配当金や家賃収入などの不労所得について、最近ではそれらの所得に惹かれたり、または副業などによってより多くの所得を得ようとする人が非常に多い。
お金というのは非常に不思議なもので、一度貯め始めると際限なく欲しくなる。
あと収入が1万円増やせたら、あと収入が2万円増やせたら、いいや、あと10万円は月々の収入を増やしたい、など、一度収入を増やしだすとどこまでも多くの「お金」が欲しくなってしまうのだ。
一方で、お金というのは無頓着になろうと思えばどこまで無頓着になれるもので、そうなった場合はお金がどんどん手元から離れていってしまう。
自分自身、20代の頃にひどく浪費していた時があったが、そのころの自分はお金というものに無頓着で、あればあるだけ使ってしまうという愚かな行動を繰り返していた。
しかし、そういった愚かな行為をいつまでも続けていると、最終的には金銭的に困窮してしまい、路頭に迷うことになってしまう可能性すらある。
もしもそうなった場合、人生の後半戦である老後にメチャクチャ苦労する羽目になってしまうだろう。
お金を貯めようと思ったらまず思い浮かぶのが貯蓄だ。
月々の収支を「収入>支出」に調整できるように、コツコツと支出を削って貯蓄額を増やしていく努力をしていると、いつの間にかビックリするくらいの貯蓄額になっていることもある。
しかし、きちんと「収入>支出」を意識していないと、お金というのは一瞬で無くなってしまうことも多い。
それは分かっているのだが、ひたすらに消費を繰り返し、お金を永久に使い続ける人は多い。
ただし、その状態で30代、40代、50代と過ごしていくと、最終的に老後になった時に貯蓄がなく、リアルに80代まで現役を貫かざるを得なくなる。
本来であれば、若いうちから配当金や家賃収入を生み出す不労所得を得るための資産を買うべきなのだが、消費を続けているとそういった資産を買う、という行為とは無縁となってしまう。
守銭奴になってひたすら貯金を続けるのが正しいとは言わないが、ある程度の貯蓄をして資産を買ったりしていかないと、これからの時代は本当に生涯現役を貫くことになってしまうだろう。
老後になり、もはや80歳になった自分がフラフラになりながら働いているのを想像するとゾッとするが、そういった事態を回避するためには、やはり若いうちからの取り組みが重要だ。
「収入>支出」という黄金律を意識し、消費を調整し、定期的にお金が貯まるような習慣を身に着ける。
そういった状態を長期間継続していくことで、いつの間にか老後に必要な資産が貯まっている可能性はあるだろう。
そして、老後に配当金や家賃収入といった不労所得を生み出す資産を買ったりして、さらに老後を楽な状態に持っていける可能性がある。
そこまでの状態になってしまえば、あとは老後をゆっくり楽しむことも出来るし、生活のためではない趣味のような仕事をして、ゆるゆると生きていくことも可能だ。
そこまでの状態にいくためには、繰り返すが長期間の取り組みが必要だ。
そして、長期間の取り組みを成功させるには、その取り組みをもはや「習慣」というレベルにまで引き上げる必要がある。
ただ、80歳くらいになり、よぼよぼになった自分が鬼上司に怒鳴られまくっているのを想像すれば、そういった取り組みを「習慣」とすることは驚くほど楽に感じるかもしれない。
年を取るときっと体力もなくなり、働くのがしんどくなってくるので、早めにお金を貯める「習慣」を身に着けておきたいものだ。
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