やあ、かぶまくらだ。
最近は米国株の調子が悪く、「あああ、米国株上昇しねえええええ」といった感じで非常にナーバスになっている投資家が多いと聞く。
かくいう私もその一人であり、寝る前に湯たんぽを抱きしめながら、「あああ、米国株上昇しねえええええええ」と悲鳴を上げている。
しかしながら、悲鳴を上げても上昇しないのが米国株だということは貴兄たちも十分すぎるほどご存知であるところだ。
だが、株式投資の醍醐味は何も株価上昇によるキャピタルゲインだけではない。「配当金」という真の不労所得をもたらしてくれるのが株式という金の玉子を生む鳥だ。
「ちょっとまって、配当金って高配当株をもってないともらえないだろ。わい、ETFしかもってないんやが」
そう心配する重度米国株依存症のあなたに朗報なのだが、S&P500に投資が出来るETFであるVOOなんかも普通に配当金を支払ってくれる。
なので、リスクを1銘柄に集中することなく株式投資をすることができ、さらには配当金まで貰えるETFという投資商品に手をださない理由はないだろう。
たとえ僅かではあっても、配当金をポタポタと支払ってくれる米国株ETFは非常に心強い金融資産なのだ。
さて、私事ではあるのだが、先日米国株の口座を確認したところ何故かドルがかなり増えていた。
最近はあまり証券口座を見ていなかったので気がつかなかったが、VOOやQQQなどの米国株ETFから配当金が入金されていたのだ。
それを見た瞬間、私は目を見開き、大声でこう叫んだ。
「これやあ、これやああああああああああ」
かの有名なるバビロンの大富豪にて、「年5%程度増える資産にコツコツと投資をしなさい」という言葉があったのだが、米国株ETFであれば年利5%程度も狙え、さらに配当金というおまけまでついてくる。
「ひゃはあ、これやああああああああああ」
私は大声でそう叫んだ。
あまりの感動に膝ががくがくと震え、嗚咽に似た声を上げながら、私は確信した。
サラリーマンは、サラリーマンこそは米国株ETFに投資をし、こつこつとお金持ちを目指すべきなんだと。
アホみたいな額を日本株1銘柄に集中投資をしてその会社の株が大暴落して鬼殺しを朝からあおるように飲むというような蛮行はやめるべきなんだと。
そして私は、貯まっていたお金でそっと全世界株式ETFを買ったのだった。
さてと、米国株ETFから支払われた配当金を再投資したお話をしてみたわけだが、やはり配当金は心の余裕を作ってくれるとかんじた。
というのも、買ったETFの価格が下がっていたら分配された配当金でまたそのETFを買えば雪だるま式に資産が増えていくのを実感しているからだ。
また、現金が定期的に振り込まれるという現象は我々サラリーマンに想像以上にポジティブな心理的効果をもたらしてくれる。
というのも、投資をしていても含み益や通算利益等の言葉が行き交いすることが多いが、これらの計算基準は円やドルなどの「お金」だ。
つまりは、どんな投資家も「現金」を基準にして自分自身の資産を把握しているわけだから、その「現金」が直接振り込まれる配当金という仕組みはやはりどんな投資家にとっても心強いものなのだ。
なので、まだ投資を始めておらず、貯金だけでは...と考えてる方は一度米国株ETFに手を出してみるのも悪くはないだろうね。
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