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カスハラを実際に目の前で見て感じた悲しい日本の現状

「こっらああああああああああああああああああ!!」

突然、店内に凄まじい怒鳴り声が鳴り響いた。

仕事で外出し用を済ませたおいらは、コーヒーを買おうと思いコンビニに立ち寄ったのだが、先にレジに立っていたオッサンが突然叫び声を上げたのだ。

何ごとかと思って見ていると、どうやらレジで両替を断られたのが気に食わなかったらしい。

「俺はなあ、毎日このコンビニを使ってやってるんだよ!!それなのにテメエ、何なんだその態度は!!」

そのオッサンがレジに立っている若いにーちゃんの店員に「両替してくれ」と言ったところ、「無理です」とすげない対応をされたことでオッサンの怒りは爆発したようだ。

「コピー機が使えねえだろうが!!もういい、店長出せ、テメエじゃだめだ、店長だせこらあああああああああああああ」

オッサンは、コンビニに設置されているコピー機が使いたかったらしいが、あいにく10円玉や100円玉を持ち合わせていなかったため、両替を要求したらしい。

そんなもん、断られるに決まってるだろうが...。

いまどき、どこの小売店でも両替は絶対お断りが当たり前で、対応してくれるとしたら気のいいおばあちゃんが経営している雑貨屋くらいだろうが、そういった雑貨屋は量販店やAmazon等に駆逐されてしまい、もうほとんど生き残ってはいない。

そのため、この日本で「両替してくれ」と言って応じてくれる小売店は、もはや天然記念物並みの珍しさなのだ。

そもそも、店側がつり銭の10円玉や100円玉を用意するのにだって、一定の金額以上となると両替手数料がかかってしまうのでお断りされるのが当たり前だ。

しかし、オッサンはどうやらそういう現実を全く知らないようで、ひたすら叫び続けていた。

「おらあああああああああ!!店長出せ、店長出せよおおおおおおおおおお!!」

「おっちゃん、10円やったらやるけど?」

コーヒーを早く飲みたかったので、そう言って後ろからオッサンに話しかけてみると、

「いいんだよ、俺はこいつと話してるんだから!!」

せっかく10円を恵んでやろうと思ったのにブチ切れられるっていう笑。

結局、最終的に店長が出てきて、オッサンの要求通り両替に応じていた。

「申し訳ありませんね、本当はつり銭が合わなくなったりするんで、絶対ダメなんですよ。なので、今回だけは両替させていただきますが、次からはご容赦ください」

なかなか人間の出来てそうな店長で、そんな感じで言い含めるようにしてオッサンに謝罪をしていた。

ー警察に突き出せばいいのにー

その様子を見ていて、おいらは正直そう思った。

なぜかというと、一度両替をOKしてしまえば、そのオッサンは両替したくなる度に別の場所で同じようなことを言うだろうし、そもそも店舗側が提供していない両替というサービスを無理やり要求しているのだから立派な営業妨害だ。

「てめえ!!謝れよ!!」

「申し訳ありませんでした」

しかも、挙句の果てには店長と若い男性店員が詫びを入れさせられていたので、その一連の様子を映した店内の防犯カメラの映像を添えて警察に被害届を出せば、物証が確定しているので一応受理くらいはしてくれるだろう。

受理を断られる可能性もあるが、「客が店員に土下座をさせた」等は最近結構注目されているケースなので、もしかしたら腰の重い警察も動いてくれるかもしれない。

ただ、恐らくそのコンビニの店長は警察に届け出を出したりはしないだろう。

なぜなら、ここ日本ではカスハラがもはや文化として定着してしまっているからだ。

カスハラとは、カスタマーハラスメントの略語で、つまりは顧客による度を超した種々の強制等のことを指す。

店員の態度が気に食わないから土下座を強要する、店員を怒鳴りつける、金銭を要求する、ひどいのになるとJRの職員をどつきまわす、これらはすべてカスハラに該当する。

さすがに店員をしばきまわす奴は中々いないが、店内で怒声を上げたり、企業のコールセンターに電話して延々と苦情を述べ立てて金を要求したりする輩は結構よくいる。

このカスハラが今結構な問題になっていて、「お客様は神様」という異常精神が染み込んでいるこの日本社会では、消費者が図に乗って店舗や企業に度を逸した要求をするケースが頻発している。

そして、そういったカスハラの被害に遭った担当者が精神的に病んでしまい、退職にまで追い込まれるケースもあるという。

「お客様は神様」

確かに、顧客は企業に利益を与えてくれる存在であり、顧客なしではどんな商売も成立はしない。そういった意味では非常に重要な存在であり、大切にしなくてはならないのは当然だ。

だけどね、「神」では決してないよ笑。

だから、おいら自身は、顧客が間違ったことを言っていたり、不当な要求をしてくる場合は断固として毅然とした態度で対応すべきだと考えている。

要するに、無理なもんは無理と伝えることだね。そうした方が、結果的には絶対にいいということはこれまでの経験上断言できる。

「無理なもんは無理」

これね...メチャクチャ重要なんだよ。

曖昧な答え方をするよりも、はっきりと断ることで逆に相手の信頼度は上がるケースの方が多いからね。

それに、恐らくこれはどんな商売でもそうだと思うんだが、「無理なもんは無理」、と伝えてもまだ無理を要求してくる客であれば早めに切っておいた方が正解だろう。

なぜなら、そういう輩は大体また同じような無理を言い出す可能性が非常に高いからね。

いくら金を貰えるからと言っても、おいらはそんな奴を相手にするのはごめんだ。

誰だって正直嫌だろ?限られた人生の大切な時間をそんなカスを相手にして過ごすのは。

ただ、悲しいかな、ここ日本ではカスハラが普通に受け入れられてしまっているので、特上のカスでない限りは相手をせざるを得ないケースも結構ある。

おいら、外国に行った際に驚いたことがあるのだが、もうね、びっくりするくらい店員の態度が悪い笑。

コンビニのレジで商品を出すと心底めんどくさそうな顔をするし、レストランに行っても中々注文を取りに来なかったりとかもあったしね。

おいらは行ったことがないが、知人に聞いた話だと、中国に行くとレストランの店員が唾とか吐いているらしい...。ありえんでしょ笑。

一方で、日本はというと、どんな店に行っても中々そこまでひどい店員たちに会うことはない。

普段は態度のクソ悪いヤンキーでも、コンビニのアルバイトに出た瞬間に、「いらっしゃいませ!!」、ときちんと挨拶したりするからね。

なぜなら、表面上「お客様は神様」の精神が日本企業には染みついており、最前線に立つ従業員たちは「神様でないお客様」も神様のように扱わなければならないからだ。

そのくせ、余裕で不正行為を行い本質的に客を裏切るのが日本企業の神髄なんだが、まあ、表面上はどこの企業もお客様は神様だという位置づけで、基本的にはクレームに真摯に対応するようになっている。

ただ、それが行き過ぎた結果、顧客が図に乗ってモンスター化しまくり社会的に問題となっている。

いつもはあんなにいい人が、まさかクレーマーだったなんて...。

隣の大富豪ならぬ隣の大クレーマーが日本各地で産声を上げまくっているのだ。

ちなみに、今回コンビニで大声を出していたのは、どこにでもいる普通の初老のオッサンだ。

なぜ、そういった普通の人たちがカスハラまがいのクレーマーになるかというと、自分たちも仕事でそういう相手に対応したことがあったり、自分が属している企業が同じような相手に真摯に対応していたりするからではないだろうか。

「自分たちはいつもしているレベルの対応を、なぜこの企業はしてくれないの?」

そんな感じで企業や店舗の対応に違和感を覚え、そしてそれが怒りに転換され、最終的にカスハラに発展したりする。

つまり、カスハラは一見するとその個人や相手方企業に問題があるように思えるが、実は日本の顧客本位が優先されすぎた社会構造が生み出している問題なのではないだろうか。

書いていて切なくなってきたんだが、日本が先進国の中でぶっちぎりで幸福度が低いというのも頷ける。

みんなが一所懸命働いて様々なサービスや商品が提供されて、非常に便利で快適な社会ではあるのだが、逆を言えば「みんなが一所懸命働かない」と維持できない社会なのだ。

ということは、日本流の「一所懸命」を日本の全国民が実践しないといけないわけだが、はっきり言って息苦しすぎる。

そもそも、「一所懸命」って武士が土地を守るためにほんまに命を懸けている様子を形容した言葉だからね...命がけなんだよ、日本で「一所懸命」をやるのは。

実際、そんな社会が継続した結果、先進国にも関わらず世界10傑に入るほどの自殺者数を誇っているのが日本だ。

ほんまに命がけっていうね...。

もうね、日本社会は構造的にダメなんだよ。もっと色々とゆるくしないと、最終的には自分で自分の首を絞めることになってしまう。

日本社会の最前線で働くサラリーマンとしてはそう思うね。

「もう、キツキツの日本社会で働くのダルいんだよ、正直」

そう思っている日本人は、結構多いのではないだろうか。

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