コツコツ投資で大人気のFundsが募集した「あんばいファンド」が、またもや募集してから即投資上限額に達してしまい、投資することが不可能なほど人気があることを証明した。
今回、即完売してしてしまったこの「あんばいファンド」だが、リースバック事業を展開しているインテリックス社を借り手としたファンドで、募集条件は下記の通りだった。
・利回り:2%
・募集額:97,000,000円
・運用期間:12か月
以上の条件で募集を開始したわけだが、それこそ一瞬で今回も募集上限額の資金が集まってしまい、投資チャンスを逃してしまった人もかなり多かったのではないだろうか。
同社が提供するファンドの特徴は、前回の大阪王将ファンドの時もそうだったが、比較的知名度がある企業や上場企業などを借り手としている案件が豊富で、ファンドの数自体も少ないため、一瞬で募集上限額に達してしまい、「投資したくても投資出来ない」ケースが多いことだ。
というのも、現在の日本は超低金利環境が長期間続いており、株やFXなどの値動きがある商品以外の金融商品で高い利回りを得ることが極めて困難になっているのだ。
例えば、定期預金などで運用したとしても0.001%という天文学的に低い利回りしか得ることは出来ないため、値動きの無い商品で一般的な投資家が投資出来る利回りが高い商品が皆無な状況となっている。
そのため、「あまり値動きを気にせず投資をしたい」という層が投資出来る商品が枯渇しており、その影響でFundsが提供する信頼性が高くてある程度の利回りを得られるファンドが即ソールドアウト状態になってしまうのだ。
前回の大阪王将ファンドの場合も、本当に秒で募集上限額に達してしまっていたからね。
現在の状況を考えると、Fundsだけで運用するのはその注目度による競争率の高さから、あまり現実的ではないように思う。
しかし、Fundsが提供するファンドは本当に魅力的なものが多いので、チャンスがあれば出来る限り投資をしたいという気持ちになる人は多いだろう。
そういった場合、重要なのは自分が気になるファンドの募集が告知された際に、すぐに投資をする準備をしておくことだ。
というのも、きちんと口座を開設して投資をする準備をしておかないと、いざ投資をしたいと心から思ったファンドが現れた際に迅速に投資をすることが出来ないからだ。
そして、迅速に投資が出来なければ、現在の状況ではFundsが募集するファンドに投資をすることはほぼ不可能な状況となっている。
なので、同社のHPで過去に募集していたファンドを確認して興味を持った場合は、早めに無料口座の開設だけは済ませておき、きちんと投資をする準備をしておくことをお勧めする。
自分の好みでないファンドに投資をする必要は全くないと思うが、「投資をしたい」と思ったファンドに投資するチャンスを逃すと後で後悔する可能性があるからね。