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【高配当株】配当利回り3%超の高配当株であり流行りのビジネスを展開する銘柄

配当利回り3%超の高配当株

配当利回り3%超の銘柄を高配当株というと、最近の株価下落により配当利回りが上昇している今の環境下では微妙だと思う人もいるかもしれない。

しかし、一般的な定期預金の金利の300倍くらいの利回りだということを考えると、配当利回り3%以上の銘柄は十分に高配当株と言ってもいいだろう。

配当利回りが高い高配当株の場合、すでに事業に伸びしろのない成熟銘柄である場合が多い。

高配当株の場合は、配当金目的で買う人が多いので、特に成長性などは求められず、安定的に利益を生めばいいとされることもある。

ただ、株を買うのであれば、高配当であるのと同時に事業に伸びしろがあった方がいいに決まっている。

成長性がありそうなのに株価が下がっている銘柄というのは、市場の期待値と実際の業績がマッチングしないケースが多い。

そのため、その銘柄を買う際には、これまでのように業績を拡大し続けることが出来るのか、また、配当金は一過性のものではないかを確認して買う必要がある。

カーシェアリングに乗る企業

カーシェアリングサービスというものを、皆さんも聞いたことがあるのではないだろうか?

最近の若者たちは車離れが著しいが、車自体はやはり都会であっても移動手段として必要になることがある。

そんな時に利用されるのがカーシェアリングサービスで、要するに必要な人たちが必要な時にシェアリングエコノミー事業者が提供する車をシェアするという形のサービスだ。

そんなカーシェアリングサービスを展開する企業として注目を集めているのが、パーク24だ。

パーク24は、元々は街中で時間制の駐車場を展開していた会社だが、カーシェアリングサービスの展開に早くから力を入れていて、今では国内最大手の企業となっている。

世界最強の自動車会社と言っても過言でないトヨタ自動車も、パーク24が持つデータに関心を示し、自動運転技術開発のために昨年提携をしていた。

日本国内では今後も車の販売量はほぼ確実に減っていくだろうから、カーシェアリングサービスにより早く手をつけていたパーク24は非常に目のつけどころがよかったと言えるだろう。

ただ、今後は次々と他社も参入してくる可能性があるため、先行者利益をどれだけ確保していくことが出来るかがパーク24のシェアリングサービスが今後伸びていくかどうかの鍵を握っているだろう。

カーシェアリングは参入障壁が低い?

パーク24が展開するカーシェアリング事業について、参入障壁が高いのか低いのかという問題がある。

この点については、資本力のある企業であれば参入することは可能なので、比較的参入障壁は低い事業だと言える。

なので、今後はどうやって差別化を図っていくかが重要となってくるだろう。

現在、パーク24と提携していたトヨタ自動車もカーシェアリング事業に参入してきている。

現在は東京都内でサービスを展開しているが、今後カーシェアリングのステーションを拡大していくと、パーク24の脅威となってくる可能性もあるだろう。

トヨタレンタカーが全国展開で成功していることからも分かるように、トヨタ自動車と聞けば安心感があるので、一定のユーザーは確保出来るのではないだろうか。

他にも、三井不動産やニッポンレンタカー等も参入してきているため、今後の競争はさらに厳しくなっていくことは確実だ。

パーク24を配当金目的で買うのは?

パーク24を配当金目的で買う場合、今後も今まで通りに利益を伸ばしていけるのかを検討する必要があるだろう。

パーク24の売上はここ数年伸び続けているのだが、その過程で増資なども実施しており、その際にはもちろん株価が下落している。

要するに、配当金を支払ってはいるが、事業成長のためのお金も必要だということになる。

事業の成長力が低下した場合は、配当金を減額して事業費用に回す可能性もあるだろう。

そのため、個人的にはやはり成長力に期待して買うような銘柄だと思っている。

シェアリングサービスが拡大するとどうなるのか

シェアリングサービスが拡大すると、必要となる「物」の数が減る。

シェアリングとは、一つのものを皆で共有するという形のサービスなので、一人当たりに必要な総数は減ってしまうのが物の道理だ。

そして、「物」の数が減ってしまうと、その「物」を製造する工場の数も少なくて済むようになってしまう。

そのため、もしも世界中でカーシェアリングが本格的に普及したとすると、自動車メーカーの販売台数は落ち込んでしまうだろう。

今はまだまだ新興国等では自動車を保有することに対するニーズが強いので、すぐにカーシェアリングが世界の隅々まで広がるということはないだろう。

しかし、自動運転技術が進歩して実用化されたら、もはや自動車を「物」として保有する意味がなくなる可能性があるので、その場合は世界中の都心部でカーシェアリングが浸透するんだろうね。

そうなってしまうと、日本の自動車産業も収益構造を変えていかないといけないいと思うのだが、一体どんな感じになるのだろうか?

自動車を製造し続けると地球がギブアップしてしまうので、方向性としては「物」の生産量が減るのは喜ばしい。

ただ、自分は「物」が溢れている世界に慣れているので、もしもそうなれば世界の変化に戸惑ってしまうかもしれない。

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