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【中間管理職】リストラの候補となる中間管理職はファクトフルネスを読むべき【転職と副業】

リストラの候補となる中間管理職はファクトフルネスを読むべき

中間管理職というのは、ある意味老いて利用価値のなくなった家畜と一緒で、将来性を見込まれて飼われている若手社員たちとは一線を画す立場に置かれている。

最近、損害保険会社の損保ジャパンが4000人の社員を子会社の介護会社に配置転換するというニュースが世間に衝撃を与えていたが、最近は日本企業も使えない社員に対しては容赦ない仕打ちをするようになってきている。

というのも、世界経済のグローバル化が進んだ結果、日本企業の競争力は著しく落ちており、もはや社員全員を暖かく守ってあげる日本式の経営は維持できなくなっているからだ。

つまり、端的に言うと使える社員は残しておき、使えない社員は切りまくっていかないと、日本企業は息の根が止まってしまうということろまできているのだ。

そのため、経費は削減され、社員間の競争は激化し、何の能力もない社員たちは常に首切りの対象となるような環境が完成しつつある。

しかし、いまだに昔の日本企業のイメージが脳に刷り込まれたまま、のほほんと働いている中間管理職は非常に多い。

そして、そんな人に勧めたいのがファクトフルネスという世界的にベストセラーになっている名著だ。

すでに日本国内の労働環境は激変していることをファクトフルネスを読んで認識しよう

中間管理職というのは、自分も含めてそうなのだが、すでに年を喰っていて20代の若者たちのようにフレキシブルな思考が働かなくなっているケースが多い。

長年勤めている組織で共有されている価値観が脳の隅々までこびりつき、もはや最新の情報を受付なくなってしまっているのだ。

それもそのはずで、そういった中間管理職の脳に日常的にインプットされるのは、上司からの叱咤激励と居酒屋での愚痴くらいで、客観的なデータに基づいた現在の日本の労働環境に関する情報などほとんど入ってこないからだ。

実際はインターネットやテレビなどで断片的にそういった情報を得ているはずなのだが、すでに脳の隅々まで硬化が始まっているため、それに気づけないケースが多い。

頭の中は今夜の晩酌やヒステリックな嫁のことや住宅ローン、それから言うことをきかない部下のことでいっぱいで、そういった情報が張り込むスペースがなくなってしまっているのだ。

しかし、ファクトフルネスを読めば多少は脳に変化が起き、現在の自分が置かれておる状況と日本の現状に関して少しは理解しようと務めるに違いない。

終身雇用は崩壊しているという現実から認識しましょう

ファクトフルネスでは、人々が驚くほど古い過去のデータに基づいた誤った知識を脳にインプットしているため、実際の現実世界を客観的な目で見ることが出来ないようになっていると説いている。

詳しくは同書を読んでいただければと思うが、例えば多くの人が貧困に喘ぐ低所得国に住む人が人口中の過半数を占めていると考えているが、実際は低所得国でもなく、高所得国でもない、中所得国に住む人々の割合が一番多いという。

他にも、乳児の死亡率や初等教育の修了率など、多くの事象について人々は驚くほど古いデータに基づいて現実世界を認識しており、「実は世界がかなり良くなっている」ことを認識していないという。

著者が言うには、多くの人々は悲観的な目で世界を見ているが、実際のデータを基にして判断すると世界はより良くなってきている、とのことだ。

要するに、人々の脳に刷り込まれた古いデータや思い込みが、「より良くなっている世界」を認識することを阻んでいるのだ。

逆に、日本のサラリーマンたちの場合は、自分も含めてだが「より悪くなっている世界」を認識できずにいる。

「より悪くなっている世界」というのは、常に競争を強いられ、いつ首を切られるかもわからず、能力がないものは容赦なく切り捨てられる世界のことだ。

トヨタの社長が言っていたように、実はここ日本ではすでに終身雇用という制度は崩壊しており、年功序列での昇給等の古き良き時代に構築されてきた制度は音を立てて崩壊しつつあるのだ。

これはよく考えれば誰でも理解が出来ることだし、学生の人であれば「そんなの当たり前だろ」といった感じかもしれないが、実社会で長年働いていると感覚がマヒしてきて、そんなことも認識が出来なくなってしまうのだ。

しかし、ファクトフルネスを読み、現状の日本社会で起こっている変化等に目を向ければすぐにこういった現実を認識することが出来る。

ファクトフルネスから行動へ

様々な情報を集め、今の日本社会の労働環境を正確に把握すると、「マジですか...」と背筋に冷たい汗が流れる人もいるはずだ。

最近では、新興国の中でもグローバル企業が育ってきており、日本の企業はさらに激化するグローバル社会での競争に生き抜くため、より優秀な社員を確保し、無能な社員は切り捨てるという行動を取らざるを得ない。

最近、日本企業でも新入社員に高額な報酬を提示するケースがちらほら出てきたが、要するにもはや年齢に関係なく「使える奴は厚遇する」「使えないバカは冷遇する」という傾向が顕著になってきているのだ。

こういった事実をきちんと認識したうえで、

「怖い、怖いいいいいいいいいいいい」

とおびえるだけではなく、次は対処策を講じていくことが非常に重要だ。

社内で重宝されるようなスキルをきちんと磨いておく、英語を勉強する、資格を取る、転職をする、副業をする、投資で資産を増やす能力を身に付ける、などなど。

自分がいざという時に不利な立場や金銭的に困窮した状況にならないように、ファクトフルネスで気付きを得たら次は行動に移すことが重要だ。

最近は、中間管理職を中心とした層にリストラが計画されることが増えきているので、そういったニュースを対岸の火事と高を括って見物しているのではなく、明日は我が身にも起こり得ることと認識して対処策を講じておきたいものだ。

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