
そして、負債が膨らむのに一役買うのが、消費者金融やカードローン、それからキャッシングといった手軽に手を出せる借金だ。
ローンは借金だということをきちんと認識をしよう
「ローン」と聞くと抵抗感が少ないが、「借金」と聞くと身構えてしまう人も多いのではないだろうか。
しかし、その言葉が意味するところは一緒で、ローンとは借金のことだ。
住宅ローンにカーローン、それから教育ローンにカードローン。
自分自身もローンとういう言葉にはそこまで抵抗感はないが、「借金」という言葉には抵抗感がある。
「借金」には暗いイメージがついて回るが、「ローン」という言葉にはそこまで重苦しい感じはない。
言葉の力をバカにする人も結構いるが、言葉を変換することによって起こせるマジックというのは、我々の想像を超えている場合が多い。
そのため、個人的には割とまじめに「借金」という言葉を「ローン」という言葉に変換しなければ、「悪い借金」を重ねる人が減る可能性はあると考えている。
無駄な借金とは何かを自分の頭で考えることが重要
借金が増え続けていくケースの一つに、生活に必要のない「不要な借金」を消費者金融やカードローンなどで重ねてしまうというパターンが多い。
住宅ローンや教育ローン、それから車が生活に必須の地域では車のローンなどは、社会にとって必要な借金制度だ。
しかし、そうではない種類の借金も実はあって、前述したように「趣味やレジャー」などのために使う借金というのは基本的には生活に必要の無い借金に分類される。
例えば、旅行に行くためや、服を買うため、それからギャンブルに使うためや、ブランドものを買うために消費者金融やカードローンを利用するといったケースがそれに該当する。
そういった利用目的で慢性的に「借金」を利用し続け、その結果負債が膨らみ続けていくと、その「借金」はその人の経済状況を破壊してしまう可能性が高いだろう。
というのも、そういった「借金」を利用し続けた結果、先ほど記載したシンプルな「収入<支出」の方程式が成立しているのであれば、それこそ「借金」は無限大に膨らんでいくからだ。
そのため、きちんと「収入<支出」の状態を続けるとどういう状態になってしまうのかを理解し、こういった不要な借金を消費者金融やカードローンで借りる行為をやめない限りは、その人の経済状況は改善されることはないだろう。
これは、ごくごく当たり前のことなのだが、借金を利用しまくっている状態のときは盲目的になってしまっているケースが多いので、「ヤバい」と思う前にきちんとこの原則について考えてみる必要があるだろう。
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