はーい、どうもこんばんわ!!
今日も汗まみれのかぶまくら君でございます。
さて、昨晩FANGの一角であるFaceBookの株価が何と1日で、20%超下げたことで米国株投資家に衝撃が走りました。
理由は、業績がアナリストの予測を下回ったからだそうです。
...いやいや、ちょっと待ってよ。何でアナリストの予測を下回っただけでそこまで株価が暴落するんですか?
アナリストなんて、いっつもその場に合わせた適当な事しか言ってない奴らがほとんどで、一見賢いように見えるが、バンバン予測を外しても涼しい顔でインテリを気取ってる、無責任な連中ばかりだとおいらは思っています。
なぜなら、アナリストの予測で投資家が損をしたとしても、アナリスト自身はぜーんぜん責任なんて負わなくていいからです。ということは、無責任がまかり通るということです。責任の取りようがないんですから。
トランプ大統領が誕生する前は、「彼が大統領になったら米国株は終わりだ」と言っていた連中が、実際にトランプ効果で株価が爆上げすれば、「トランプ相場は買いだ!!」と騒ぎ出していたことを思い出して下さい。
どの面下げて言ってんだよって思いますけどね笑。
おいらは、アナリストなんてその場の雰囲気に合わせたことを、それらしく言っているだけの人間たちだと思っています。確かに金融に関する知識はあるのかもしれませんが、為替を予測することも株価を正確に予測することも出来ない人間がほとんどでしょう。
実際にアナリストやら元プロのディーラーやらが書いた書籍も身銭を切って買って読んだことが結構ありますが、ほとんどロクなもんじゃない(※たまたま買ったのがそうだったのかもしれないが)。
そしてそんなのに限って、市場の雰囲気が変わった瞬間、それらしい大胆予測を書いた本を売り出し始める。前書いた本とは全く逆の主張が書かれたね。
FBが1日で20%以上の下落を記録して、相当動揺している投資家の方もいらっしゃるだろうが、アナリストの予測を下回ったからと言って即刻FBの事業環境が悪化するわけでもないし、FBの経営陣がいきなり無能になるわけでもない。
世界中の人々がFBのアプリをダウンロードしていて、「いいね」を押されると喜んで、そしてインスタグラム等の強力な子会社を率いていることを考えれば、今回の下落は特に動揺することはないと思います。
ただ、一つ懸念するとすれば、FBはデバイスを作っているわけでもないし、プラットフォーマーでもないという点です。
アップルやグーグルのような企業をスタートアップから作りあげるのはほぼ不可能と言っていいでしょう。なぜなら、アップルはすでに強力なブランド力で市場を押さえ、アップル病とさえ言ってもいい中毒者を囲い込んでいます。
グーグルについては、もはや説明不要。先進国の人々で本日一度もグーグルの検索機能に触れなかった人を見つけるほうがもはや難しいでしょう。つまり、問答無用のプラットフォーマーなのです。
しかし、FBはアプリを事業の中心としている企業なので、圧倒的なアイデアを持った人間が集まったスタートアップ企業が現れれば、FBを超えるアプリを作り出す可能性は十分にあります。
アップルやグーグルと互換性を持つ企業は存在しませんが、FBはその点でやや弱いと言えるかもしれません。だから、VR技術の発展等に合わせて、他の企業を超えるバーチャルコミュニケーションの場を作り出していかないと、今は良くても未来の存続は危ういと思います。
しかし、現時点では様々なサービスがFBに連動しているため、FB単体をやめたくても中々完全にやめることは出来ない人がほとんどでしょうから、多少利用者の伸びが減速しても、そんなに心配することはないのでは?とおいらは思います。
少なくとも、今まで掻き集めた莫大な数のユーザーはFBの広告を見るわけですから、それだけでも結構強力な収益基盤だと言えるはずでしょう。
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さて、そんな絶賛暴落中のFBとは対照的に、おいらが保有する株が本日一日で15%も上昇しておりました。
帰りしなにスマホで株価を見て、何かの見間違いかと思いました。その保有株とは、この記事でも書かせてもらっている日本トリムです。
日本トリムは、実はおいらが10倍株になるのではないかと思って保有している銘柄です。事業内容は整水器の製造販売及び、ウォーターヘルスケア全般を展開している企業です。
本日爆上げした理由は、今回発表された決算の内容が良かったからで、特に中国の病院事業が順調に進展していることがカタリストとなっていると思います。おまけにメイン事業である整水器の販売が6月に過去最高を記録したことも、株価上昇の要因となっているんでしょう。
おいらも決算書を読みましたが、確かにいい決算内容でした。
しかし、ですよ...。
これ、なんかおかしくないですか??
何で、ちょこっといい決算が出ただけでいきなり企業価値が15%も上昇するのでしょうか。5月の時点で日本トリムが中国の病院事業を無事スタートさせていたことは分かっていたし、自社株買いを発表する等株主還元にも結構積極的ないい会社だったのは分かっていたはずです。
それが、何故それまでは低迷していた株価が1日で15%も極端に上昇するのか。仕手株なら分かりますが、そんな感じでもないでしょう。
FBが1日で20%超も下落したことも異常ですが、持ち株のこの極端な上昇も異常だと思います。
原理的には時価総額の低い株に買い手が群がれば、一気に株価が上がるのはよく分かります。それが株式市場の魅力でもあるのですが、同時に異常なところだとも思います。
こんなに極端な値動きがあるから、株で破産する人や有り金のほとんどを失ってしまう人が現れるわけです。
株をやっている限りは、もちろんこの尋常じゃない爆上げの連続で億を稼ぐことを目指していますが、それと同時に株価というのは本来的な企業価値ではなく、人々の異常な欲望や極端な予測などが入り混じった、歪んだ期待値がかなり内に含まれているのだと思います。
いやいや、それが株というものでしょう。
そう思われる方がほとんどかもしれませんが、おいらは何となく異常だと思いました。
投資家の財布に何の責任も持たないアナリストがタクトを振るい、株価を自由自在に上げたり下げたりする様子を見ていると、非常に疑問を感じてしまうことも多々あります。
まあ、こんなことを言っておきながら、アナリストたちがエクソンモービル君の業績がこれから超回復すると触れ回り、株価が50%も上昇したら、おいらも言うことが全く変わるんでしょうね。
アナリストばんざああああああああああああああああああああああああああああい!!!
みたいな感じになると思いますよ、ほんとに。
最近、株式投資が生活の中に違和感なく溶け込んできている感覚があります。株にずっと触れていると、市場の異常な感覚が普通で、一般的な感覚が非常識に感じてくるのです。
1日で企業価値が十数%上がったり下がったりするのはおかしい、というノーマルな感覚は一応保っておきたいと思っていますが、もしかしたら無理かもしれません。
なぜにそういうノーマルな感覚を保っておきたいとかと言うと、そういう感覚が株価の上下に影響されずに株をホールドする際の判断力に影響すると思っているからです。
まあ、結局儲けるためなんですね。
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