先週もまた株式市場が暴落を繰り返し、その影響で様々な優待株や高配当株が売られまくったのだが、人気優待株であり高配当株であるオリックスもその例外ではなかった。
オリックスは、株主優待カタログという極めて魅力的な優待制度を株主のために用意しており、3月の権利月までオリックス株を保有しておけば、それを手に入れることが出来る。
オリックスの株主優待制度については、このブログでも何度か説明させていただいているのだが、正直言って数ある株主優待制度の中でも非常にレベルが高い内容となっている。
というのも、各地域のおすすめ品を優待カタログの中から自分でセレクト出来るという内容で、その優待商品についてもかなり厳選されているからだ。
オリックス株を保有していると、それらの商品を優待カタログの中から選ぶことが可能になるため、非常にお得感が高い株主優待制度だと言える。
しかも、オリックス株は高配当株でもあり、株を保有しているだけで定期預金の400倍の配当金を受け取ることが出来る。
つまり、オリックスの配当利回りは4%を超えているので、どう考えても定期預金に預けるよりもリターンは高いのだ。
また、オリックスのPBRは1倍を下回っており、保有している資産額よりも株価が割安に放置されている状態なのだ。
それにも関わらず、最近は好調だったオリックス株の株価すら暴落を開始している。
先週のような暴落相場になってくると、それまでは相場に対して強気だった投資家たちが一斉に逃げ出し、突然相場の景色が変わってしまうこともしばしばだ。
そして、今回のコロナショックも全く例外ではなく、株価は大きく下落してしまっている。
つまりは、それまで株を買いまくっていた投資家たちが一斉に市場から逃げ出している状態で、誰もが株券を手放したがっている状態になってしまっているのだ。
このような状況下では、どのような人気優待株であっても株を売却したい、という衝動に駆られてしまい、大量に株が売られる影響で様々な株の株価が下がりまくる、という悲劇が起こる。
それはオリックスも例外ではなく、超割安で高配当、そして最近は業績も堅調だったオリックスさえ売られまくり、暴落の様相を呈しているのだ。
そのような場合、自分自身もパニック状態となり、オリックス株を売ってしまう人もいるのであろうが、自分のリスク許容度の範囲内であれば、株を保有しておくのも悪くはないだろう。
というのも、今現在の相場は本当に乱高下しており、最終的に株価がどうなるのかが全く予測がつか無い状態だからだ。
なので、配当金や株主優待品を目的として株を保有しているのであれば、今後減配や配当制度の改悪がないと予測できるのであれば、その株を保有しておいた方がいいだろう。
現在、相場が暴落していると言われているのだが、よく見てみるとまだ高値から株価は20%も下落していない状態だ。
ここ最近のNYダウにしても日経平均にしても市場は極めて好調だったので、その反動も含めて考えれば、20%くらいは下落するのではないかというのが個人的な考えだ。
一方で、各国が金融緩和を今やりまくっているので、もしもコロナが終焉を迎えれば、今度はエグイくらいの暴騰相場、つまりはバブル相場になる可能性もある。
リーマンショック後の金融緩和により株価が恐ろしいほど上昇したことを考えれば、コロナが終焉した後の相場がどうなるのかは誰でも予測がつくところだろう。
なので、今現在の相場環境は確かに最悪なのだが、金融緩和が凄まじいことになっているということを考えれば、株式をすべて手放してしまうのは辞めておいたほうがいいというのが個人的見解だ。
むしろ、ETFなどで安全性を確保して段階的に株の比率を増やした方がいいだろう。
そう考えて、VOOや日経平均の価格には、現在非常に注目している次第だ。
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