老後の生活について不安を抱いている人はここ最近急速に増えており、そういった人たちは「年金2000万円問題」のせいで、老後資金をどのようにして確保するのかに心を悩ませている。
配当金に代表される不労所得など、何もしなくても手に入る所得を確保することで、年金2000万円足らない問題を解決しようと、老後に差し掛かった年齢から投資を始める人もいる。
しかし、老後の生活資金問題というのは、やはり若いころから対策を考えておくべき事項なので、可能な限り若いうちから対策を立てる必要がある。
配当金などの不労所得で暮らしていける状態を作りあげることで、老後の経済的負担を少しでも軽減したいと考える人はかなり多いが、若いころからそういった対策を立てている人の数はかなり少ない。
そういった準備をきちんとするには、一体どのような行動をとればいいのだろうか?
その点を若いころ、出来れば20代くらいから考えて実行していくことで、老後のお金の問題を解決出来る可能性はかなり高まってくる。
準備というのは非常に重要で、準備をするのとしないのとでは、最終的な結果は驚くほど変わってくるものだからね。
老後に配当金などの不労所得を生み出す資産をきちんと構築するために重要なこと、それは着実にそういった資産を積み上げていく努力をすることにつきる。
「え、それだけ?」
と思う人もいるかもしれないが、シンプルに資産を積み上げていく、という努力を若い頃から着実に続けていくということが、やはり一番重要だと言っていいだろう。
というのも、資産運用というのは成功もそれば失敗もするし、個別の金融商品がいい場面もあれば、ダメな場面もあるので、時間を味方につけることが非常に重要なのだ。
仮想通貨やFXのような資産運用方法で一発逆転を目指すのではなく、S&P500に連動するETFやインデックス型投資信託などに地道に投資をし、少しづつ資産を増やすなど、出来る限り堅実な方法で資産を形成する必要がある。
そうすることで、年利数パーセントではあっても徐々に利益が積みあがっていき、最終的には複利の力で大きく膨れ上がる可能性が高まってくるのだ。
若さが資産運用で有利に働くのは、複利の法則を最大限利用することが出来るからなので、そのメリットを生かすためには、やはり堅実な資産運用方法を貫き通すことが重要だ。
老後に十分な資産を築き、配当金などの不労所得などを得ながら悠々自適な生活を送るためには、前項で書いた通り、若いころからきちんと堅実な投資を続けていくことが最も重要だと言っていいだろう。
しかし、実際には同じことを機械的に続けていくということは、意外なほど難しいもので、特に投資の場合は市場の上げ下げもあるため、たとえインデックス投資であっても投資をするのに躊躇してしまう場面というのは実際にある。
ただ、一瞬含み損になったりしたからといって投資を辞めてしまえば、そこで試合は終了してしまう。
重要なのは、自分が築いた確固たるロジックに基づいて投資を続けていくことで、その中で勉強をしながら利益を福利方式で増幅させていくことだ。
そのために必要なのは、何といっても強靭なメンタルだ。
強靭なメンタルを持つことで、周りの意見には流されなくなるし、機械的に投資を続けていけるようになる可能性が非常に高いし、逆に強靭なメンタルがないと自分が決めたルールを守れず、イレギュラーな動きをして結局大損を被ってしまうこともあるだろう。
なので、若いうちから強靭なメンタルを育てつつ、投資を継続的に続けていくということこそが、老後の資金問題を解決する有効な手段になりえると、個人的にはそう考えている。
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