ここ最近は、本当に資産バブルかというほど株式相場が盛り上がり、多くのサラリーマン投資家たちが市場に参加しているような状況であったが、その多くの人が今回のコロナショックによる株価の暴落によって大きなダメージを負ってしまっているような状況だ。
それは、高配当株に投資をしている投資家たちも等しく同じで、コロナショックによって多くの高配当株が大ダメージを受けているような状況だ。
三菱商事やオリックスといった、自分が最後まで残している高配当株にしても株価は大暴落してしまっているし、さらにはJリート、米国の石油企業など、ほとんどの高配当銘柄の株価が暴落してしまっている。
こういった高配当株たちは、あまり投資に時間を割くことが出来ないサラリーマン投資家たちに非常に人気があり、自分を含めて多くの投資家たちが高配当株の暴落に心を痛めているような状態だ。
そして、恐らくだが、今度は高配当株が高配当株でなくなってしまうという恐ろしい事態が勃発していく可能性があるので、高配当株へ投資をしている投資家たちは、自分自身が保有している株の価値を今一度チェックしてみる必要があるだろう。
将来的な減配の可能性はないのか、このまま経済が停滞してしまったらその株の株価はどうなるのか、無配に転落したりはしないか、などなど...。
非常にしんどい作業だが、それはやっておかないといけないことだと思う。
高配当株が高配当株でなくなる可能性については、このブログで何度も書いているのだが、そうなった時の株価暴落のインパクトは本当に凄まじい。
それは、これまで配当金を減配した企業などの株価の推移を見ていれば一目瞭然で、かなりの確立で大きく株価は暴落してしまう傾向にあるのだ。
今現在、世界中の株式市場で株価が暴落しているが、個人的には4月から始まる企業決算によってさらに危機感が加速し、株価はもう一段暴落するのではないのかと考えている。
その時に、真っ先に暴落の対象になると考えられるのは、赤字転落してなおかつ元々配当金目的で買われていた企業などで、配当金目的で買っていた投資家たちがいっせいに逃亡していくため、株価がとんでもないくらい暴落する可能性はあるだろう。
なので、前項で書いた通りに高配当株が高配当株ではなくなり、配当金を着実に受け取れなくなった時のリスクについては十分に点検しておいたほうがいいんだろうね。
まあ、この辺りは個人の判断になるのだが、資産を大きく減らさない努力はしておきたいものだ。
さて、サラリーマン投資家たちが高配当株の暴落によって心を痛めている今現在の状況下だが、一方で、これからくるさらなる株価の暴落は、サラリーマン投資家たちにとってチャンスでもある。
というのも、サラリーマン投資家たちには「給与」という最強の武器があるので、こういった株価の下落局面で投資を続けられるというメリットがある。
投資の世界で有効な投資方法として支持されている「ドルコスト平均法」については、株価などの資産価値が下落した時にこそコツコツと資産を積み上げることで、最終的なリターンを最大化できるというメリットがあるからこそ、長年支持されてきたのだ。
そういったとこを考えると、サラリーマン投資家たちはメンタルを維持するのに十分な現金を確保したうえで、資産をコツコツと積み上げていくという戦法を取ることが出来るので、非常に有利なのだ。
今後、株式相場はさらに荒れることが予測され、多くの高配当株投資家たちがため息をつく場面も多くあるかもしれないが、こういったことを考慮するのであれば、今回の株価の暴落は資産を積み上げることができるチャンスなのかもしれないね。
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