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セブン銀行のATMはGW前に空いていたが、みずほ銀行のATMに長蛇の列が出来る謎

ATMに長蛇の列

GW前、みずほ銀行のATMや、都心の金融機関の窓口に金を引き出そうとする客が殺到していたらしく、一時現金が不足するATMまで出現したそうだ。

連休前なので、早めに現金を引き出しておきたいという、現金難民たちのニーズが爆発したわけだが、多くの金融機関ではこの連休中はATMを使える運営にする方針なので、なぜそこまで急いで現金を引き出したのか疑問だ。

一体、誰がそんなおっちょこちょいな行動を取るのだろうか?

それは、おいらだ。

仕事中に、なぜか勢い余ってセブン銀行のATMで連休用の現金を引き出してしまった。

別に楽天カードを使えば決済に困るケースなどほとんどないはずなのだが、現金がないと不安だと思い、ついつい引き出してしまったのだ。

そして、少し疑問に思ったのだが、いったい何故みんなセブン銀行のATMで現金を引き出さないのだろうか?

みずほ銀行に代表される都銀等の窓口に行ったり、店舗のATMなんかはこの時期絶対に混んでいると予測できたはずだし、セブン銀行のATMであれば全国のセブンイレブンどこでも設置されている。

なので、合理的に考えればセブン銀行のATMで現金を引き出した方が楽だし、並ぶ時間もないので絶対に合理的なはずだ。

なのに、いまだに銀行の窓口に現金を下ろしに行く人たちがいるのも事実だ。

セブン銀行のATMの利便性

今現在、銀行の窓口に行く必要があるケースというのは、融資を申し込んだり、住宅ローンを借りたり、投資信託等の資産運用に関する相談をするときくらいだ。

現金を下ろすだけであれば、よほどの大金でない限りはATMで事足りるし、一般の人々はATMで引き出せない程の額の現金を必要とする機会などほとんどないのではないだろうか。

それにもかかわらず、メガバンク等の店舗に人が殺到する現象が起こるのは一体なぜなのだろうか?

おそらくそれは、日本人の中にいまだに「現金は店舗で引き出すもの」という意識が残っているからではないだろうか。

また、ATMにしても自分が利用している金融機関のATMを利用した方がいい、という謎の理論が日本人たちの頭に叩き込まれている可能性もある。

しかしATMを利用するのであれば、ほぼ間違いなくセブン銀行のATMが一番利便性が高く、また操作性においても他のATMより使いやすい。

セブン銀行のATMは全国どこにでもあり、誰でも利用することは可能なはずだ。

それにもかかわらず、「時間」を使う可能性がある銀行の店舗やATMを利用する人が多い。

銀行の店舗やATMに行くと「時間」という「資産」が著しく毀損されるということを、あまり皆認識していないようだ。

最近、働き方改革等が始まったおかげで、ようやく日本人たちの間にも「労働時間」に対する問題意識が芽生えてきたが、自分自身のプライベートな「時間」が「資産」だということを意識する人は少ないように思う。

それはなぜかと言うと、ここ日本でもそうだが、圧倒的に労働者の人口が多いため、労働者基準の価値観が浸透してしまった結果だと思う。

労働者の価値観

「労働者基準の価値観」とは、いわゆる社畜脳と呼ばれる退化した脳に備わっている価値観で、サラリーマンであるおいら自身も当然「社畜脳」を搭載しているので、自分自身がもまだ少し持ち合わせている価値観だ。

この、「労働者基準の価値観」というのは、ようするに「お任せの価値観」のことだ。

通常、サラリーマンに代表される労働者たちは、企業に所属してその命令に従うことで定期的に安定した給料を得ている。

そして、日本企業の場合は会社に行ってさえいれば給料を貰えるというケースが多いので、「よし、今日も会社に朝の7時に出勤して、夜の9時まで残業してお給料をもらうぞ!」という考え方が脳にインプットされていく。

要するに、「提供する時間と価値」を意識するのではなく、「貰う給与」だけを意識して働いている人たちが圧倒的多数なのだ。

なぜかというと、ここ日本では適正な成果報酬制が一切根付かないので、昭和から引き継がれてきた「会社に一生懸命出社してさえいればお給料が貰える」という負の認識が余裕で蔓延しているからだ。

なので、「時間」が「資産」だと考える習慣が全くないのだ。

しかし、自営業者の場合は「時間」が「資産」だと認識している人の割合が多い(無意識的にでも)。

なぜかというと、自営業の場合は「時間」を無駄にダラダラ使っていたら、一瞬で干上がってしまって飯が食えなくなる可能性があるからだ。

なので、いかに「時間」を効率的に使い、現金を稼ぐかということを考える。

副業をやっているサラリーマンの方等の場合でも、「時間」とは「資産」だと理解している人は多い。

なぜなら、飲み会に行って数時間使うよりも、その時間を使って副業をした方が収入を最大化出来ることを知っているからだ。

つまり、「時間」=「資産」だということを知っているのだ。

これからの日本社会は、恐らくだが「時間=資産」ということを認識している人と、そうでない人の間でかなり経済的格差が広がっていく世の中となっていくはずだ。

端的に言うと、先日経団連の会長が終身雇用を維持出来ない、と発言していたことからも分かるように、無駄に会社で「時間」を使っても給与も増えないし、終身雇用すら保証されないからだ。

なので、このブログの読者の方には、常日頃から「時間=資産」という考え方を持ちながら行動することを強くお勧めする。

偉そうなことを言っているように聞こえるかもしれないが、例え1兆円を出しても今過ぎた1分も買えないことを考えると、確かに「時間=資産」は事実だと思うんだよね。

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