はーい、こんにちは~!!
先日、ソフトバンクの電波障害が全国規模で起こったせいでえらい騒ぎになっていたが、実はおいらもソフトバンクユーザーなので多少は被害を被った。
なんでも、ソフトバンクの店舗に怒鳴り込むクレーマーもいたらしいが、店に文句言ってもねえ...。
そこで働いているのは、ソフトバンク本体の社員ではなく、販売代理店に雇われた派遣社員やバイトの人だからあんまり意味はないだろうに、と思った次第だ。
しかし、今回の騒動で改めて我々の生活には、もはやスマホが必需品であることが確認出来た。
そら、バフェットがアップルの株式を買いまくるわけだ。
現在は株価が激下げしているアップルだが、iPhoneユーザーの支持は熱狂的なものがあるので、この先もデバイスは売れるだろうし、圧倒的なシェアを生かしたAppstoreなんかのサービス事業も盤石に思えるからね。
買い物、交通、連絡、資産管理、もはや今の時代はスマホで何でも出来てしまう。
そして、そのスマホを起動するのに欠かせないのが電波で、電波がなければスマホで出来るのはゲームを楽しむくらいのもんだろう。
そんな、もはや我々の生活には必須と言っていい電波発信事業を運営してるのが通信会社なんだが、日本の通信三社大手のソフトバンクが、ついに通信事業を分社化して東証に上場する。
以前この記事で書いた通り、覚えている方は覚えているだろうが、ソフトバンクの携帯事業の前身は英国通信会社のボーダフォンの日本事業だ。
そのため、ソフトバンクの通信事業の元々の親御さんは、高配当銘柄のボーダフォンということになる。
そう、ボーダフォンはソフトバンク携帯事業のお父さんなんだよ。
ボーダフォンはイギリスがブレクジットで騒がしくなってきているせいもあり、株価がひたすら下がり続けたせいで、現在配当利回りが8%超の水準まで上昇している。
一時はさらに株価が下げて、配当利回りが9%の超異次元領域にまで到達していた。
ここまでくると、高配当だから魅力的だという次元を超えてきて、本当に配当を維持できるのか?という疑問符が湧いてくるレベルだ。
そんなボーダフォンの日本での通信事業を前身に持つソフトバンクの通信事業だが、調達額約2.6兆円という超ド級の規模でIPOが実施される。
売り出し価格は1500円で、配当性向が80%以上と非常に高いのが特徴で、配当利回りは5%くらいの水準となるらしい。
...。
確かに、配当利回り5%は魅力的なのだが、配当性向80%以上というのは完全に成長性を放棄しているとも取れるし、そもそも現在は国が携帯料金価格に圧力をかけているという最悪な状況だ。
そのため、楽天が参入することに加えて、これまで甘い蜜を吸い続けてきた高額な通信料も引き下げを余儀なくされるので、経営環境としてはこれまでより苦しくなるのは確実だろう。
まあ、親会社が社員には厳しいソフトバンクなので、配当が維持できそうになくなったら人員整理などをバンバンやりそうだが、これから先の展開は中々明るい要素が見えないような気がする。
保有している企業でバイアスがかかっているかもしれないが、もしかしたら配当性向が低くて4%近い配当利回りのKDDIの方が買いなのではないかと思ってしまう。
特に日本の企業は余裕で減配をやったりするので、ソフトバンクの配当性向の高さは非常に気になるところだ。
ところで、皆さんは携帯料金を月々いくらくらい支払っているだろうか?
おいらはというと、大体1万円弱は支払っている。
しかし、プランをよく見てみると、おいらには到底不必要なほどのデータ通信料が設定されており、正直内容を見直す必要があると思っている。
会社の後輩なんかは、格安のMVNOを使っているが、特に支障はないというしね。
「え、かぶまくらさんまだ格安スマホ使ってないんですか?」
そう言って後輩に露骨に情弱扱いされてしまった次第なのだが、何となくMVNOは通信スピードが遅いイメージがあり手が出ないのだ。
そのことを後輩に話すと、「本気でまだそんなこと言っているんですか?」、と真面目な顔ですぐにMVNOに替えるように諭されてしまった。
確かに、後輩の言う通りだ。おいらは、Jフォン、セルラー、ボーダフォン、au、ソフトバンクと歴代使ってきた携帯キャリアに搾取されすぎたせいで、感覚がマヒしてしまっているのだ。
いや、昔のガラケーの通信料が基準となってしまっているので、1万円でも普通に安いと感じてしまう脳に携帯キャリアどもに洗脳されてしまっているのかもしれない。
今20代前半の方は信じられないかもしれないが、昔、携帯電話の通信料金やパケット料金(パケットってもう死語だが)は定額性ではなく、使用しすぎると普通に10万円オーバーの請求がくるというケースもあったのだ。
おいらも、最高で3万円近い請求を携帯キャリア様からいただき、素直に支払っていた。
今の若い方からすると狂気の沙汰だろうが、当時はそれが当たり前だったのだ。
その頃の事業環境であれば、例え配当性向が高かったとしても、「大丈夫、無知なユーザーからタップリと金を巻き上げてくれるから、配当は継続できますよ」とアナリストから太鼓判を押されていただろう。
ただ、今の環境だと何となく非常に苦しいように思える。
そのため、株価が上場後どれくらいの価格で推移していくのかは注目するが、今のところソフトバンク株を買う予定はない。
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