そら子猫もこんな顔なるて...。
以前この記事でも書いた通り、不動産不正融資問題に揺れる、するが銀行の株価崩壊が止まらない。
毎日、毎日、安値を更新し続けた結果、何と株価は年初の約1/4まで下落してしまった。
年初の株価は2,000円超だったが、本日の株価は何と497円だ!!
バナナのたたき売りなどお話にならないレベルで叩き売られまくっているのだ。どれくらい叩き売られているのかというと、すでにリーマンショック後の最安値を更新してしまっている。
個人投資家が投げ売りしているだけではなく、ブラックロックなどの機関投資家までもが株を投げ売りしているので、もはや90度の角度を描くナイアガラの完成を誰にも止められない状況となっているのだ。
おいらが先日損切りした夢テクノロジーも、まあまあエグい株だが、するが銀行はレベルが違いすぎる。
騒動が落ち着いたと思ったら、次から次へと新しいバッドニュースが飛び込んでくるものだから救いようがなさすぎる。
ついこの間も、日本海洋切削が物凄い株価の下落を演じていたが、これはもしや、するが銀行も...と思わせるくらいの勢いがある。
...。
さすがは公共の博打場と呼ばれるだけあって、日本の株式市場では、米国の大型株ではあまりお目にかかれない下落にちょいちょい遭遇することが出来る。
いや、マジで怖いよ、日本株は。
😭 😭 😭
ところで、するが銀行の株価が異次元レベルで崩壊したことにより、その配当利回りが何と4%超まで上昇している。
そのため、「もしかしたら、またリバウンドするかも?」と思って食指を伸ばす人もいるだろうが、多分、それは相当なリスクを伴うだろう。
それも承知で買うのであればOKだが、割安感から手を出すことだけは絶対におすすめしない。もしかしたら20%くらいは上昇するかもしれないが、失敗したら夢テクノロジーどころではないダメージを食らう可能性がある。
なぜかというと、するが銀行の今回の一連の問題は、一部の社員の問題などではなく、一企業としての企業体質の問題なので、ここからさらに問題が加速して株価がマッハで崩壊する可能性があると思うからだ。
一連の報道によれば、するが銀行の行員は経営陣から重いノルマを課され、支店長などのマネジメント層は、日常的にパワハラを行いまくることで部下の尻を叩き、無理やり営業成績をかさ上げしていたらしい。
そして、ついにというか、通常の住宅ローンにも実は不動産融資ローンが含まれていたことが発覚してしまった。
するが銀行が抱える融資全体が、もはやサブプライムローン化してしまっているといっても問題ない。
どれがきちんとした融資で、どれが不正な融資なのかがもはや分からなくなってしまっているのだ。
リーマンショックを引き起こしたサブプライムローン問題は、ドイツ銀行などの投資銀行が低所得者が借り手の信用度が低いローンを証券化し、様々な証券等と抱き合わせにして売りまくった結果誘発された。
その結果、世界中の株価が崩壊してしまったわけだが、するが銀行の場合は単体でこれと同じ現象が起こってしまっている。
投資家というのは不確実性をひどく嫌う生き物だ。
だから、どこまでも不確実な問題を抱えている、するが銀行の株価はこれからさらに崩壊する危険性があると思うのだ。
それに、今後同行には、金融庁からさらに重い処分が下る可能性もあるだろう。金融庁はたまに見せしめでエグい処分を下すことがあるので、業務停止命令などの措置がくだらないとも限らない。
したがって、手出しは無用といったところだろう。
それでも手を出す勇者はいるんだろうが、おいらには決してマネの出来ない芸当だ。
😸 😸 😸
それにしても、最近日本企業の不正問題が非常に目立つ。
自動車メーカーによる燃費データの改ざん、素材メーカーの品質データ改ざん、そしてするが銀行の不正融資問題。
日本企業って、昔からこんなに問題引き起こしまくっていたのだろうか?
今までたまたま表面化しなかっただけかもしれないが、それにしてもひどすぎる。そういった不正問題を起した企業の株主は、たまったものではない。
日本企業は著名投資家の村上世影さんが指摘する通り、全く株主のことなど考えていないので、こういった不正問題が起こって一番割りを食うのは株主だ。
株価は下落する、配当金は減配される、本当にたまったものではないだろう。
最近、米国株投資に参入する投資家が、おいらも含めて雨後の筍のように湧いてきているが、それも仕方ないように思う。
調味料で有名なマコーミックや、少し前のペプシコ、それにアマゾンなどの株価を見るときれいな右肩上がりだ。それも長期で。
つまり、適当に有名な株かETFに投資しているだけで、極めて高確率で資産を増やすことが出来る可能性が高いのだ。
それに比べて日本株ときたら、もちろんいい企業もたくさんあるのだが、株価の値動きが全般的に見て極めて激しい。
そのため、毎日毎日資産が減ったり増えたりと、非常にせわしない。
おいらは日中は株価を見ないが、たまに昼休みなんかに何かの拍子で株価を見てしまうと、保有株が「マジかよ!?」と思う値動きをしていることがある。
デイトレードをしている人なんかは、仕事中に日中でも株価をチェックするそうだが、はっきり言ってそれでは仕事に支障が出てしまうだろう。
おいらが思う投資の理想形は、何もしなくても全自動で資産が増えていくような投資だ。
だとすれば、もしかしたら米国株に100%投資した方が合理的なのかもしれない。
特に、日常的にあんまり株価をチェックしたりして気分を乱したくないサラリーマンには、米国株投資はおすすめだ。
おいらも、そのうち日本株よりも米国株の比率をぐっと高めるかもしれない。
そろそろ米国株四季報でも買うか...。
そんなことを考えている。
株で夢をかなえよう
※ところで、まだこのクソ記事の続編を書くまでのパワーがチャージされていない。もしも万が一読んでみたいという方がいたら、引き続き下記のボタンを猛プッシュしてくれ。 「そんなもん見たくないわアホ!!」という方は押さなくていい。
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