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★記事がバズった★1日で1万PVを記録していた件

時が経つのは早いものだ。

もうすぐアラフォーになる年齢に差し掛かってきて、最近本当によくそう思う。

この年齢になると、段々と「初体験」の数が少なくなってくる。

10代や20代前半のころは様々な「初体験」をシャワーのように浴びることができるので、日々の生活が非常に新鮮で、毎日がそれなりに楽しかった記憶がある。

しかし、いつの頃からか、段々と初体験の数が減っていき、どんな出来事も以前あった出来事を塗り替えたデジャヴのようにしか感じなくなってくる。

最近はそれが特に顕著で、居酒屋で珍しい酒を飲んでもいつか飲んだ酒と同じ味がするし、♀と一緒にどこかに行っても、別の誰かと同じような場所で同じような会話をしているような錯覚に襲われる。

おいらは結構お気に入りを大切にする人間なので、昼飯も大体同じ店で食べるし、酒を飲むときもひたすら同じ店に行ったりする。

仕事だって、お気に入りのトークは決まっていて、大体同じようなことを機械式の人形のように喋っている。

大阪の食い倒れ太郎の、口元が滑らかになったバージョンを想像してもらうといい。

一見表情は動いているようだが、実はずっと同じで、口元だけが柔らかく動いていて、昨日と同じような話をしているのだ。

このままではひたすら同じような経験が繰り返され、その影響で脳が硬化してして死んでしまうかもしれない。

通勤電車に乗っている途中、いつも見かけるサラリーマンがいつもと同じような表情でスマホをいじって溜息をついているのを見て軽い恐怖を感じた。

🐏

そんなおいらが、先日久しぶりに「初体験」をした。

タイトルの通り、書いたブログ記事が突然バズり、1日で1万PVを記録したのだ。

一応書いておくと、PVというのはそのブログのページが閲覧された数を示す数字で、ある程度の読者がいると判断する基準が月間1万PVと言われているらしい。

おいらがブログを始めた当初の一つの目標に、月1万PVのブログをつくるという目標があった。

理由は特になく、なんとなくそれだけ見られるブログが作れたらすごいだろうな、と思ったからだ。

ちなみにおいらはワードプレスというソフトを使ってブログを書いているが、なぜそうしたかというと、ネットで調べるとこれが一番自由度が高いと書いてあったからだ。

しかし、最初は全く意味が分からなかったので、ひたすらネットで使い方を検索してブログの基礎を作っていた記憶がある。

その時思ったのだが、現在は個人がブログを書きまくっているので、以前であれば書店でソフトの使い方が書かれた本を買ってこないと分からなかったことが、ネットで調べればソッコーで分かってしまう。

無料でそのような情報を提供して下さっているブログが結構あるが、非常に素晴らしいことだね。

それと同時に、これだけフリー(無料)のコンテンツが充実している現代では、もはや書店で売られている有料の現物コンテンツ=本なんて売れないんじゃないかと思ってしまった。

ネットのコンテンツは、その中身自体を売ることが目的ではなく、広告やアフィリエイトで儲けることが目的で作成されているものがほとんどだ。

したがって、読者の興味を引くために意外と内容が充実しているものが多い。また、量も更新頻度を多めにしないといけないので、必然的に豊富になってくる。

以前であれば、ネットの情報はあまり信用できないと言われていたが、現在ではそれが逆転していて、本に書かれている情報よりもネット上の方が圧倒的に量が多い分、よりタイムリーで正確な情報を拾えるような気がする(※もちろん、見分けないといけないが)。

まあとにかく、そうやってブログを作って、たぶん無理だろうなと思いながら記事をずっと書き続けていたが、全く月間1万PVには到達していないと思っていた。

他のブロガーの方のPV数報告記事を見ると、書き始めて数か月で達成していらっしゃる方も結構いるので、すごいな...と感嘆の目で眺めていたと同時に、こんだけ書いて無理ならおいらには無理かもしれないと思っていた。

しかし、先日アクセス解析をしていて気づいたのだが、実はすでに2か月目で達成していたことが判明した。

見る場所を間違っていたんだね...。

そして先日、ついに巷で噂の記事がバズるというを体験した。

これにはさすがにビビった。

家に帰ってPCでアクセス数を見てみると、ありえない数字が表示されていた。いつもは数名の方か、多くて十数名くらいの方が同時に見てくださっているのが普通だが、突然その数が尋常なないくらいに増えていた。

絶対に見間違いだと思ってみていたが、どうやら本当らしい。

それを見ていて、久しぶりに「初体験」を味わったときの軽い興奮を覚えた。

月に数十万PVを達成しているブログであれば普通のPV数なのだろうが、おいらのような初心者ブロガーには驚きの数字だったからだ。

ちなみにバズるとは、もともとはSNS上で爆発的に情報が拡散されることを指した用語で、ハエが飛んでいる時に聞こえるうるさい羽音=BUZZをもじって作られた言葉らしい。

そこでどのような記事がバズるのか調べてみたのだが、それは検索エンジンの王であるグーグルが決めることであり、こちらではコントロ-ル不可能らしい。

しかし、一定のバズキーワードというものは存在するらしく、そういったワードが散りばめられた記事がSEOにヒットすれば、検索上位に表示されてアクセス数が爆発的に上昇するらしい。

いったん記事がバズると、検索エンジンから直接読者が流入するので、 物凄い数のPVを記録するという構造だ。

ブログ村等のブログランキングからのアクセスよりも、検索エンジンからのアクセスであれば、使用している人間の分母が桁違いなのでそれも頷ける。

それにしても、最近こうやってブログを書くようになって思うのだが、ネットの力はマジですごい。

以前まではTV局や出版社などの大型資本が牛耳っていた市場に、普通に個人が参入できるようになってしまっている。

1990年代まではTV局や出版社に支払われていた莫大な広告フィーが、今では物凄い数に分割されてブロガーなどの個人に支払われている。

以前までであれば、TV局や出版社に気に入られたごく一部の人間だけが、世間に対して自分をアピールしたり、情報を発信することが許されていたが、今ではそんなもん一切関係なしで誰でも自分を世間に対してアピールすることが出来るようになっている。

もはや、完全実力性なのだ。マナーが悪かろうが、高齢者へのイメージが悪かろうが、主婦に嫌われていようが、実力さえあれば誰でものし上がれる世の中になってしまっているのだ。

以前までの日本では異端=排除の方程式が成り立っていたが、今では普通=死亡の方程式が成り立ちつつある。

サラリーマンが搾取されている税金の額を見れば分かるとおもうが、もはや普通であることが危険な世の中になってきているのかもしれない。

実はおいらは以前まで、ツイッターをやっている人間の感覚は異常だと思っていた。

毎日毎日、いい大人がガキみたいに自己主張をネットでつぶやいて恥ずかしくねえのか?

そう思っていた。

しかし、ブログを始めてみてネットに触れる時間が増えるにつれ、考え方が完全に逆転した。

SNSをやっていないおいらの方が異常で、ツイッターで絶えず自分の影響力を広めている方々の方が実は正常なのだ。

これまでの日本では、公務員や一部上場企業に就職して高い給与やボーナス、そして恵まれた福利厚生の恩恵を受けられる人間が勝ち組とされていた。

しかし、状況は完全に変化している。

給与は成果報酬制が導入されて一律では上がらなくなり、年功序列も廃止され、そして福利厚生など経費削減の対象として真っ先に削られてしまう。

それらのことは、こちらがいくら仕事で頑張ったってコントロール不可能だ。

まあ、給料は頑張れば上がるかもしれないが、劇的に上がることは外資系でもないかぎり中々ないだろう。

しかし一方で、ネットはすべてにおいて無制限の世界だ。

ネットは人々が必要とする、リアルな価値のみが評価される、ある意味シビアな場所だ。

だから、ネットでお金を稼げない人間はとことん稼げないが、才能のある人間は青天井に稼げる可能性がある。

それは、ブログ村の上位ランカーや、もはや神格化されているあの方を見てもよく分かるよね。

要するに、会社でいうところの平社員がいない世界なんだと思う。

収入格差で言うと、部長や専務、社長しかおらず、その他はアルバイトみたいなね。

ネット上で自分をブランディング、つまりセルフプロデュースし、最終的にはそれを収益化できるような構造を作れる人間こそが次世代の勝ち組となっていくだろう。

要するに、自己のブランド化ってやつだね。

これまでの世の中は、戦後の高度成長期時代を引きずっていて、工場でとにかくマニュアルに沿って作業をこなせるタイプの人間が求められていた。

しかし、それらの作業が機械化され、さらにホワイトカラーの領域までもがAIなどによって機械化されている現代では、もはやそういうタイプの人間は求められていない。

求められているのは、発想力のある人間や、それまでの常識とは全く違う行動をする人間だ。

エクセルを使って計算をするのが上手い人間ではなく、エクセルを使って見たこともないようなツールを作れる人間がより多く求められていると言ったらいいだろうか。

これはいい悪いではなく、もはや時代の変化なのだ。

だから、10代や20代の若い時からネットで自分を発信するという取り組みは絶対にしておいた方がいい。

それを収益化するかどうかは別として、将来的には必ず役に立つだろう。

おいらぐらいの年齢になってネットでの情報発信を始めると、いいとこでブログを書くのが精いっぱいで、それ以上何かしようという気には中々なれない。

今さらおいらがインスタグラムで、「今日のカフェ飯!!」とかいって投稿しても誰の興味も引けないだろうしね...考えただけで背筋が凍ったよ。

だから、引き続きネットとの接点はブログだけにして、精いっぱい何かしらの情報を発信していこうと思う。

最後に、バズった記事はこれなので、興味のある方はご覧ください。

見返したみたが、なんでバズったのかが全く分からないのだが...。

★バズった記事

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