楽天市場では、年間で売れたものをランキング化したものを発表していて、そういった商品を見ていると、どんな商品が今売れているのかが分かる。
楽天市場で楽天カードを使うと楽天スーパーポイントが貯まるので、そういった人気商品が買われまくった結果、凄まじい額の楽天スーパーポイントが動いているはずだ。
楽天市場では様々な商品が販売されており、楽天スーパーポイントを使って買えない商品を探すのが難しいほどだ。
そのため、楽天市場で人気の商品を見れば、最近の消費者の傾向がある程度分かるのではないだろうか。
一体どんな商品が楽天市場で買われているのだろうか？
少し興味があったので、楽天市場で確認をしてみた。
楽天市場で2018年に最も売れた商品は、ミネラルウォーターのクリスタルガイザーだそうだ。
クリスタルガイザーはアメリカ産のミネラル・ウォーターで、自販機でも売っている。
会社の近くの自販機で売っていたことがあったので、個人的にクリスタルガイザーを飲みまくっていたことがあるのだが、普通に飲みやすくておいしいミネラル・ウォーターだ。
しかし、自販機の値段は確か110円だったので、20日間クリスタルガイザーを２本飲み続けると4400円になる。
4400円といえば、格安スマホの使用料を余裕でまかなえる金額なので、かなりもったいない金の使い方だ。
しかし、楽天市場でクリスタルガイザー買った場合、現状では48本で4400円の半額程度の価格なので、普通に考えたら楽天市場で買っておけばよかったのだ．．．。
まあ、最近は楽天市場でミネラルウォーターはまとめ買いしてるんだけどね。
今まで消費しまくっていた分がもったいなさすぎる．．．。
それにしても、楽天市場でもミネラル・ウォーターは非常に人気がある商品となっているようだが、そのことからも、日本人の健康志向が高まっていることがよく分かる。
自分が小さかった頃なんかは、みんな水道水をガブガブ飲んでいたように記憶しているのだが、最近ではみんなミネラル・ウォーターを飲んでいることが多いからね。
ただ、今自分が水道水をガブ飲み出来るかといと、やはりミネラル・ウォーターを買ってしまう。
水は飲みすぎはダメだそうだが、老廃物を体内から排出するのにも効果があるそうなので、最近は健康を意識して水を飲む人も多い。
ミネラル・ウォーターの場合は、毎日飲む人も多いので、その場合は楽天市場等で安くまとめ買いしたほうが安く済んで経済的にもメリットがあるんだろうね。
その他の人気商品についてだが、コンタクトレンズやお米などの食料品がランクインしていた。
コンタクトレンズや食料品は、ひと昔前であれば近所のスーパーや眼科に併設されているコンタクトレンズショップで売っているものだった。
しかし、現在では楽天市場に代表されるECマーケットで買う人も相当多いようだ。
自分自身も、コンタクトレンズは楽天市場で買っているのだが、普通に届くのも早いし、値段も店舗とは比較にならないほど安い。
なので、今後も楽天市場でコンタクトレンズを買い続け、店舗で買うことはないだろう。
最近は買い物に行きたくても行けない「買い物難民」が増えているそうだが、これから高齢化社会が進み、老人の数が増えていくにしたがって、さらにECマーケットで買い物をする人が増える可能性がある。
今は人間が配送を担っているので配送費のコストが大きく、安い商品についてはネットで買うメリットがないが、自動運転技術が本格的に広がってその部分の問題が解決されれば、さらに店舗からネットへ消費の場が移っていくんだろうね。
最近思うのだが、このまま楽天市場のようなネット市場に消費の場が移っていった場合、店舗型のビジネスは相当細っていくのではないだろうか？
というのも、ネットの方が絶対的に人件費を抑えることが出来るので、提供する商品の価格も低く設定することが可能だからだ。
なので、「～さん家の手作り豆腐」みたいな特徴のある個人商店の商品以外は、価格設定の低いネットで買う人が圧倒的多数となっていくだろう。
そのため、イオンモールのようなアトラクション的な要素がある店舗や、「～さん家の商品」的な特別な商品を販売している店舗以外は、かなり苦しい状況となっていく気がする。
街中から家電量販店やスーパーが消えてしまったりすることは、現在では考えられないが、もしかしたら意外と生き残るのは個人商店で、そういった店舗は消えてしまうかもしれない。
これまでは個人商店は巨大企業に駆逐されてきたが、意外と生き残るのは特徴のある個人商店なのかもしれないね。
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