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超有名投資家の主力株が激下げ!!そしてお約束の高配当化!!

「あんた、なんであんな株に投資したの?」

日曜日の午後、庭いじりをしている時に、突如草陰から現れた奥さんにそう言われたら、大概の男はしょんべんを漏らしてしまうだろう。

想像しただけで恐ろしい光景だが、嫁がいないので想像する必要すらないおいらだ。

...。

は~い、株価激下げ中のKDDIを指値で注文しておいたかぶまくらさんですよ~!!

刺されば面白いんですが、明日の相場次第ですね。現在の日経先物の感じだと、刺さりそうな気がしますが...さて。

やまびこっていう、チェーンソーや芝刈り機なんかを作っているメーカーの株もいいかなと思ったんですが、面白そうなのはKDDIなので、そっちでいってみましょう。

やまびこは、事業内容は地味なんですが、売上高の60%が海外売上というグローバル企業で、米国でもその分野で上位に食い込んでいる優秀な企業です。

おいらは以前買ったときに、30%超上昇して売却出来たので、非常に印象がいいんですよ。

海外売上が高いので、為替が円高になれば爆損する危険性もたっぷりと含んでいると思いますが、今の状況は為替が円安に振れそうな雰囲気が充満してるんですよね...。

FXで爆損こいたおいらの見立てなので、外れるとは思いますが笑。

それにしても、日本企業の決算書やIR資料を見ていて思ったんですが、外国企業に比べて異様に配当性向が低い。

保有している外国株に高配当株が多いからそう感じるのかもしれませんが、外国企業の場合は50%以上の配当性向がザラなのに対して、日本企業の場合は25%~30%程度の企業が非常に多い印象です。

そら内部留保積みあがるわ...と思ったんですが、もしもここから景気が急激に悪くなったりしたら、今は悪すぎると叩かれている日本企業の内部留保が、「保守的でよろしい」と世間からよしよしされる日が来る可能性だってあります。

投資家も世間も、状況が変わればガラッと言うことが変わるので、投資指標に対する価値基準はしっかり自分自身の中で確固たるものを築いておきたいものです。

例えば、誰が何を言おうが配当性向40%以下で配当利回り4%は割安、といった感じですかね。

まあ、おいらは非常に気が変わりやい性格なので、それが難しいんですが...。

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さてと、本日久しぶりに近所のスーパーに行ってきたんですが、ケチャップコーナーであの銘柄が作っているケチャップを見かけました。

みなさんもう分かりますね?

そう、バフェット率いるバークシャーハザウェイが株式の27%程度を保有しているクラフトハインツが製造しているケチャップを見かけたのです。

正確にはハインツの日本法人が製造をしているのですが、逆さまに置けるように設計された、あの独特な形をした容器のケチャップです。

意外にも、隣に置いてあるカゴメのケチャップより売れていたので、「人気あるんだ」と思って思い出したように株アプリで株価を調べてみると...。

何と、9%以上の大暴落とマザーズに上昇している株式並の値動きを見せていました。

なんでなんだろう?と思って調べてみると、普通に決算が悪かったようです。売上は前年同期比で1.6%増加していますが、営業利益が30%も減少してしまっています。

設備投資や人件費なんかの上昇はあるんだろうでしょうが、さすがにここまで利益が減少していると、投資家がビビってしまうのも納得です。

現在の配当利回りは4.9%程度で、配当性向はこのままいくと80%超になる計算なので、配当目的にしてもビビッてしまう水準ではないでしょうか。

まあ、アメリカの企業だから余裕なのかもしれませんが、減配したときのインパクトというのは、GEの例を見ても分かるようにかなり凄まじいですからね。

そら、配当目的で買っていた企業が配当金を支払わなくなったら、誰だって投げ売りしまくるでしょう。

おいらだって、保有しているエクソンモービルが配当金を支払わなくなったら、速攻で売却すると思います。

多分、バフェットは、今のクラフトハインツの現状を見て激オコ状態になっていることでしょう。

以前バフェットは、四半期決算で企業を評価するべきではない、と言っていましたが、さすがに株価がここまで下落してしまうと怒りもするのが人間でしょう。

ブチ切れて、ハインツのケチャップをかけまくったマクドナルドのハンバーガーを食いまくっている可能性だってあります。

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クラフトハインツがこの状況を挽回するには、恐らくですが大型の買収案件を成立させるしかないでしょう。

バークシャーは、クラフトハインツが大型買収を成功させた際、新会社の株式を取得するのに大金を支払うのですが、その際に優先株式を大量に取得する可能性が高いようです。

その場合、バークシャーは他の株主より優先的に配当金の支払いを受けることが出来る優先株式から相当な額の配当金を長期間受け取ることが出来ます。

日本の米国株投資家に人気のETFに、PFFという優先株式を集めたものがありますが、あれの単体バージョンですね。

さらに、合併が成功すれば、売上高の増加によってクラフトハインツの株価も上昇する可能性が高いので、バークシャーにとっては2度おいしい投資だと思います。

ただ、ユニリーバに断られ、キャンベルスープの買収も今のところは成立しないようですので、買収先を早く探す必要があります。

でないと、業績も株価もジリ貧で下がっていく可能性が高いですからね。

しかし、逆に考えると買収さえ成立してしまえば、一時的ではあっても株価が大きく上昇する可能性があると思います。

以前、キャンベルスープの買収が取りざたされたときに、クラフトハインツの株価が大きく上昇していましたが、実際に成立してしまえば期待感から少しの間は継続して株価が上昇する可能性はあると思うからです。

出来ればキャンベルスープではなく、ユニリーバの方が期待値が上がっていいんでしょうが、断られてしまったようですので他の買収先を検討するんでしょうね。

多分、それはキャンベルスープになるような気がしますが...。

何故かというと、おいらキャンベルスープの食品がどんな味なのか食ったことがないからよく知りませんが、あの缶詰スープを作りまくっている企業がとてもミレニアム世代の嗜好に合うような製品を開発しまくって復活するとは思えないからです。

しかも、海外事業を売却したり、アルニウムの価格が米国の追加関税により上昇したことにより製造コストも圧迫されており、おまけに債務が多すぎて格付け会社から格下げされる可能性もあるようです。

ということは、どこかと合併して何とかするしかない、という状況になってしまう可能性があるのではないかと思うのです。

実際はクラフトハインツと合併しても、商品面で何かシナジー効果があるとはあんまり思えませんが、流通網の共有やコスト削減効果などで、一時的には利益が回復する可能性はあるかもしれません。

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クソ適当な個人的予測をつらつらと買いてきましたが、何で以前キャンベルスープの買収が取りざたされた際にクラフトハインツの株価が上がったんですかね?

期待値の上昇だとは思うのですが、あれは少し驚きました。買収発表直後は巨額の債務=買収資金を嫌って値を下げる株も多いですからね。

普通は、買収される側の企業の株価にプレミアムがつくので、このケースだとキャンベルスープの株価は上がると思います。

しかし、クラフトハインツの株価も上昇していたので、それは少し謎でした。それだけ事業が手詰まり過ぎて、投資家も次の一手は買収しかないと思っているからなんでしょうかね。

それにしても、最近本当に人々の食品に対する嗜好が変わってきているような気がします。スーパーに行くとそれがよく分かるんですが、フルーツの缶詰なんかでも有機果物を使ったものがありますし、どこのコーナーに行っても健康を意識した食品が陳列されています。

米国でも同じように人々の健康志向が年々高まっているようですので、伝統的な加工食品を作ってきた企業は相当苦しいのかもしれません。

日本においても、森永のチョコフレークや東日本ではカールも製造中止になってしまいましたから、食品事業を展開している会社に投資をする際は、今のニーズにあった食品を製造出来そうな企業なのかという点はキチンと考えてから投資したほうがいいように思います。

まあ、そう思って買ったケンコーマヨネーズの株価が絶賛下落しているので、おいらが言っても全く説得力はないですが笑。

PS.KDDI普通に指値が刺さって、本日からめでたくホルダーになりました...。

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