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【老後破産】公的年金など一切当てにならないので老後破産を回避する対策を練ろう

老後破産という言葉を聞くと、目の前の鮮やかな色彩に彩られた光景が一瞬でセピア色に変色し、その後色を失ったモノクロに変化する。

老後破産というと、どこか遠くの世界で起こっている悲惨な出来事のような気もするが、普通に我々の身近で増加している現実的な減少だ。

老後破産となる原因は人それぞれだが、共通しているのは収入が途絶えた老後に収支のバランスが崩れてしまっているということだ。

多くの人々にとって老後のメインとなる収入源とされているのは公的年金だが、その支給開始年齢はどんどん先延ばしされており、将来的には75歳となる可能性も指摘されている。

もちろん、将来発生することを確実に予測することは不可能なので、将来的に公的年金の支給年齢が現状の65歳からさらに先延ばしされるのかは不明だ。

ただし、支給金額と支給開始年齢の問題については、日本の少子高齢化している人口構造を考慮すればネガティブな未来が待っている可能性は非常に高いだろう。

そして、公的年金の問題はモロに高齢者たちの収支にモロに影響してくるのは間違いない。

老後破産の原因は人それぞれだが、一番多いのは単純に貯蓄などが尽きてしまい、公的年金だけでは生活が支えきれなくなったというケースだろう.

サラリーマンの場合は現役時代に安定した給与をもらい、マイホームなどの資産を持っている人も多いので、そういった老後破産とは無縁だと思われている方も多いかもしれない。

ただ、マイホームを資産として保有している場合、退職金でようやくローンを返済し終わったりする方も多く、そのせいで現金など流動性のある資産をあまり保有していない状態となっている場合も多い。

そうなると、いざという時にはマイホームを売却して現金を確保する必要があるが、日本は少子高齢化で人口減少が著しく住宅需要も減っていくことが予測されるので、地方などにマイホームを持っている場合は売るに売れない状態となってしまう可能性が高い。

なので、マイホームを持っているにも関わらず、金銭的に困窮してしまうというケースも十分に想定できるのだ。

そのため、老後の収支を崩壊させないためには、やはり流動性のある現金や株式などの資産を保有するか、老後にも安定した収入を得られる職業を確保しておく必要がある。

そして、その2つの安定要素の確保については、若いうちから取り組んでおかないと手遅れとなってしまう可能性が非常に高いということは覚えておいた方がいいだろう。

ところで、公的年金というのはどれくらい頼りないものなのだろうか?

国民年金の支給額の満額は65000円程度なので、厚生年金を合わせても15万~20万円程度の場合が多いと考えられる。

15~20万円程度と聞くと独身者であれば何とか生活していけるように思えるが、それはあくまでも「これまでの日本であれば」という前提条件の元での理解だと思う。

昨今はここ日本でも様々な生活必需品が値上げされまくっており、将来的にはさらにインフレーションが進んで生活コストが上昇することが予測される。

そうなると、今までは15万~20万のコストで成立していた生活が成立しなくなってしまう可能性もあるだろう。

なので、たとえ今は年金だけで生活出来ている層が多くいたとしても、将来的にはそれが不可能となってしまうケースが増えていくのではないかというのがおいらの個人的な予測だ。

最近、高齢者が万引きで捕まったり等、老後のお金に関する問題に紐づいた暗いニュースが多い。

本来、老後というのはそれまで一生懸命働いてきた体を休め、心から残された人生を楽しむ時間だ。

それなのに、暗い出来事にその時間が染められてしまったら、人生の終わりが絶望的な状態となってしまう。

それを防止するためには、毎月貯金をしたり、本業以外の副業を頑張ったりしてとにかく金を貯めておくことが重要だ。

そして、そうして稼いだ金を投資に回すことによって資産を拡大させていき、老後までに盤石な状態を作っておく必要があるだろう。

引退するときまでに十分な資産を築いておき、老後も攻めの姿勢で生きていけるように自分が得意な副業で稼げる状態にしておけば、「老後破産」は遠い世界の問題となるだろう。

老後に攻めの姿勢で生きていける状態にしておくことは、結構重要だと思うんだよね...。

年金などの支給額や貯金の切り崩しだけで生きていくよりも、安定的に自分で稼げた方が心も安定すると思うからね。

徐々に目減りしていく貯金額を見つめたり、一向に支給額が増えない年金をじっと見つめているよりも、自分で動いて攻めながら老いていくほうがきっと楽しいとも思うしね。

老後に攻めながら生きていくには、前述したとおりに「自分が老後でもできる仕事」を現役時代に確保しておくことが必要だ。

そして、それは多分、自分なりのオリジナル事業のようなものにしておいた方がいいだろう。

ブログ、ツイッター、自分が保有している資格をインターネットを活かして商売に転換する、 などインターネットを使用して自分の特性を活かした自分なりの収入経路を確保しておけば、最初は小さな収入であっても後々大きな収入源とできる可能性が高い。

別に単純作業のアルバイトで金を貯めるのを否定はしないが、それだと安定性と長期の継続性という観点で考えるとかなり限界があるように感じる。

それに、アルバイトなんかだと上下関係があるので、サラリーマンの方の場合は職場と同じく人間関係で疲れてしまうという悲劇が発生してしまう可能性がある。

なので、老後破産を回避するための副業ビジネスを行う場合、「自分なりのオリジナル」を時間をかけてでも構築しておくのが正解なのではないかと思う。

ベーシックインカムが導入されて、国民全員が一切働かなくても楽しく暮らしていけるようになればいいのだが、恐らくほぼ100%そうはならないと思うので、やはり老後の対策は若いうちから十分に練っておいた方がいいだろう。

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