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【社会が激変】コロナによる人口激減とベネチアに戻ってきたイルカ

人口激減がコロナウイルスによって起こる理由と経済の変化

コロナウイルスの感染拡大により、今現在リアルタイムで世界中の都市がロックダウン状態にあり、多くの人々が強制的に家に閉じ込められるという今まで人類が同時に体験したことがないような状況になってしまっている。

この状態は、まさに前代未聞と言える状況で、グローバル経済が進みすぎた結果、「人」の移動に制限を掛けることが出来ず、結果的にコロナウイルスの蔓延を止められなかったことによる弊害はあまりにも大きすぎる。

皮肉なことに、経済のグローバル化が結果としてグローバル経済を破壊してしまっているのだ。

その結果、今現在はコロナウイルスによって多くの人々が亡くなり、さらには医療現場が崩壊を起こし始めるなど、事態は悪化の一途をたどっている。

ただ、コロナウイルスによる新型肺炎が原因で亡くなる人々の数はその致死率の低さから、世界人口の激減を招くような類のものではない。

我々が暮らすここ地球上の人口は超長期間増え続けており、有史以来初めて人口が減少した日本という例外は除くとして、地球全体でみると人口は増え続けている。

その勢いはすさまじく、人類が増えすぎた結果、「水」が減少し、巨大な湖が干上がてしまうという考えられないような現象が実際にこの地球上で起きている。

「豊かさ」が世界中に行きわたり、地球上の限りある資源を食い尽くすまで人類は増え続けようとしていたのだが、ここにきてコロナウイルスにより、人口増加にストップがかかる可能性が出てきたと個人的には考えている。

コロナウイルスのワクチンが開発されるまでに起こること

コロナウイルスに関しては、その症状を感知させるワクチンが開発されるまでは、今現在のようなウイルスの蔓延を完全にストップすることは不可能だと言われている。

それはまさにその通りで、根本的に事態を解決させる方法が開発されないと、蔓延しては収束し、蔓延しては収束し、を繰り返すことになるだろう。

そのため、今現在政府が緊急事態宣言を出して人々の外出を制限しているが、この状態が長期間続くと考えた方がいい。

そうするとどういうことが起こるかというと、実体経済はほぼ間違いなく収縮する。

もっとわかりやすく言うと、これまでは街にあった居酒屋やアパレルショップ、それからコーヒーショップに飲食店などが激減し、街が空っぽのような状態になっていく。

街が空っぽの状態になると、もはやお金を使う場所がなくなるため、相対的にお金の価値が下がり、インフレーションが発生しやすい状態になるだろう。

商品が激減し、紙幣の発行量が増え続ければ、当然のことながら限りある商品の価格は上がるだろう。

そして、これから開発される商品のほとんどは、居酒屋やメーカーのように現物の「物」を提供するようなスタイルではなく、人々が引きこもっていても利用可能なインターネット上のデジタル商品になっていく可能性が高い。

要するに、現物の商品は減り、デジタル商品が増えていくということだね。

そうなると、個人でも開発可能な商品が増えていくので、「会社」という組織運営形態は少しづつ衰退していくかもしれない。

さらには、経済以外のことでいうと、この状態が長期間続くと人口が減る可能性があるのではないかと思っている。

インターネットの普及と外出の減少で人口が激減する可能性

さて、いったいどうして今回の状況が続くと人口が減ると考えるかというと、人々の外出が制限されているこの状況下では、基本的には経済自体は衰退していき、子供を育てる余裕が先進国の人々の間ではなくなってくるからという理由もある。

要するに、みんな自分でいっぱいいっぱいの状態になり、恋人を作って結婚をしたり、子供を作ったりする人が新たに増えにくいような環境になる可能性があるのだ。

ただ、それよりも深刻だと思うのが、インターネットで様々なことが疑似体験できるようなサービスがこれから広まっていくにつれ、現実空間よりもデジタル空間で過ごす人が増え、リアルでの「人」と「人」の出会いが極端に減っていく可能性があることだ。

マッチングアプリなんかで出会ったとしても、外出が制限されていたりすれば、これまでのように遠距離の人同士が実際に会う可能性は低くなっていくだろう。

さらには、職場や学校などでの男女間の接触回数も減るため、少なくとも先進国においては今回のコロナウイルスによってしばらくは人口が増加しないような環境になっていくのではないかと考えている。

新興国においても、これは恐らく同じで、この状況が長期間続くと出生率に影響を及ぼす可能性がある。

最初の1年くらいは人口増加のペースをこれまでにカップリングされた人々が維持すると思うのだが、それ以上になると新たなカップルが減り、経済的な事情もあって人口が増えづらくなるだろう。

ただ、それは長期的に考えると人類にとって悪いことばかりではないかもしれない。

というのも、最近、人々の暮らしについてはバッドニュースばかりが流れてくるが、一方で人類の生産活動がストップしたことにより、地球の自然環境が回復しているケースが見られているという。

水の都であるベネチアでは、観光客が激減した結果水質が改善され、なんとイルカの姿が見られたり、白鳥が戻ってきているという。

東京にしても、江戸時代はベネチアを遥かに超える水の都だったので、外出制限や企業活動のストップで都内を流れる川に美しさが戻る可能性はあるだろう。

江戸はその頃で人口が200万人くらいいて、世界最大級の都市だったわけだが、その人口が必要とするタンパク源のほとんどを東京湾からとれる魚介類で賄っていたのだから、今とは海の豊かさが全く違っていた。

なので、この状況が長期化すると、海や空気などの自然には好影響が出る可能性が高く、半年後にはその様子がテレビなどで放映されているような気がする。

コロナウイルスによって経済活動が停止し、地球温暖化にストップがかかることで、破壊されかけていた自然が回復し、結果として人類という種の寿命が保たれることになる可能性は十分あるだろう。

現在のコロナウイルスの蔓延による経済崩壊は、確かに悲惨な状況なのだが、もしかしたらその先には本当にSDGsの概念が浸透した持続可能な社会が形成されているかもしれない。

そう考えると、コロナウイルスの蔓延については非常に深刻な問題なのだが、「人類」という種の存続という観点で考えた場合、別のものが見えてくるのではないだろうか。

かぶまくら