ここ日本で最も多くの人々に評価を得ている投資信託として名高いのが、レオスキャピタルワークスが運用する「ひふみ投信」で、ひふみ投信は設定以来の凄まじいパフォーマンスにより、多くの投資家の資産を増やしてきたキング・オブ・投資信託的な存在だ。
ひふみ投信はテレビ番組で紹介されたこともあり、非常に多くの投資家たちが買っていて、株式市場が暴落して基準価格が暴落した時などは、SNS上でボコボコにひふみ投信が叩かれるという現象が起こる。
それもまた、ひふみ投信の認知度の高さがなせる業であり、良くも悪くも、ここまで知名度の高い投資信託はひふみ投信以外にはないだろう。
ただ、これまでの長期パフォーマンスを見れば、だれもがひふみ投信の底力については認めるはずで、確かにキング・オブ・投資信託と呼ばれるくらいの実績と実力がある投資信託なのだ。
そんなひふみ投信を運用するレオスキャピタルワークスが新たに設定した最新のひふみ投信が「ひふみワールド」で、ひふみ投信が日本株がメインなのに対し、ひふみワールドは米国を中心として世界各国の株式が投資対象となっている点が特徴とされている。
そんな最新のひふみ投信である、ひふみワールドについて今回は少しご説明をしよう。
さて、そんな最新のひふみ投信であるひふみワールドの投資先についてだが、前項で書いた通りワールドというだけあって、世界中の株式が投資対象になっている。
投資国の比率は現状は下記の通りだ。
■組み入れ上位10カ国の比率
・米国:51.7%
・中国:6.1%
・フランス:4.5%
・イギリス:2.4%
・ドイツ:2.3%
・カナダ:1.8%
・アイルランド:1.8%
・台湾:1.7%
・スウェーデン:1.5%
・香港:1.3%
この比率は経済情勢などによって変化してくのだろうが、基本的には米国が一位であるという比率を維持していく可能性が高い。
というのも、米国には日本にはないような成長企業が大量に存在しており、ひふみワールドは成長企業に投資をする方針を取っているので、必然的に巨大テック企業が誕生するなど、世界に先駆けてある分野で突出した成長企業が生まれやすい米国への中心がメインとなるからだ。
投資先の業種については、やはり情報サービスが17.5%とダントツで一位となっており、これからさらにテック企業や情報通信にかかわる企業が世界の消費シェアにおける割合を独占していくことがよく分かる割合となっている。
今やハイテクは日常生活に欠かせないものとなっているからね。
そういった企業群にきちんと投資をしているという点においては、やはりひふみワールドは最新のひふみ投信だけあって、「成長性」に重きを置いていることがよく分かる。
ところで、最近の新型コロナにより人々が自宅で自粛を続けていることにより、明らかに消費行動に変化が起きている。
というのも、自宅にいるということは小売店や飲食店で消費をしないということであり、物を買う場所がリアル店舗からネット店舗へと大移動し始めている。
そのため、アマゾン物が売れすぎて倉庫がパンクしそうになり、オススメ商品の表示を控えているという話も聞こえてくるほどだ。
そして、消費の中心がリアルでの体験やサービスではなく、ネットを介した体験やサービスに移行しつつあるのだ。
例えば、今伸びている分野としてオンライン英語などの自宅でも学習できるスキームや、オンライン会議のシステムなど、リアルを必要としないものがシェアを伸ばすという現象が起きている。
この現象は今後さらに拡大していくと思うので、そういった企業に関連する商品やサービス、インフラを展開している企業に投資をしているひふみワールドは長期的には有望な投資信託になる可能性があると考えている。
ポートフォリオ2位のINTUITIVE SURGICALなんかは、遠隔で手術するロボットを開発販売している企業で、爆発的に需要が伸びている企業なのだが、ヘルスケア分野においても、今後はリモート的な商品やサービスを展開する企業が伸びていくだろう。
なんにせよ、今後のひふみワールドには要注目だと言っていいだろうね。
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