高配当株から配当金が入金されているのを見ると、投資家であれば誰でも頬をほころばせ、不労所得を得る喜びに打ち震えるはずだ。
というのも、配当金は投資家自体は何もしなくても手に入れることが出来る不労所得で、株式をただ保有できるだけで振り込まれるお金なので、正真正銘の不労所得だと呼んでいい存在だからだ。
我々労働者は、通常必死になって歯を食いしばりながら満員電車に乗ったり、上司からの嫌味に耐えたり、激務をこなしたりしてやっと得られる労働収入を得て暮らしているケースが多い。
なので、高配当株を保有しているだけで振り込まれる配当金は極めて魅力的な収入源になるのだ。
そんな貴重な配当金が、このたび自分の口座に振り込まれていた。
支払ってくれた銘柄は、直近の決算内容がよかったため、株価が少し上昇した金属リサイクルのアサヒHDだ。
アサヒHDは4%~5%程度の配当利回りで株価が推移している高配当株なので、保有しているだけでそれなりの配当金を得ることができる。
アサヒHDは決算内容が良かった割に株価が上昇しなかったが、今回もきちんと配当金を支払ってくれるのでよしとしよう、という気分になった。
さて、自分がアサヒHDから振り込まれた配当金を何に使うかというと、この配当金を原資にしてさらに株を買うと決めている。
というのも、振り込まれた配当金を使ってしまうと、その時は楽しかったりしていいかもしれないが、後には何も残らないからだ。
一方で、株式から振り込まれた配当金を使ってさらに株を買えば、その株がさらに配当金を振り込んでくれたり、株価が上昇したりして資産が膨らむ可能性があるからだ。
配当金を再投資すると、「複利の力」が時間が経過すればするほど加速するので、長く株式投資を続けるのであれば絶対に配当金は再投資した方が合理的なのだ。
現在は定期預金の利率が驚異的に低い状況が続いており、債権の利回りも非常に低迷しているため、資産から生み出されるインカムゲインを再投資する、という視点で考えても株式は非常に魅力的な投資対象だと言ってもいいだろう。
振り込まれた配当金で高配当株を買うもよし、成長株を買うもよし。
配当金は自分自身で稼いだお金ではなく、株式が稼いでくれるお金なので、より積極的に投資に充てることが可能なので、いつもは買わないような株式を買ってみるのも悪くはないだろう。
株の配当金は受け取ると非常に嬉しいもので、保有しているだけで不労所得を得ることが出来るというメリットは、株式を保有しておくのに十分な理由となるケースが多い。
高配当株の場合は、例え株価が下がったとしても配当金を支払ってくれるため、含み損がある状態でも業績が悪くて減配の可能性がある、などでない限りは心にゆとりを持って保有することが可能だ。
一方で、無敗の株や配当利回りが低い株の場合は株価が下がって含み損状態になってしまうと、ひたすらテンションが下がってしまうことがある。
そして、株価が上昇する寸前で損切りしてしまい、その後株価が大きく上昇するのを指をくわえて見るしかなくなってしまう。
配当金を支払ってくれる高配当株の場合は、保有しているだけで不労所得である配当金を受け取れるというメリットがあるので、そういった悲劇を回避することも可能だ。
自分が保有している高配当株であるオリックス、三菱商事なども買った後株価が低迷していたが、最近自社株買いの効果によって株価が上昇しているが、株価が下がっていたときもあまり気にならなかった理由は、やはり配当金を多めに支払ってくれるからだ。
なので、貯金だけをしていらっしゃる方は、インカムゲインを得る入口として高配当株を買ってみるのも悪くはないのではないかと思っている。
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