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楽天銀行にログインできない!合言葉を忘れた私が取った行動とは!?

な、なんでじゃ!?

何度も楽天銀行にログインしようとするのだが、どうしても合言葉が思い出せず、ログインができない。

そもそも、合言葉なんかあったのか??

そして、何度もログインしようとして間違った合言葉を打ち込み続けた結果、「しばらくの間ログインを制御します」的なメッセージが出てしまって、操作自体が出来なくなってしまった。

うん、よかった、楽天銀行のセキュリティはちゃんとしている。

全くの別人が他人の口座にアクセスするのをシステムで防いでいるんだね!!

安心したよ、グッジョブ楽天銀行!!

...。

なんでじゃああああああああああああああああああああああああ!!!

こういう経験、みなさんはおありだろうか?

おいらは、つい最近、このような悲劇に見舞われてしまった。

🏧  🏧  🏧

楽天証券を使っている方であれば、大体の場合、同時に楽天銀行の口座も開設している場合がほとんどだ。

この楽天銀行、楽天証券と開設するといくつかメリットがあるのだが、その中でも一番便利な機能がマネーブリッジだ。

マネーブリッジとは、楽天証券の口座と楽天銀行の口座を連携させることで、自動入出金を可能にしたり、優遇金利が適用される制度のことだ。

通常、ネット証券で株を買う場合、まずはネット証券の口座へ金を入金する必要がある。その場合、まずは別の口座からネット証券の口座へ振り込みを行うという手間がかかる。

しかし、金融機関によっては振込手数料がかかるし、何よりも時間をロスするというデメリットがある。

長期投資の場合は、実際はほとんど関係ないのかもしれないが、いざ自分が株を買おうと思った時に、スルスルとその株が値上がりした結果、結局買えないという悲劇も結構起こったりする。

最近、おいらはYahooの株式を買おうとして見事にタイミングを逃してしまい、買えなかったわけだが、買おうと思った株に限って一瞬で値上がりしてしまうという場合が多いように感じる。

マネーブリッジで、自動スイープ(入出金)を設定していれば、楽天銀行の口座にあるお金をいつでも楽天証券の口座に移動させて株式を購入することが出来るので、そういった悲劇を防ぐことが出来るのだ。

この機能は、本当に重宝する。

そして、マネーブリッジを利用するもう一つのメリットが、優遇金利の適用だ。

楽天銀行では、マネーブリッジを利用している預金者に対して、通常の預金よりも優遇した金利を提供している。

現状では、通常の預金に適用される利率が0.02%であるのに対し、マネーブリッジの利用者に適用される利率は0.10%だ。

株式の配当金と比べると見劣りしてしまうが、メガバンク等の普通預金の利率が0.001%程度なのを考えると、その100倍の利率ということになる。

円建ての元本保証と流動性がある金融商品では、低いように感じるかもしれないが、破格の金利だと言っていい。

メガバンクの1年もの定期預金の利率が0.010%であることを考えると、やはり相当高水準な金利が適用されると言っていいだろう。

🏧  🏧  🏧

そんな感じで、楽天証券とセットで開設するとメリットの大きい楽天銀行の口座なのだが、ログイン時にユーザーIDとパスワード、それに「合言葉」が必要になる。

今回、記憶力の著しい低下により、なんとおいらは自分で設定した合言葉を忘れてしまっていたのだ。

そもそも、楽天証券の口座は1週間に1度くらいはチェックするが、楽天銀行の口座にログインすることなどほとんどない。

そのため、自分が設定した合言葉を完全に忘れてしまったのだ。

何度もログインに失敗し、「ログインを制限します」的なメッセージが出てきたときにはさすがに焦った。

もしかしたら、このまま一生楽天銀行にログインできないかもしれない。

一瞬、その恐怖が頭の中をよぎり、冷たい汗が背中を伝った。

嫌や、嫌あああああああああああああああああああああ!!!

しかし安心してほしい。ユーザーIDやパスワード、そしてログイン時の合言葉認証に必要な合言葉を忘れた場合の対処方法はきちんと用意されている。

さすがは、みんなのメインバンク、楽天銀行だ。

まず、ユーザーID、パスワードのどちらか一つだけがわからない場合は、ネットだけの手続きでそれらを初期化することで解決が可能だ。

楽天銀行のHPから入って、ログイン画面→画面下の「ログインでお困りの方」から当てはまるものを選んで、クリックすればいい。

ユーザーIDとパスワードの両方がわからなくても、カスタマーセンターに連絡をするか、自分の氏名・生年月日・住所・電話番号を入力すると、郵送でログインパスワード設定用番号が送られてくる。

そして、今回おいらが忘れてしまった合言葉も、自分が登録するメールアドレスに初期化用のワンタイムキー(一度だけ送付される番号)を送ることで解決する。

セキュリティーから入って、合言葉認証→再設定方法と進めば、「合言葉の初期化」ということころに辿り着くので、そこから手続きを進めることが出来る。

しかし、何故か何度登録したと記憶していたメールアドレスにワンタイムキーを送っても、全く届かない。

「な、なんでじゃあああああああああああああああああああ!!」

思わず、PCの画面を破壊しそうになった。

だけど我慢して進んでいくと、自分の支店番号や口座番号がわかれば、郵送でワンタイムキーを送ってくれることが判明した。

ハガキが届くまでの日数だが、おいらの場合は意外と早くて、登録してから4日ほどで届いた。

そして、そのハガキに書かれていたワンタイムキーを使って合言葉を初期化し、何とか楽天銀行の口座にログインすることが出来たのだ。

🏧  🏧  🏧

実は、楽天銀行のHPにこういった場合のQ&Aはきちんと記載されているので、調べれば大体の場合ログインできないといった事態は解決することが出来る。

それにしても、他の地銀やメガバンクなんかの金利を見ておもったのだが、果たして今の時代、店舗型のそういった銀行を個人が使うメリットって何かあるのだろうか?

銀行の店舗に行けば長時間待たされたりする場合もあるし、そこまで行く時間がそもそもの無駄でしかない。

また、一定の預金額を預けている預金者には、営業員なんかが「こんにちわ」と出てきて、意味不明な投資信託を勧めてきたりするケースもある。

銀行で営業員が販売してくる投資信託は、たいがい販売手数料が高いものばかりで、買ってしまったあとで、とんでもないものを売られたと気づくことだってある。

様々な銀行が、毎月分配型の投資信託を一所懸命売りさばいていたのを考えてみても、それがよく分かるだろう。

しかも、金利はネット銀行よりずっと低い。

さらには、銀行振り込みをする場合には振込手数料を取られたり、ATMでお金を下ろすのにも手数料が発生する。

なんで銀行に預けてあげている金を引き出すのに、金を取られてしまうのだろうか?

銀行は、預金者から預かった金で商売をさせてもらっているはずなんだが...。

よくよく考えると、ATM手数料は謎すぎるのだが、そのことを疑問に思う人は結構少ない。

ネット銀行の場合は、月何回かまでは無料としている場合がほとんどだ。楽天銀行でも、月5回まではATM手数料が無料となっている。

振込手数料についても、ネット銀行の方が普通の銀行より安い場合が多い。

ちなみに、振込手数料やATM手数料の点では、おいらも使用している新生銀行の方がメリットが大きいと思う。

うーん、書けば書くほどメリットが無いように感じてきたが...。

いや、一つある!!

もしも自分が暗号もパスワードも思い出せず、パソコンの操作すらままならないほど衰えてしまった場合、店舗型の銀行へ行けば、通帳さえ手元にあれば金を引き出すことができる。

あとは住宅ローンの相談に乗ってもらうときくらいだろうか。

...。

うん、パソコンを使える現役世代の年代が店舗型の銀行を使うメリットは、やはりほぼ無いと言っていいかもしれない。

融資を受けている法人等であれば、店舗型の銀行を使うメリットはあるが、個人の場合だとやはりほぼないんだよな。

そう考えると、日本の地銀やメガバンクの個人部門には相当な逆風が吹いていると言っていいだろう。

最近は、スマホによる情報の普及により、個人の金融リテラシーの平均値も以前よりかは上がっているだろうから、店舗型で営業している銀行には、ネット銀行には無い「使用するメリット」がないと個人部門は生き残っていくことが出来なくなってくるだろう。

恐らくだが、そういった個人部門において、ネット銀行になくて店舗型の銀行にあるものと言えば、それは生身の人間による対応だ。

手数料の安さなんかで普通の店舗型の銀行が、ネット銀行に勝つことは多分不可能だ。

だから、ネット銀行にはない生身の人間による対応で差をつけていくしかないだろう。

具体的には、金融リテラシーの低い人たちに、その人のライフプランに沿った最適な金融商品を紹介する、といった具合にだ。

その過程において、その販売員を信頼してもらうことによって、銀行が売りたい手数料の高い商品などもたまに納得してもらったうえで買ってもらう。

結局は、そういう地道な営業を行っていき、提供するサービスのレベルを上げていくことでしか、店舗型の銀行が個人部門で生き残っていく道は残されてはいないような気がする。

まあ、最後に頼りになるのは、何やかんやでマンパワーだというわけだ。

消費者が便利になるのはいいが、便利になった分、不便利を商売の種にしていた既存のサービスは淘汰されていくので、今後さらにネット銀行が増えたり、個人間の送金サービスなんかが普及していけば、大規模な地銀の破綻が起こる可能性だってあると思う。

そうなると、多くの食い扶持が失われることになるので、世の中は便利になるが、その分失業する人も増えるということになる。

そう考えると、あんまり便利になりすぎるのも考えものかもしれないね。

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