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【超絶悲報】ひふみ投信がコロナショックで基準価格が大暴落状態に

ひふみ投信がコロナショックで基準価格が大暴落状態に

ひふみ投信は、いわずと知れた日本を代表する投資信託で、レオスキャピタルワークスが運用する超有名投資信託だ。

ひふみ投信はリーマンショック時に設定された投資信託で、その後の株価回復局面において他を圧倒するパフォーマンスを記録してきた投資信託で、テレビ番組でも取り上げられた結果、大人気となりそれまで投資信託など買ったことがない層もふひみ投信への投資を開始していたりした。

そんな超人気投資信託であるひふみ投信だが、ここ最近は軟調な日本株市場において、基準価格の値動きがTOPIXに負けたりすることもあり、ツイッターなどのメディアでボロクソに叩かれていた。

投資信託とは本来、長期で積み立て投資をして計画的に資産形成をする投資商品なのだが、ここ数年のひふみ投信の成績がよすぎたせいで、直近の株式市場の調整局面においても同じようなパフォーマンスを求められてしまったのだ。

はっきり言って、いくらひふみ投信が超パフォーマンスのよい投資信託だからと言っても、株式市場自体が暴落しているときにはそれと連動して値下がりしてしまって当然なのだ。

それに、そもそも前述したように投資信託とは長期で資産形成するための投資商品なので、短期的な値動きを負うこと自体がおかしいのだが、あまりにも有名になりすぎてしまったひふみ投信は、もはや「批判」の格好の的になってしまっているのだ。

最近のコロナショックによって、ひふみ投信の基準価格は大暴落してしまっているのだが、やはりそのため批判されまくっているのが現状だ。

ひふみ投信は昔のひふみ投信ではない

さて、今現在のひふみ投信についてだが、その運用がスタートしたころはそもそもの総資産額が少なかったため、マザーズなどに上場している小型株中心のポートフォリオでガンガン攻め、市場を大きく上回るパフォーマンスを記録していたのだが、すでにポートフォリオの種類は変わってしまっている。

つまりは、リーマンショック後の相場でガンガン基準価格を上げていた頃のひふみ投信とは中身が別物になってしまっているのだ。

どのように変わったかというと、小型株中心の運用だったのが、今現在は大型株中心に変わっているのだ。

その理由は、ひふみ投信はすでに資産額が大きくなりすぎているので、小型株だけでは時価総額が小さすぎてポートフォリオを組めなくなっているからだ。

ひふみ投信は最近の投資ブームで人気がですぎた結果、資産額が投資とは比べ物にならないほど大きくなっているのだ。

ひふみ投信の今後について

ひふみ投信のポートフォリオを見て驚いたのだが、2月の時点で米国株であるドミノ・ピザやZOOMなど、今の社会環境に合った銘柄をすでにポートフォリオに組み込んでいた。

以前までは日本株だけで運用する、純国産のポートフォリオを組んでいたひふみ投信だが、今現在は米国株も組み込みながら非常に柔軟に運用を実施している。

しかも、成長性の高い米国大型株に投資をしているので、投資家たちはひふみ投信に投資をすることでそういった企業の成長の恩恵を分散はされるものの受けられる状態になっているのだ。

ひふみ投信の資産額はすでに巨額になっているので、今後相場環境がよほど悪化しない限りは解散する確率は非常に低いので、基準価格が低いうちに買っておいて放置しておけばそういった株のリターンを得られる可能性はあるだろう。

ちなみに、資産額が小さい投資信託の場合は資金流入が続きまくると、本当に運用停止で解散してしまうケースもあるので、投資信託を今現在買おうと思っている人はその点に注意するべきだろう。

ETFにしてもそうなんだが、純資産価格が小さいものは小型株と同じで流動性の面でも不安が残るし、解散してしまうリスクがあるということは覚えておいた方がいいだろう。

ひふみ投信の場合は、その点において資産額が大きいのでまだ余裕があると言えるかもしれない。

今後、ひふみ投信の基準価格も株式市場の不調が続けばもちろん下がるとは思うだが、中国のインライン教育系の企業にも投資をしていたりで抜け目がないので、コロナショックが終われば結構復活するのもかもしれないね。

というか、ひふみ投信が不調だということは、日本株や米国株自体も不調である可能性が高くなので、ぜひとも復活して欲しいというのが正直なところだ。

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