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【高配当株】配当利回りの高い株を株価下落局面で不労所得を増やすために買うのか

配当利回りの高い株を株価下落局面で不労所得を増やすために買うのか

配当利回りの高い株を市場全体の下落局面で買うのかどうか、というのは投資家にとって結構大きな問題で、株価は下落する一方、配当利回りは上昇していくので、買うのか買わないのか悩ましいところだ。

配当金は何もしなくても入ってくる代表的な不労所得なので、出来るだけ不労所得を増やして精神面や生活面に安定をもたらしたいと考える一方で、株価が下がって時価評価額が下がるのは避けたい。

高配当株は株価が下がれば下がるほど、配当利回りが上昇するし、割安感も増してくる。

そのため、投資的な側面でいくと、市場が下落している場面で株を買い増す方がその後の株価回復局面でのリターンが大きい。

なので、本来であればこういった場面で株を買う必要があるのだが、どうしても心がブレーキを入れてしまい、買いを入れることが難しくなる。

そういった事態を回避するためには、自分であらかじめ投資計画を策定しておき、その計画に沿って行動をすることが必要だ。

ほかのことでもそうなのだが、計画を立てて行動するのと、全く無計画で行動するのではその後の成果が驚くほど違ってくるケースが多いからね。

心の平静を保ったうえで株を買うための計画を立てる

よく、他人と投資リターンを比べてみたりして、「あの人はこんなに儲けている、なら...僕も!」と自分のリスク許容度を超過した投資を行う人がいる。

しかし、大体のケースでは無理をして投資をし、その後の含み損に耐えられなくなって損切りをして市場から去っていくなど、自分のリスク許容度を超えた投資をするとロクなことにならない。

かくいう自分も、FXをしていたとき25倍のフルレバレッジでリスク許容度を越えた投資を実施し、勝っているときはよかったが結局負けが込んで市場を去るという憂き目に遭っている。

なので、個人的には自分のリスク許容度を事前に確認しておき、それを数値化しておくことは非常に重要だと思う。

例えば、今の総資産が1000万円あったとして、市場が暴落して資産が半分の500万円になっても耐えられるのか?と自問自答し、耐えられないのであれば600万円まで減ったケース、700万円まで減ったケースと想定する。

そして、600万円までなら耐えられるかな、と思ったら600万円を現金として残すか最大下落率を50%として600万円を投資するといった方法が考えられる。

■600万円を現金として残す→投資金額400万円が0円となるリスクまで許容した投資も可能(普通はならないが笑)。

■600万円を投資する→最大下落率50%を想定してポートフォリオを組む。

こういった投資計画を事前に策定しておけば、株価暴落局面で株を買うことも可能だし、たとえ大きく含み損を抱えることになっても慌てて損切りをする必要もない。

なので、他人の真似をして高リスクを取るよりも、自分自身のリスク許容度を確認して投資をした方が上手くいく確率が高いのではないだろうか。

株価下落時に買いたい株をピックアップしておく

投資をするタイミングは人それぞれだが、株式投資をしている人であれば誰でも銘柄分析をするのは嫌いではないだろう。

なので、普段から「この株が欲しい」と思ってチェックしている銘柄があると思うのだが、株価下落時にはそういった銘柄が安く買える可能性がある。

インデックスファンドにしても市場全体が下落すれば値下がりするので、そういった場面で購入候補に入れておくのはいい。

最近では過去最高値を更新していたS&P500も、昨年12月には株価が大きく下落していた。

そして、その後株価は大きく上昇した。

このように、リスクを許容して投資をすると後々大きなリターンを得ることが出来るケースもあるので、今後株価が大きく下落していくようであれば、自分のリスク許容度と相談して株を買うのも悪くはないかもしれないね。

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