レバレッジETFは日経平均の倍の値動きを目指したりするように設計されているETFのことで、最近は個人投資家たちに大人気のETFだ。
というのも、ご存知の通り日本の株式市場は世界でも稀に見る博打市場で、最近では日銀がコロナウイルスによる新型コロナショックの影響を少しでも緩和しようとして、無限にETF買いを行っているせいで、経済停滞が確実だというのにまったく株価が下がっていない。
普通の社会人であれば、今現在の日本が直面している経済環境がどれくらいヤバいのかは肌感覚でわかるはずだと思うのだが、それでも日本株は上昇し始めている。
また、米国株についても同じで、自分が先日投資をしたばかりのVOOがすでに10%以上上昇していることからもわかる通り、超高速で株価が回復しているのだ。
これは、明らかに歪められた市場状況だと言いえるのだが、株式市場とはそういうもので、意味もなく上昇したり暴落したりするケースが多い。
そのため、これから先、再び株式市場が暴落する可能性も全然あるわけだが、そういった場面でも利益を出す投資家たちがいて、そういった投資家たちに人気なのがレバレッジETFという投資商品だ。
日経平均が大暴落した時に、最も利益を出しやすい方法の一つとして、日経平均の2倍の値動きをすることを目標として設計されたベア型のレバレッジETFである、日経平均ダブルインバース・インデックスといETFの利用が挙げられる。
このレバレッジETFは、株価が大きく下がった場面で、日経平均の2倍の値動きをするように設計されているため、もしも株価が下がりベア型のレバレッジETFが機能する場面になれば、2倍の利益を狙えるようになる。
そのため、株価が不安定な局面において、保険的な意味合いでポートフォリオに組み込んでおくと他の現物株が大暴落してしまったときに逆に利益が出て、資産保全効果を期待することが出来るのだ。
自分自身の使い方はそれくらいまでだが、「売り」の取引が得意な人の場合はこういったレバレッジETFで大きな利益を出すことも可能だ。
ただ、個人的にFXからの経験で「売り」は「買い」よりもリスクが高いように思うので、取り扱いには要注意なレバレッジETFだろう。
というのも、株価というのは訳のわからない値動きをするもので、自分が思っているのと全く違う方向に動くことも多いからだ。
その場合、「買い」であれば下値はある程度限られるが、「売り」の場合は天井に制限がなく、文字通り青天井なので損失も無限に膨らんでいく可能性があるからだ。
ただ、レバレッジETFを現物で買うのであればリスクコントロールは可能なので、使い方によっては自分の資産を守るために有効なETFだと思っている。
今現在、前述したように、まともな社会人ならだれでも実態経済が確実に悪化していくことを肌で感じていると思うのだが、おそらく今後景気の悪化は相当なところまでいくことになるだろう。
しかし、株式相場の方はもはや「無限」に政府が刷りまくったマネーが流れ込んでいるので、むしろ上がっていく可能性すらある。
ただ、海外の機関投資家たちがタイミングを計らって売りで攻めてきたりするので、大暴落する場合もあるだろう。
要するに、訳のわからない相場になっているので、むやみに売り買いを繰り返していると、最終的には資産を大きく減らしてしまう可能性がある。
なので、レバレッジETFの「日経平均ダブルインバース・インデックス」を使うのであれば、あくまでも自分自身の資産を大きく毀損しないように額をコントロールするべきだろう。
その場合、個人的にはやはりポートフォリオの保険的な意味合いで組み込むのがいいように思う。
もちろん、腕に覚えがあるのであれば、大きな利益を狙って保有するのもありなのだろうが、その場合もきちんと損切りのラインを決めておくことをお勧めするね。
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