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超有名投信・さわかみファンドが組み込む外国株-オラクル

おいーっっす!!

みなさん日曜日はどうお過ごしでしょうか?

おいらは普通にさっき起きてしまいました。何故か起きれなかった...。最近体力の低下が著しく、少し筋トレをしただけで疲労困憊で目が覚めなかったのです。

どうにかリア充になりたい一心で、まずは体力をつけようとしているのですが、先日上下スウェット姿で一生懸命ランニングしていたら、たまたま前を歩いていたおばちゃんに悲鳴を上げられました。

「ひいい!!」

「え...?」

恐らくおいらのことを不審者だと思ったのでしょう。非常に反省しました。やはりおいらのような中年がユニクロのスウェット姿で外を走り回っていると、異常者以外の何者でもありません。

したがって、これからは信頼感抜群のユニフォームであるスーツにネクタイでご近所を走り回ろうと思っている次第です。

🏃  🏃  🏃

さて、そんなおいらの近況などどうでもいいのですが、本日は最近少し注目している外国株のお話です。

その銘柄とはズバリ、オラクル!!

ソフトウェアやクラウド、その他ビジネスに必要なITインフラを提供している企業です。日本でも現地法人として日本オラクルという会社が東証1部に上場していますので、知っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

このオラクルですが、最近日本の超有名投信であるさわかみファンドが組み入れた初の外国株でもあります。

さわかみファンドといえば、個人投資家に大人気の澤上篤人氏が運用する日本初の長期投資を謳った本格派投資信託と言われているファンドで、10年で見るとNYダウとそん色ない上昇率を誇っています。

■さわかみファンド

チャート画像

■NYダウ

チャート画像

NYダウが滑らかな右肩上がりであるのに対して、さわかみファンドのほうはアベノミクス開始直後から急速に上昇しているのが分かりますね。これを見ると、やはりアメリカの株式市場は安定感があります。

さわかみファンドのファンドマネージャーである草刈氏はインタビューで、何故オラクルを初の外国株として組み込んだのかと聞かれたされた際に、「単に割安だったから」と答えています。

初の外国株を組み入れるということで、企業訪問を重ねたりしてかなり熟考した結果選んだ銘柄のようですので、恐らく単に割安だったからという理由だけではないのでしょう。また、プロの目から見ると米国株式市場は割高で、他に魅力的な水準の銘柄が無かったのかもしれませんね。

草刈氏は割安だと言っているオラクルの株価ですが、直近は下落しており、現在の株価は46ドル程度です。直近の最高値が53ドル程度なので、15%弱株価は下がっています。

株価が下がっている原因は、現在同社が最も力を入れているクラウド事業の伸び率が減速していることが原因です。

クラウド事業は現在最もHOTな市場なので、競合相手も多く、少しでも売上高の伸び率が期待値を下回れば、市場から大きくマイナスの評価をされてしまうようです。

しかし、見る限りはそこそこ順調に既存のソフトウェア事業からクラウド事業へのシフトが進んでいるようですし、営業利益も15%増となっているのでそこまでダメなようには思えません。

それに、オラクルは元々基幹系システムに強いので既存顧客がかなりいます。オラクル社のソフトウェアや基幹系システムを使っている企業はそのままクラウド事業の見込み顧客となるので、今後も既存顧客のクラウドへの移行が進めば、そのままそれが売上高に反映していくのは確実だと思います。

少なくとも、IBMよりかは基幹系システム事業からクラウド事業への移管が順調に進んでいるようです。IBMの場合は基幹系システムの比率が現状でも高く、それらの顧客をクラウド事業の顧客に移管するのにはまだ相当時間がかかりそうです。

クラウド市場はこれからまだまだ伸びていく市場なので、おいらも非常に注目しております。昔は設備投資といえば工場を作ったり、パソコンを大量に配備したり、自社システムを構築したりといったことがメインでしたが、今企業が最も必要としている設備投資が柔軟性のあるクラウドシステムだということなのでしょう。

今はまだ発展段階なので、ここである程度規模を押さえた企業が最終的に勝ち組となり、安定的に爆大な利益を稼ぐことが出来るようになるんでしょうね。

おいら的には、すでに多くの企業が基幹系システムやソフトを使っている会社で、クラウド事業に力を入れている会社がここから先利益を伸ばしていきそうな気がします。

中小企業や新興企業はアマゾンの安価で便利なクラウドを選択する場合が多いと思いますが、ある程度の大企業になってくると保守的な場合も多いので、元々基幹系システムを使っていた企業、つまりIBMやオラクルの方を選択する場合も多いと思います。

そういう観点では、保守的な企業が多い日本で事業を展開している日本オラクルのほうが本家のオラクルよりも今後成長性が高いのかもしれません。

ちなみに、オラクルは1.5%程度ですが配当金もきちんと出しています。マイクロソフトやアップルもそうですが、成長性がある程度残されている企業で今後増配が見込める企業であれば、今の配当利回りは低くても将来的には高配当株化する可能性はあると思います。

それを楽しみにして株を長期保有してみるというのもいいかもしれません。そうすれば、結果的に長期投資となって加速度的に資産が増える可能性がありますからね。

エクソンモービルはダメなんでしょうが、現在売り込まれている高配当株の中ではペプシコやJ&J、それからIBM等はまだ成長余地がありそうなので同じように将来的にさらに高配当株化する可能性があると思っております。

IBMの場合はすでに悪くなりすぎているので、好転し始めると株価に勢いがつきそうな気がします。

最後に、オラクルのクラウドの伸びが減速していると指摘されていることについて、四半期でそれを判断するのってどうなんだろうと思ってしまいます。

顧客によって設備投資のタイミングはバラバラなのが当たり前なので、すべての期間で均一にクラウド事業の売り上げが増加するのを期待する方が無理があるのではないでしょうか。半期に一度どれくらい売り上げが伸びたかが分かれば十分だと思います。

ウォーレンバフェットが四半期決算が健全な企業活動を阻害していると指摘していましたが、全くその通りだと思います。

四半期ごとに企業が一所懸命数字を作る意味はあまりないと思います。手間はかかるわ、費用はかかるわだけで、喜ぶのは決算作成に関わる事業を展開している企業と市場のボラティリティを歓迎する投資銀行や個人投資家くらいではないでしょうか?

日本企業でも上場企業には四半期決算が義務付けられていますが、一企業人としては非常に疑問を感じますね。

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