辛い。相変わらず辛い。
いつも昼間に行くインドカレー屋でクソ辛いチキンカレーを食べながら汗をぬぐう。
「カラサ、ドースル?ホット?ベリーホットスル?」
「いや、マイルドで」
「OK!」
なぜここの店員はいつもマイルドで注文しているのにベリーホットと間違うのだろうか。
しかも文句を言ったらワザと日本語が分からないふりをする。
どうしようない店だ。そう思いながらも、ここの激辛カレーには離れがたい味わいがある。
「おい、ナンおかわり」
「OK!!」
普通にライスが出てきた。
小型株投資はスパイス
米国株ブログを色々拝見していると、やたらと高配当株を推奨しているブログが多い。
いわゆるシーゲル派の人たちだ。シーゲル教授の「株式投資の未来」を読み、配当を再投資することこそが至高の投資方法と位置づけている流派だ。
確かに高配当株は魅力的だ。しかし本気で金持ちになろうと思ったら非常に忍耐のいる投資方法だ。
なぜならあまり値上がりを期待せず、年間3~5%程度のインカムゲインを再投資して株数を増やして資産の最大化を実現する方法だからだ。
おいらも様々なブログやシーゲル教授のご指導の通り、連続増配企業のエクソンモービルを購入した。
そしてこう思った。
これでは中々金持ちにすぐになることは難しいな、と。なぜなら日本株は別にして米国の高配当株に成長性を期待することはあまり出来ないと思うからだ。
成長性を犠牲にする代わりに、利益のほとんどを株主に還元している企業が米国高配当株には多い気がする。
その証拠に配当性向はどの企業も極めて高い。
だからおいらは日本の中小型株への投資を継続している。安定度では米国高配当株に軍配が上がるかもしれないが、中小型株への投資もスパイスとして有効だ。
なぜなら値上がりする勢いが違う。少しの材料で投資家の期待値が一期に上がり、1日で10~20%値を上げることもある。
20%値上がりしたら、5%の配当金をもらったのと同じだと思うのだが違うだろうか?
おいらは、インカムゲインでもキャピタルゲインでもお金はお金で一緒だと思う。
ただメインに据えると外した時のリスクもでかい。
なので資金の3分の1程度を中小型株に回してその他を日本・米国の高配当株に回すという戦略で今後やっていこうと思っております。
米国株+日本株に投資するのがいいと思う理由
おいらは日本株+米国株に投資するのが今のところ日本人にとって最も有利な投資方法ではないかと思う。
理由はというとまず日本株は情報が豊富だ。中小型株でも証券会社の提供する情報やYahooファイナンス、個人のブログなど色々な情報源がある。
だから個人で成長性がある銘柄を見つけやすい。
ということは、日本にいる限りは大きな値上がりの期待できる中小型株で大きく資産を増やせる可能性を捨てるのはもったいない。
まずは日本株で分母を増やすのだ。
そこに米国株を混ぜる理由は長期間のマイルドな値上がりが期待できるからだ。
アメリカの証券市場は歴史的にずっと右肩上がりで、リーマンショックですら単なる調整にすぎなかった。
リーマン後のNYダウ最低値が6600ドル程度で現在は24000ドルで約3.6倍にまで株価は上昇している。
だから日本の中小型株のように急いで売り買いせず、配当金でももらいながらゆっくりと保有することが出来ると思うのだ。
おまけに何か地政学的な危機や経済危機が起こると為替が円高にふれやすいのも米国株投資をするメリットだ。
なぜなら円高になればドルを安く買え、ドルを安く買えるということはドル建て資産である米国株を安く買えるということだからだ。
そして米国は世界1位の経済大国。日本は落ちぶれながらも世界3位だ。
少子高齢化、国の借金、経済規模の縮小など様々なネガティブ要因に満ちあふれている日本だが一応世界3位の経済大国なのだ。
世界3位の経済大国で成長株に投資ができ、世界1位の米国株にも安く投資出来るチャンスがある。
おいらは日本という国は投資をするには中々いい国なのではないかと思っている。
おいら的にはこれからASEANの国々にも投資の枠を広げていきたいと思っている。
数十年後には日本と今新興国と呼ばれている国々のGDPが逆転する可能性が高いらしい。
だったら先回りしてASEANの国々の企業に投資しておきたいと思う。
日本がまだ世界第3位の経済大国で円が信用力のある通貨である限り、チャンスはまだまだあると思う。
本を何冊か読んだりした結果、インドネシア、ベトナムは特にこれから発展すると思ったから、少しづつ投資をしていこうと考えている。
こんなおいらが国際投資家になれる日が来るなんて...。いや、そういえば最初に買った投信はインド株の投信だっけ。
あの頃は...若かった。
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