株式投資でお金持ちになりたいと思う人はこの世の中にはいっぱいいて、そういった人たちの多くが実際に株式投資をやってみて、恐ろしいくらいの下げに見舞われて市場から去っていくのはよく見かける光景だ。
そのせいで、「株式投資はギャンブルだ」と、株式会社で働くサラリーマンたちがほざき出すという謎の現象が起こったりするのだが、実際のところはそれはその通りだともいえる。
しかし、ギャンブルになるのはおそらく小型株に集中投資をしたときで、大型株に分散投資をした場合にポートフォリオ全体の価値が半分になったりすることはなかなかない。
日本のザ・終わってるといった感じの大型高配当株を集めたとしても、市場全体の大幅な下げが来ない限りはせいぜい20%程度の下げが関の山だろう。
一方で、小型株に集中投資をした場合には、本当に資産が一瞬で半分になってしまうケースもあったりするので、このケースは本当に注意が必要だ。
しかし、その反面、株式投資でお金を効率的に増やすためには時価総額の小さな小型~中型株は必須ともいえる投資先でもある。
日本の小型株というと、サンバイオなどのバイオ銘柄を連想する人も多く、サンバイオショックで恐怖を叩き込まれた投資家たちの中には「そんな恐ろしいものには手を出せない」という方も多いだろう。
しかし、実際は小型株であっても配当利回りが高かったり、資産を多く保有していたり、成長性が異常に高かったりする優良株も存在している。
そして、そうした株式は時に尋常じゃないくらいの爆上げをする時がある。
先日、OSGコーポレーションという浄水器を扱っている会社の株が一気に上昇し、株価は高速で約2倍にまで上昇していたが、OSGコーポレーションは元々配当利回りが3%以上の高配当株だった。
ほかにも、ソフトマックスという電子カルテを扱っている会社の株は、今年だけで約3倍にも上昇していたし、自分が保有していたユニゾホールディングスも買収劇の影響で一瞬で約2倍まで上昇した。
このように、日本の株式市場に上場している小型~中型株は時価総額が小さいので、業績がよくなったり、買収要因などの買い材料が現れると一瞬で株価が爆発的に上昇することがあるのだ。
これが、ピーターリンチがいう、いわゆる小型株効果というやつだ。ポートフォリオに小型株を入れておくと、爆発した時に資産が一気に増えるのだ。
自分はもともと小型株を中心に投資をしていたのだが、このブログがスタートした昨年くらいから大型株の売買もやってみるようになって思ったのだが、大型株も確かに魅力的ではあるし安定感はあるのだが、株価の上昇率で考えるとやはり限界がある。
というのも、時価総額が大きいと資金が大量に流れ込んだとしても大きく株価が上昇することはないし、上がるスピードも緩慢だからだ。
先ほどもお話した通り、魚市場の競りと一緒で、量が少なくて欲しい人が多いと、その株の値段は一気に上がる。
今年はサンマが不良だから、品質は例年と変わらないのに価格は高いだろ?
あれと同じで、量が少ないと株価も上がり幅が大きくなる。
なので、個人投資家が株式投資でお金を効率的に増やしていくには、個人的には小型株もポートフォリオに組み込むのが効率的なのではないかと考えている。
ただし、小型株の場合は大型株以上にリスクが高く、中には本当に紙屑になってしまう株もあるので、チャレンジする際は本当にきちんと調べたうえで買った方がいいと思うね。
最近、チェックしていた小型株が爆上げしていくのを指をくわえながら寂し気な目で見つめ、そう思った次第だ。
ところで、ポートフォリオの中で超大型株のソフトバンクだけが爆下げしているんだが、大型株だから安全だというのは、やはりマヤカシなんだろうね...。やっと日本株は全株含み益になりそうやったのに...。
株で夢をかなえよう。
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