保有している高配当株のペプシコだけが、米国株ポートフォリオの中で唯一健闘している。
他の高配当株たちは株価が低下し、米国がファーウェイをボコボコにし始めた影響で、暴落の雰囲気が市場に漂っている。
ここ半年くらい、自分の米国株ポートフォリオの中ではペプシコだけが唯一奮闘しており、孤軍奮闘間がいなめない。
株価が上昇したおかげで、購入時は3%台だった配当利回りは2%台後半まで低下しているので、追加買いすることは今のところないけどね。
そんなペプシコだが、業績の推移を見てみると、ここ数年ずっと成長しているわけではなく、売上高は増えたり減ったりしている。
ただ、ペプシコは世界規模で事業ポートフォリオを拡大しており、スナック菓子のフリトレー社の売上もあるので、大崩れはしない銘柄といった印象だ。
高配当株のいいところは、株式市場が崩れているときでも「配当金」を支払ってもらえるので、株価が下落しても保有していられるところだ。
これが無敗の株や低配当株の場合だと、含み益が出ているときは保有していられるが、株価が下落すると保有している意味が分からなくなり、つい売却したくなってしまう。
現在、米中の交渉悪化が市場リスクとして顕在化し、株式市場全体に不穏な空気が漂っているが、そういった際には相当な利回りの銘柄が出現することがある。
何らかの要因で元々株価が下がっていたのに、市場の暴落によってさらに株価が下がってしまうといったパターンだ。
そういったケースで出現する高配当株を、投資家は積極的に買っていくべきなのだろうか?
また、高配当株だけをターゲットにした方がいいのだろうか?
個人的には、高配当株だけではなく、他の無配銘柄でも業績がいいもので雰囲気で株価が下がっているものも一緒に検討してみてもいいと思う。
もちろん、自分は高配当株も好きなのだが、昨年末から年初に株価が下落した際に、いったんは株価が大きく下落したマイクロソフトや無配のアマゾン株の株価が大きく回復していたので、そういう銘柄も買ってみたいなと思っている。
ただ、今後米中貿易がどの程度長期化していき、市場に対しての影響度合いがどれくらいも分からないので、不安な人は現金を多めに持っておくのも悪くはないのではないだろうか。
英の半導体設計会社ARMが中国のスマホ・通信機器製造企業のファーウェイとの取り引きを停止すると発表したニュースが世間に衝撃を与えている。
KDDIやドコモなどの日本の通信会社もファーウェイ製品の取り扱いを中止する方向で動いているが、ARMは以前どこかの記事で書いたが、スマホに使用する半導体の設計を行っている企業なので、そことの取引が中止となるとかなり厳しい。
ARMが設計する半導体は、スマホのコアの部分に搭載されているので、取引を停止されるということはスマホ事業の心臓部を抜き取られてしまうのと一緒だからね。
他にも、グーグル、インテル、ブロードコムなど、超大企業が次々とファーウェイとの取引を停止する方向で動いている。
ここまでいくと...もう本当にファーウェイはダメになってしまうかもしれないね。
米国がファーウェイをこれだけボコボコにしているのは、ファーウェイが中国政府の息がかかった企業で、ファーウェイの通信機器を各国企業が採用することで、様々な機密が漏れることを恐れているからだ。
そのため、米国は今後もかなり徹底的にファーウェイ潰しに取り組んでいくんだろうね。
米国と中国の対立は、単なる経済的な対立ではなく、根本的には「世界の覇権をどちらが取るか」という問題があるので、どちらかがギブアップしない限りは続くだろう。
そして、ギブアップするのは中国の方だと思うのだが、中国はメンツをとても重んじる国なので絶対にギブアップはしない可能性が高い。
まあ、経済にあまりにも悪影響が出たら一旦和解するのかもしれないが、しばらくしたらまた問題がぶり返すような気がするね。
今年は...かなり不安定な相場環境が続きそうだな...。
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