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最悪なタイミングで炭酸飲料メーカーの株を買ってみた

どーもこんばんわ!

前回記事で大親友のエクソンモービルを買い増したと書きましたが、ついでにもう一つ銘柄を新規に購入いたしました。

その銘柄が何かもうわかりますね?

そう、最近なぜか消費者にメッチャクチャに嫌われ始めた「炭酸飲料とスナック菓子を作りまくっている会社」であるペプシコを買ってみました。

何故、コカ・コーラではなくてペプシコを購入したのかというと、おいらが最近通っているモスバーガーで提供されているのがペプシコーラだからです。

実はおいら、これまでペプシコーラをあまり飲んだことがなかったのですが、モスでハンバーガーを頬張りながらペプシコーラをがぶ飲みするうちにすっかり好きになってしまったのです。

ペプシコーラというとコカ・コーラの劣化版みたいなイメージがありましたが、全然そんなことはなくて普通に飲みやすくてうまいです。

さて、ペプシコ社は炭酸飲料だけでなくスナック菓子のフリトレー社を過去に買収したため事業ポートフォリオが分散されており...とかいう話はこのブログではやめておきましょう。

ペプシコ社の事業ポートフォリオのお話や、EPSの推移、炭酸飲料以外への飲料事業へのシフトなど専門的なお話は、諸先輩方である米国株ブロガーの皆さんが散々語りつくしているのでそちらを参照いただくことをおすすめします。

今回はたった数か月前までは配当利回り2%中盤~後半で高配当株と呼ばれ、なおかつ「これからも絶対安心」と鉄板銘柄のお墨付きをもらっていたペプシコ社が暴落してしまった瞬間にゴミ扱いされているのか考えたいと思います。

ペプシコ社だけでなく他の高配当銘柄全般が市場でバナナの叩き売りのごとく売り込まれています。

P&Gやコカ・コーラ、ベライゾンコミュニケーションや大親友のエクソンモービル、そしてペプシコにJ&J。

どの銘柄も少し前までは「永久投資出来る最高の優良株だ」「下がったらもっと買い増したい」「株価は下がっても配当金をもらえるだけで満足」などなど、非常にチヤホヤされていた銘柄です。

それが今ではどうでしょうか...。

長期金利が上昇しはじめた瞬間に、皆さんが手のひらを返したように叩きまくりはじめたのです。

「高配当株などに投資してもすぐには金持ちにはなれない」

「金利上昇局面で高配当株に投資するのは極め付きのバカ」

「ハイテク銘柄をポートフォリオに加えよう」

確かにどれもその通りだとは思うのですが、そもそも高配当株って値上がりや値動きをあまり気にせずに配当金を目的に購入するものだから一気に金持ちになることは不可能です。それに金利が上がることは大分前から分かっていたはずです。

しかし、まざまざと高配当株が暴落していく様子を目にするとみんな嫌になって逃げ出してしまう。暴落すれば配当利回りが上昇してさらに高配当になるのにです。以前であれば2%後半もあれば高配当株扱いでチヤホヤされていた株が、配当利回り3.5%になっているのに誰にも見向きもされない。

どうしてこんなことが起こるのかというと、それはおそらく含み損というものが思っているよりも人に嫌な感情を引き出させるからだと思います。

化石燃料が再生可能エネルギーの普及やEVの普及によって衰退することや、人々が健康志向になって炭酸飲料離れやタバコ離れを起こすことは数年前からすでにわかっていたことです。だから高配当株を買う前提条件自体は、高配当株がチヤホヤされていた頃とそう変わっていないはずなのです。

売り上げや利益が鈍化しているという点がよく指摘されているが、それだって数年前からある程度予測は出来たことでしょう。株価や業績に凸凹があることは別に珍しいことではないですからね。

だったら何故業績の回復や株価の回復を待たずに売り飛ばしてしまうのでしょうか?買ったときの前提条件である配当金の支払いはきっちりとされているにも関わらずです。

それはやはり、含み損が投資家を萎えさせるからです。自分ではー20%程度の含み損なら大丈夫と思っていても実際にそれが現象となって目の前に現れると自分で思っていたよりも嫌な気分になり心が萎えてしまうのです。

おいらだって買値から20%も株価が下がったら結構凹んでしまいます。それはそれは嫌な気分です。だけどこの嫌な気分をハッピーな気分に変えることが出来ないと高配当株であれハイテク株であれ、株式投資で成功することは難しいでしょう。

自分の見込んだ銘柄が値下がりしたら買い増し出来るから心の底からハッピー。

本気でそう思えるようになれば、他の人たちと違った行動を取ることが出来て、結果的に株式投資で大きく成功出来るのかもしれません。しかし、そういう気持ちを本当に持つことはかなりの困難を伴います。

ではどうすればいいのか?

現金比率をある程度確保して心の余裕を保つ、株を本当に好きになる、お金<資産という感覚を細胞レベルで身につける。

そういった対策を一つ一つ実践していくしかないかなとおいらは思っています。だから敢えてイタリア問題で株価が暴落している時にXOMとPEPを買ってみたのです。

暴落している中で買った株であれば、さらに下がってもある程度しかたないと思えます。また、下がれば保有して配当金を貰うしかないので一瞬で売ってしまう心配もありません。そして配当金を何度も貰っていれば、お金<米国株という感覚が少しづつ身についてくるはずだと考えております。

非常にメンタル的な話だが、案外おいらにとっては重要な部分ではないかと思っています。

PEPの現在の株価は100ドル程度で、PERは22倍、配当利回りは3.6%なので特に割安ではない。そして株価は今後も下がると思われます。なので、おいらに残された道は「株価が回復するまで保有する」しか残されていません。

※ソッコーで貧乏になる可能性があるので絶対に真似はしないようにしてください!

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