配当金や家賃収入といった不労所得は、その資産を保有する資産家自体は何もしていなくても自然と湧いてくる、まるで湧き水のような所得だと言ってもいい。
通常、お金というのは汗水流して働いて初めて得られる労働の対価で、われわれサラリーマンは必死になって働き、ようやくのことで「お金」という現代社会を生きるために必要不可欠な酸素を手に入れることが出来るのが通常だ。
しかし、実はお金というのはこの世の中に無限に流通していて、労働者たちに配分される額が単に少ないというだけで、「あるところにはある」のがお金というものだ。
少し以前のことだが、世界中の富の約50%を、全人口のうちわずかしかいない富豪たちが独占していることが問題視されていたが、彼らが保有しているのは株や不動産といった、いわゆる資産だ。
そして、それらの資産は無限にお金を生み出すため、「お金がお金を生み出す」という最高の状態が完成しており、そのため富豪たちはもはや使いきれないほどの大金を手にすることが出来るのだ。
そのため、配当金や不動産からの賃貸収入を得ている人の場合、お金は限られたものではなく、無限に湧いてくるものだと言っていい。
前項で書いた通り、配当金や不動産からの賃貸収入を得ている人の場合、お金が無限に湧いてくるような状態になれる可能性があるのだが、それには資産を積み上げていく必要がある。
資産を積み上げていくことで、当然のことながら入ってくる配当金や家賃収入も同時並行で増えていく。
そのため、資産額を増やしてどんどんインカムゲインを増やすことで、最終的にはお金が無限に湧いてくるような状態になる可能性がある。
そういった状態を夢見るのは、汗水流してストレスまみれになって働くサラリーマンの常だが、実際にどうやってインカムゲインを得るのかを真剣に考える人は結構少ない。
というのも、日本社会の家畜であるサラリーマンの場合、労働収入という収入のみに慣れ親しんでいることがほとんどなので、配当金や家賃収入と言われてもピンとこないからだ。
しかし、それらの収入を得てそれを増やしていかないと、「お金がお金を生み出す」仕組みを構築することは出来ない。
お金は無限に湧いてくるものだとと言われても、「そんなわけねーだろ」と思う人も多いかもしれないが、金融緩和で世界中で札が刷られまくっていることを考えれば、やはりお金は無限に湧いてくるものだと言ってもいい。
例えば、ここ日本でも無限に札が刷られまくっており、そのお金は資産を保有する人々の懐に入っているのだ。
よく、日本は過去最高の好景気に沸いているにも関わらず、まったく庶民にはお金が回ってきていない、という不満を聞くことがあるが、それは実は当然のことで、刷られまくったお金は「お金がお金を生み出す」システムに吸い取られていき、資産を保有しまくっている資産家の懐に入っていくのだ。
なので、論理的に考えて配当金や家賃収入などの不労所得を生み出す資産を買い、それらの資産から生み出されるインカムゲインを得ることにチャレンジしていかなければ、「お金がお金を生み出す」システムを構築することは出来ない。
お金というのは、資産を持たない者には近づいてこないが、資産を持っている人間には引き寄せられるものだ。
なので、お金は無限に湧いてくるものだと理解し、資産を積み上げることで配当金や家賃収入などの「お金」を得ていくことが、我々が今生きているこの資本主義社会では重要だと言えるだろう。
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