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配当金で生活をする配当金生活を目指すサラリーマンは昨今非常に多く、労働収入以外の不労所得である配当金を得るための取り組みをしている人の数がかなり増えている。
というのも、最近の雇用状況は非常に不安定で、大企業が次々とリストラを実施していることからもわかるように、雇用環境の悪化に伴いサラリーマンという以前は安定していた職業がそうではなくなっているからだ。
そのため、将来的な生活資金や、今を生きるためのお金についての不安を抱く人が増えているのだ。
以前、日本を代表する超優良企業であるトヨタ自動車の社長が、「終身雇用は終わった」と述べていたことからもわかるとおり、日本のサラリーマンたちの心の拠り所だった「終身雇用」というものが崩壊しはじめている。
というか、絶賛崩壊中だといっていいだろう。
なので、給与所得という所得だけに頼ることに危機感を持つ人が増えているのだ。
また、最近ではコールセンターの業務がAIにとってかわられたりしていることからも分かるように、すでに人間の仕事がAIに奪われ始めている。
おそらくというか、確実にこの動きは加速していくので、将来的にはスキルのない人は職を見つけるのすら難しい未来が待っているだろう。
さて、生活費などに不安があるので、配当金で生活することが出来る状態を目指す人も多いとおもうのだが、すべての生活費を賄うリアル配当金生活を実現することはかなりハードルが高い。
なので、まうずは光熱費やスマホ代などの月々の固定費を配当金で支払う、「プチ配当金生活」を目指す方が現実的だろう。
例えば、月々２万円くらいのスマホ代や光熱費を支払うのであれば、配当利回り３パーセント程度の株を５００万円分持てばそれでカバーすることが可能だ。
このレベルであれば、努力すれば誰でも達成できる可能性が高いだろう。
例えば、月々の固定費を見直して月２万円くらいの貯金をし続けるだけでも、いつかは実現することが可能なレベルの額だからだ。
また、本業以外の仕事でお金を稼げばより達成は見えてきやすいレベルの資産額だろう。
ここで重要なのは、プチ配当金生活を目指すと、とりあえずは配当金という不労所得を手に入れることが可能で、どんどん配当金の額が増えていくことだ。
配当金が増えていくこと自体が成功体験となるので、その成功体験を重ねていくことでプチ配当金生活の実現はどんどん近づいていくだろう。
悲しいかな、今の日本は終身雇用が崩壊してしまい、おまけに給与水準は上がらず、労働者たちにとっては極めて厳しい環境となっている。
そのため、本業以外の収入を確保することが重要になってきているのだ。
しかし、よくよく考えると終身雇用で本業の収入だけに頼る、という考え方は成長中の国家においては可能だが、成長がストップしてしまった国では通用しない考え方だ。
１９６０年代～１９８０年代などの日本がバリバリに経済成長している時期であればインフレの加速とともに賃金が上昇するという正常な経済サイクルが機能するのだが、今の日本はその真逆の環境にある。
なので、普通に考えて本業の収入にだけ頼り続けるという考え方は非常に危険だと言っていい。
終身雇用の崩壊や、リストラ、それからAIの台頭など、従来型の労働者たちにとっては不利な要素がてんこ盛りの世の中だ。
なので、不労所得である配当金に限らず本業以外の収入で光熱費や家賃ぐらいは支払える状態を作ることは、今後はますます重要になっていく可能性が高いだろうね。
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