おいっす~!!
まだ正月ボケが完全に抜けておらず、朝起きてから即缶ビールの蓋を開けかけてしまったかぶまくらだ!!
昨日、寝る前に久しぶりに筋トレをしてみたのだが、少しやっただけで体の節々が悲鳴を上げている。なんで筋トレなんかしてみたのかというと、最近腹の出方がヤバくなってきたからだ。
鏡でその姿を見た瞬間、おいらは悟った。
これでは誰にも愛されない...。
そう、このままでは2019年も可愛い彼女が出来ず、一人もんどりを打ちながら酒を飲みまくって世間から異常者認定されてしまう可能性があるのだ。
いやだ、僕は愛されたいんだ。愛されたいんだああああああああああああああ!!
そのため、本年度より肉体を強化することとする。本当は、サイヤ人やナメック星人が身に着けている、あの重い修行用のバトルスーツをつけて鍛えたいのだが、スポーツデポに行っても売っていなかったので諦めた。
アマゾンでプロテインも注文したので、用意は万端だ。
今年は、ブログ書く→筋トレする→婚活する、という行動パターンを極限までシステム化しようと思う。
オラは、オラは絶対に諦めないぞ...。
さてと、投資に関係のないお話はこの辺にして、本日は最近株価暴落のスイッチを押しまくりなアップルについてのお話だ。
先日、アップルが中国市場での売り上げ鈍化が影響し、業績を下方修正すると発表したことから、アップル株だけではなく市場全体が600ドル以上の暴落を起こしてしまった。
①中国でのアップル不買運動が影響しているのか、②単純に中国の景気が悪くなってきて高額なアップル製品を消費者が嫌煙し始めているか、③それともファーウェイなどの国産スマホの性能が普通にいいのでそっちを買う人が増えているのか、様々な理由があるんだろうが、たぶん③の影響が大きいのではないだろうか。
ファーウェイは最近著しくイメージが悪いが、そのスマホの機能は折り紙付きで、カメラはあの有名なライカと提携して開発したものを使用したモデルも存在している。
おいらは使用したことはないが、以前ファーウェイが日本でスマホを展開し始めたときに、著名人たちが「普通に性能は素晴らしい」と結構褒めていたからね。
他にも、中国メーカーのスマホは、結構機能がよくて価格も低いものが多い。
最近のアップルは高級路線をひた走っているので、中国国内でそうした安価で高性能な商品たちと競合した結果、機能と価格に合理性を求める一部の若者たちからも「国内製の方がよくね?」といった感じで乗り換えが進んでいるのではないだろうか。
政府や企業がアップル製品を排除しようというような動きもあるが、結局はその製品を選ぶか選ばないかは消費者の意向次第だろうからね。
なので、もしもおいらの考えの通り、中国国内でアイホンの高額化がネックとなって売れなくなってきているのであれば、これは一時的な問題ではなく、将来的にもシェアが縮小していく可能性がある継続的な問題だと言えるだろう。
その辺を問題視してか、アップルの株価はつるべ落とし状態で、おいらの買い値の191ドルを大きく下回り、現在148ドルまで下落してしまっている。
もうね...凹みますよ。
その結果といってはなんだが、アップルのPERは下がりまくっていて、現在では11倍まで下がってしまっている。
下記の10年チャートを見てもらえればわかると思うのだが、ここ最近のアップルの下落はここ10年で最悪クラスのエグさなのだ。
このタイミングで投資した自分をむしろすごいと思ってしまう。なんで10年に一度の下落の前に投資してんねんと...。
現在、アップルのPERは前述したとおり11倍程度となってしまっているのだが、低PERであるということは、投資家の期待値が極めて低いということだ。
まあ、PERは利益に対する投資家の期待値を表す指標なので、今後もアップルのPERは、「EPS下がる→PER上がる→株価下がる→PER下がる」というサイクルを繰り返していくかもしれない。
ところで、皆さんの中には、アップルと似たような事業構造となっている業種があることに気づいている方もいらっしゃるのではないだろうか?
正確に一致しているかどうかは不明だが、おいらは個人的にアップルがある業種に属する企業群と似たような状況となってきているのではないかと考えている。
アップルとそっくりな状況の業種...。
それは何か?
おいらの中では、それは自動車産業だ。
どういうことかとういうと、自動車産業は近代社会の発展に伴い、「世界中のみんなが自動車を持っていない状態」からスタートして業績を伸ばし続け、「世界中のみんなが自動車を持っている状態」となって業績の伸びが停滞し、現在ではあまり発展性のない業種となってしまった。
そのため、自動車産業に属する企業は総じてPERが低い。代表的なゼネラルモータースやトヨタ自動車で6~7倍といった超低PERだ。なぜなら、投資家の期待値が低いからだ。
「もうこれ以上大きく業績を伸ばす可能性のない自動車メーカーを高値で競り合う必要はないな」
株式市場に参加している投資家の自動車メーカーに対する評価は、おおよそこんな感じではないだろうか。
そして、トヨタを例にとってみればわかるが、自動車メーカーは部品などを他メーカーに依頼して作らせ、自社工場ではそれらを組み立てて完成品を作るという構造を完成させており、業績が悪くなった場合のリスクを分散化させている。
トヨタの自動車が売れなくなった場合、トヨタだけがダメージを負うのではなく、系列の自動車部品メーカーにもダメージを分散することで、業績悪化の際の倒産リスクをヘッジしていると言ってもいい。
そして、トヨタの業績が悪くなった場合、かなり広範囲な産業に影響が及んでしまう。
すでに、トヨタの自動車は世界中に行き渡ってしまっているので、関わる企業の数も相当広範囲に広がってしまっているからね。
自動車産業の特徴をざっと羅列してみると...。
■自動車産業の特徴
・すでに世界に行き渡っているものをメイン商品としている
・競合が多い
・投資家の期待値が低い
・部品をサプライヤーに依頼して作らせている
・業績が多くの産業に影響をもたらす
まあ、こんな感じになると思うのだが、これらの特徴はそっくりそのままアップルに当てはまるのではないだろうか。
スマホはすでに世界中に行き渡っているし、競合メーカーも多い。
そして、投資家の期待値は低く、業績が悪化すると広範囲な産業に影響をもたらす。
アップルの業績が少し悪化しただけで、ジャパンディスプレイの業績が瀕死状態となったり、シャープの株価が暴落していることからも、それがよく分かる。
どうだい、自動車産業とアップルの特徴はそっくりそのまま当てはまるだろう?
「いや、だから何?」と思う方もいるだろう。
たしかにその通りだ笑。
ただ、この傾向を株価に当てはめていくと、将来的なアップルの株価も予測が出来てくるのではないかと思う。
自動車産業のPERは大体の場合において低く、そしてPERが低いということは株価が上昇しにくいということだ。
ということは、アップルのPERは現状非常に低い状態だが、だからといって割安だということではなく、株価の今後の伸びを考えると割高だと判断出来る可能性すらあるということだ。
例えば、今のトヨタ自動車のPERは7倍程度だが、だれも割安だなんて思ったりしないだろう。なぜなら、今後株価上昇を期待して株を買う投資家が大量発生するとは考えにくいからだ。
おいら、実際に自動車メーカーのマツダに投資して損切りをした経験から思ったのだが、自動車株にあまり大きな株価上昇を求めるのは無理だと思う。
おいらは2017年の6月頃にマツダ株を買い、その年は皆さんご存知の通り景気は絶好調で株価が上昇していたおかげで、マツダの株価も15%程度上昇していた。
その時でもPERは確か13倍~14倍くらいだったので、「まだまだマツダは割安や!!今後も株価は上がるぞ!!」、とバカ丸出しの理由でおいらはホールドを続けた。
その後、2018年に突入して株価が下落していき、ようやくその考えが間違いであることに気づいた。
ーそもそも自動車メーカーのPERは大きく上昇しないー
まさに、自動車株に投資をして失敗する鉄板パターンだと思うので、これは覚えておいて損がないと思う。
ピーターリンチが聞いたら激オコ状態になってしまう投資だ。リンチは逆に、業績が悪化しまくって株価暴落+超高PERとなっている企業に逆張り投資をし、その後10バガーを達成しているからね。
おいらも、今度自動車メーカーに投資するときは、自動車産業が総じて業績悪化で高PERとなったときにしようと思っている。
その時にトヨタ自動車かスズキを買っておけば間違いないと思うんだが、どうなんだろうね。
次に、自動車株の値動きを参考にしてアップルの今後の株価を予測すると、短期ではどうなるのか不明だが、「低PER→株価下落→高PER」となる可能性はあると思う。
投資ファンドなんかのアップル外しが始まれば、さらに株価の下落は免れないだろうからね。
投資家はアマゾンの株価を見れば分かるように、将来の業績を期待して株を買う傾向が強いので、株価という面では大きな業績の上昇が見込めないアップルには、自動車メーカーと同じく「株価上昇+高PER化」のダブルコンボを期待することは難しい。
ただ、アップルは自動車メーカーと似てはいるが、一点だけ違っている点がある。
それは、継続的な収入を得ることが出来るサブスクリプションモデルに近いビジネスモデルを自社の利益構造の中に取り入れている点だ。
サブスクリプションモデルとは、モノやサービスの利用権を定期的に購入させるビジネスモデルのことで、売り切り方のビジネスモデルとは違い、定期的な収入を発生させるビジネスモデルのことだ。
そのため、サブスクリプションモデルを完成させた企業の利益は非常に安定している傾向が強い。
最近では、クラウド事業で躍進を続けるマイクロソフトなんかがそれに当てはまるのではないだろうか。
クラウドを使用する企業や個人事業者は、定期的に使用料をマイクロソフトに支払うことでサービスを使い続けることが出来る。そして、ウインドウズ95が誕生して以来、世界中の企業がウインドウズを使い続けていることからも分かるように、それらのユーザーがマイクロソフトが提供するクラウドサービスを使い続ける可能性は非常に高い。
そのため、マイクロソフトの利益構造は盤石だと言ってもいいと思う。
以前、アップルの株価が盛り上がっていたころ、投資家たちの注目がサービス部門の伸びに集まっていたことを覚えているだろうか。
アップルが展開するアップストアは、尋常じゃないほどの使用料をアプリ開発メーカーから搾取していることで有名だが、これはまさにサブスクリプションモデルに近い利益構造だと言っていいだろう。
さらには、アップルミュージックや、アップルPayなどのアイフォンを媒体としたサービス事業も同様だと言っていいのではないだろうか。
これらのサービス事業は利益率が半端ではないので、この分野の伸びが投資家たちの予測を超えてくれば、例えデバイスの収入が落ち込んだとしても、再びアップルのPERが上昇し、それに連られて株価が上昇する可能性はあると思っている。
自動車産業の場合は、車検や定期点検、自動車保険の更新といったサブスクリプションモデルに近いストックビジネスを、自動車ディーラーや修理工場、それから保険代理店などに分散化させてしまっているので、純粋に自動車の販売台数で勝負するしかない。
この点がアップルと自動車産業の決定的な違いだと思う。アップルは強欲なので、それらのサービス事業を完全独り占め状態だからね。
なので、おいらはそこに期待してアップル株を長期で保有する予定だ。買い増しをするのかは、次回決算時にサービス部門の伸びを確認してからがいいと思っている。
サービス部門の伸びが投資家の予測を上回れば、恐らくアップルの株価もまた上昇基調に転じると思うのだが、そこがコケてしまった場合、アップルがIBM並の下落力を発動するかもしれない。
そのため、今買ってもいいんだろうが、次の決算でそこを確認してからでも遅くはないのではないだろうか。
最後に、株主還元についてもアップルと自動車メーカーは結構似ているような気がする。
世界最強の自動車メーカーであるトヨタ自動車は、自社株買い+増配を頑張っており、配当利回りは3.4%と日本株の中では高配当な部類に入る。
アメリカ最大の自動車メーカーであるGMにしても、配当利回りは4%超と高配当だ。
だけど、両社とも全く人気が無い...。
アップルについても、増配をしまくり、自社株買いも頑張っているのだが、投資家たちの期待値が下がっているため全くその辺は配慮されずに株価は下がっている。
悲しいことだ...。
だけど、企業がでかくなって成長性が低くなってしまうと、結局はこうするしかないんだろうね。
①巨大で株価の伸びは無いが、自社株買いで総株数を減らし、増配で現金を配りまくる企業を選ぶのか。
②それとも、成長性はあるのだが、無配で自社株買いもしない企業を選ぶのか。
この辺は、自分の好みがどちらかということを考えた上で、投資をしたほうがいいのかもしれない。
ちなみに、おいらは①の企業が株価が下がらないという意味で安全だとは全く思わない。
だって、保有しているIBMとアップルの株価が下がりまくっているから...。
ただ、配当金で現金還元はされ、株価は人々の期待値なのでいくらでも上下することを考えれば、保有している際の心の安定感では①に軍配が上がるんだけどね。
株で夢をかなえよう
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