みずほ銀行と言えば、日本を代表する企業であり、メガバンクで、その名を聞いたことがないという人はここ日本ではほとんどいないのではないだろうか?
そんなみずほ銀行を傘下に置くみずほFGは高配当株としても有名で、常時高い配当利回りを投資家たちに提供することで、配当金という不労所得を得ることに重きを置く配当金投資家たちに人気の銘柄だ。
みずほFGは株雑誌などでも取り上げられるケースが非常に多く、これから株式投資を始めようと、という方の中にはみずほFGへの投資を検討している方も多いのではないだろうか。
そんなみずほFGだが、直近の新型コロナショックによる影響で株価が大幅に下がっており、なんと配当利回りは6%以上の水準にまで上昇している。
配当利回り6%といえば、100万円を投資していたら、なにもしなくても年間6万円もの配当金を不労所得として受け取れるので、今の日本の金利環境を考えると極めて利回りの高い投資先だと言えるだろう。
一方で、みずほ銀行が顧客たちに対して提供している定期預金の利率についてだが、今現在は超低金利環境のせいでなんと、0.002%となっており、100万円を預けても年間で20円しか利息がつかない状態になってしまっている。
この差は、一体どこからくるのだろうか?
ところで、配当金の配当利回りがなぜここまで高いかというと、それは投資家がリスクを取っているからこそ得られる利回りだからだ。
例えば、ここ最近の新型コロナウイルスの拡大による経済的打撃を嫌気して、少し以前までは株価が下がり続けていたのだが、もしもみずほFGに投資をしていたとしてら、少なからぬダメージを投資家は受けていたことになる。
年間で受け取る配当金の何倍もの含み損を食らったり、なかには損切を実際にして実際に資産額が大きく減ってしまった投資家もいるだろう。
そのようなリスクを取るからこそ、みずほFGの配当利回りはみずほ銀行の定期預金の利率の数百倍もの水準にあるのだ。
みずほ銀行の定期預金に預けていた場合、利息は確かにすずめの涙程度しか受け取れないが、「現金」として資産が保全されるため、株式市場が暴落しているような局面でも資産額にダメージが出ることはない。
この違いを理解し、目的に応じてみずほFGのような高配当株に投資をして配当金を得たり、定期預金に安全資産として現金を預けるという選択を検討するべきなんだろうね。
現在、ここ日本においても新型コロナウイルスの感染拡大が凄まじいスピードで進んでおり、人々は外出したくてもできないような状況に追い込まれてしまっている。
これはもはや誰にとっても想定外の状態なのだが、最近はトヨタ自動車やリクルートなどが巨額の融資枠を設定したりしていることからも分かる通り、大企業であっても資金繰りが非常に厳しい環境にある。
そのため、そういった大企業に融資枠を提供している日本のメガバンクの存在感が徐々に大きくなっている。
三菱UFJや三井住友FG、そしてみずほ銀行の三行は社会的責任を果たすためにも、こういった融資の要請に応じていくことになるのだろう。
その場合、融資が焦げ付くのではないか、という悲観的な考え方もできるとは思うだが、最悪な状況で優良企業に融資をしまくっておけば、経済が回復する局面で巨額の利益を手にすることが出来るので、これはメガバンクにとってある意味チャンスだともいえるだろう。
なんにせよ、今後はコロナウイルスと日本経済との闘いがどのように推移していくのかが焦点となってくると思うのだが、大企業の資金が枯渇するような状況下においては、これまで影が薄かったメガバンクの存在感が増していくんだろうね。
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