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サラリーマンが配当金生活でのセミリタイヤを失敗させないために知っておくべき3つの知識

もしも、あなたの手元に有り余るお金があって、今すぐにセミリタイア生活を実現したとしよう。

もちろん、あなたは不動産や株式をたくさん所有していて、そこから得られる賃料収入や配当金で毎月の生活費を遥かに超える収入を得ているという前提だ。

当然、そんな状態だから、あなたは金銭的な心配をする必要は一切なく、自分が好きなことを、好きな時に、好きなだけ楽しむことが出来る。

その時、あなたは一体何をするのだろうか?

都心を離れて、南の島に家を買って、そこで毎日透明な青い海を見つめながらゆっくりと過ごす?

それとも、午前中は以前から読みたかった本たちをゆっくりと読み、夕方からジムに出かけて体を鍛え、そして夜は22時頃には寝てしまうという健康的なサイクルを楽しむ?

いいや、それよりも憧れだった海外の国々を巡って写真をいっぱい撮り、それをインスタグラムにアップして自分という存在をみんなに知ってもらう?

どのプランも悪くはないはずだ。

有り余るほどのお金を手にしてセミリタイアした後の生活を考えるのは、誰だってワクワクするし楽しいものだ。

だけど、本気でセミリタイア生活を目指すつもりなら、3つほど注意点がある。

今回は、それをお話していこう。

セミリタイヤ生活と聞いてまず思い浮かべるのは、株式の配当金や不動産による賃料収入で生活費の全てを賄い、経済的な問題が一切ない状態だ。

おいらの場合、セミリタイヤ生活と聞くと、やはり株式から得られる配当金によって生活している状態が頭に浮かぶ。

なぜかというと、自分自身が株式投資を実践しており、実際に高配当株を保有しているのでその状態が何となくイメージ出来るからだ。

なので、今回は株式投資によって得られる配当金で生活費を行うという前提条件でセミリタイヤ生活を考えていきたいと思う。

株式投資によって得られる配当金の最大のメリットは、それが完全な不労所得だということだ。

例えば、不労所得について書かれた書籍やブログでは、ブログやホームページ等を運営する場合の収入も不労所得のように書かれていることがあるが、ハッキリ言ってそれは全く違う。

なぜなら、ブログを毎日更新したり、ホームページの管理をしたりするのは結構時間を使う作業で、自分の肉体と時間を拘束されるという意味では、サラリーマンとなんら変わりはないからだ。

不労所得とは、書いてその名の通り、「何もしなくても自動的に入ってくるお金」、のことを指す。

そのため、自分の時間や肉体が少しでも拘束されるものは、不労所得では無いと考えるべきだろう。

また、FXや株式でのデイトレードも、肉体と精神を拘束されてしまうことが多いので不労所得とはいえない。

あなたが寝ているときも、朝飯を食っているときも、海外へ旅行に行っているときも、ジムに行って体を鍛えているときも、本当に何もしていないのに自動的に入ってくるお金こそが不労所得なのだ。

その前提条件で考えれば、不労所得に該当する類のものというのは限られてくる。

その限られた中でも最も純度が高い不労所得の1つこそが、株式の保有によって得られる配当金だ。

なぜなら、株式は保有しているだけで、株式を発行している企業の社員たちが一生懸命働いて出した利益を享受することができ、投資家が配当金を得るためにやることはただ株式を保有していることだけだからだ。

おいら自身も、株式の配当金通知が証券会社からくる度に、「本当に何もしなくてもお金が入ってくるんだ」、と不思議な気持ちになることがある。

さて、そんな株式の配当金だが、高配当株と呼ばれている株式の場合、大体時価の3~5%くらいのお金(利益の分配金)を毎年株主に支払ってくれる。

例えば、配当利回り5%で8000万円くらいの株式を保有していたとすると、税抜き前で400万円、税抜き後でも約320万円が手元に入ってくることになる。

320万円÷12=26万円となるため、この前提だと月に26万円の不労所得を手にすることが出来る。

家族もいる場合はキツイかもしれないが、独身者の場合は必要十分な所得と言っていいだろう。

8000万円分の株式を保有しているだけで、本当に何もしなくても暮らしていけるのだ。

そして、株式投資の有利な点は、この原資となっている8000万円を様々な株式に分散投資することが出来るという点だ。

例えば、不動産の場合だと8000万円分のポートフォリオだと多くてもせいぜい3物件、少なければ1物件しか保有することは出来ない。

その場合、物件に店子が入らなかったり、地震によって建物が破損してしまうと、収入が著しく下がってしまうことになる。

一方で、株式投資の場合は8000万円あれば、相当広範囲に分散投資することが出来る。

現在はネット証券の取引機能が発達しているため、いつでも気軽に海外の株式を買うことだって出来てしまう。

そのため、銘柄を分散するだけではなく、投資する国を分散する国際分散投資も可能だ。

他にも、株式市場に上場している金融商品には様々なバリュエーションがあり、投資対象は企業が発行している株式だけではなく、債券型ETF、インデックス型ETF、REITと非常に対象が豊富だ。

そのため、工夫次第では非常に広範囲に分散投資をして、元本が既存するリスクを軽減することが出来るのだ。

こんなに広く投資対象を分散させられる投資方法は、恐らく株式投資以外は無いのではないだろうか。

そんなメリット満載の株式投資の配当金によるセミリタイア生活についてだが、前述したとおり注意すべき点が3点ほどあるので、これから順を追ってそれを説明していこう。

■注意点1・分散投資は必須

先ほど、株式投資のメリットとして、不動産投資等他の投資方法よりも遥かに分散を利かせられるという点についてお話をした。

一方で、株式投資においては、投資資金を少ない銘柄に集中投資すると、リターンは大きくなる可能性はあるが、それに比例してリスクも高まってしまうという側面がある。

セミリタイアをするという前提の場合、配当金の原資となる投資元本を大きく毀損することは絶対に避けなければならない。

そのため、値上がりによって得られるキャピタルゲインにより、高いリターンを得られる可能性があったとしても、リスクを取って数銘柄に集中投資することは厳禁だ。

例えば、先日1日でマイナス20%という大暴落を演じたサンバイオのような株や、おいらが絶賛含み損で保有している三機サービスといった小型株に全体の資金の1/2のを投資したとしよう。

そういったハイリスク・ハイリターンな株式の場合、本当に数日で一気に50%程度値下がりしてしまうこともあるので、その場合、「8000万円÷2=4000万×0.5=2000万円」、が吹っ飛ぶ計算になる。

そうなってしまうと、元本が6000万円まで一気に減ってしまうので、別の銘柄に投資するにしても得られる配当金の額が一気に減ってしまう。

そして、ここからが重要なのだが、一気に値下がりする株というのは何も小型株だけではない。

昨年、米国を代表する超大型株のGEが、業績の悪化と減配(配当金を減らすこと)を発表した結果、株価が1/3以下になってしまったことからも、たとえ時価総額の大きな高配当株であっても決して安全な投資先ではないということは明白だ。

例え、どれだけ格付けが高くても、ジョンソン・エンド・ジョンソンのように突如訴訟リスクが露呈され、一気に株価が下がってしまう銘柄もある。

そのため、元本を毀損せずに配当金を受け取り続けることを目的とする投資においては、分散投資は絶対に心がけなくてはならない最重要事項なのだ。

■注意点2・減配リスクを軽減しておく

GEの話をした際に少し触れたが、株式から支払われる配当金というのは企業が生み出す利益が源泉となっているため、その年の利益や数年間の業績が悪いと配当金を減らされてしまうことがある。

これを減配というのだが、米国の大型株というのはこの減配リスクが非常に小さい。中には50年以上連続で配当金を増やし続けている企業もあるので、減配リスクを軽減するという目的だと、米国株をポートフォリオに加えるという選択肢は全然ありだ。

しかし、そんな米国株を代表する銘柄であったGEでさえ減配をしているという事実を考えると、例えどのような銘柄に投資をしようと、配当金目的で超長期間保有する場合は、保有する銘柄が減配するというリスクはある程度踏まえておかなければならない。

それに加えて、直近3~5年の配当金の推移くらいは必ず確認しないといけない。たかだか3~5年の間に減配を行っている株であれば、あなたが保有した後も同じように減配を行う可能性はあると考えた方がいいだろう。

そして、出来るだけ安定的に配当金を支払ってくれそうな株を選ぶといった努力も必要だ。

安定的に配当金を支払ってくれる株というのは、増配年数が長く、企業のHPで配当金を重視した株主還元方針を明示している株に多い。

そして、それと併せてその会社が行っている事業が継続的に利益を生み出し、投資家に高い配当金を支払えるのかという点をきちんと調べておく。

しかし、減配リスクを軽減する作業というのは、実は大きく値上がりするグロース株を見つけるよりも難しい作業なのではないかと思う。

おいらが過去保有していたケンコーマヨネーズも、四半期の業績悪化を理由にいきなり減配を発表していたが、あんなの中々事前に予測することは出来ないからね。※その後涙を流しながら損切りした。

そのため、減配リスクを軽減するには、前項で述べた分散投資と組み合わせたうえで、出来るだけ減配リスクの少ない銘柄を選ぶ必要がある。

■注意点その3・株価をあまり見ない

これはね...分かっていても難しいんだが、株式の配当金を主な収入源とするセミリタイア生活を送る場合、株価というのはあまり見ない方がいいだろう。

なぜなら、株価を見ると様々な邪念が押し寄せてきて、想定外の売買を行ってしまう可能性があるからだ。

「あ、この株値下がりしている...もう売っちゃおうかな」

「おお、今日はこの株が5%も上昇したか!!明日には売ってしまおう」

「ひぐああああ!!ポートフォリオ全体がめちゃくちゃ下がってるううう!!」

こういった邪念は、快適であるはずのセミリタイア生活のクオリティを著しく下げてしまう。

多くの人がセミリタイア生活に憧れるのは、会社等で感じるストレスから解放されてリラックスした自分らしい生活を送りたいからだ。

しかし、株式相場の変動に気持ちを左右されたのでは、「ストレスから解放された、本来の自分らしい生活を送る」、というセミリタイアの目的自体が阻害されてしまう可能性がある。

それでは、ストレスを感じさせる対象が上司や同僚から株式相場に変わっただけになってしまうので、完全に本末転倒だ。

なので、見るのはメールや書面で届く配当金の通知くらいにしておいて、株価のチェックは1月に1回ほどに留めておいた方がいいだろう。

そして、そうするためには、やはり前述した分散投資+減配リスクの軽減で、どのようなことがあっても揺らぐことの無いポートフォリオを完成させておく必要がある。

この場合の、「揺らぐことのないポートフォリオ」、とは常に安定して配当金を支払ってくれるポートフォリオのことを指す。

そのため、配当金生活を前提としたポートフォリオを構築する場合は、銘柄を選ぶ際に全力を注ぐべきなのだ。

高配当ETF、Jリート、債券ETF、連続増配株など、とにかく分散をし、出来るだけ減配リスクや倒産リスクの低い銘柄を選ぶようにする。

そうすることで、例え1~10銘柄が業績の悪化で株価が下がったり、運悪く減配してしまったとしても、ポートフォリオ全体の価値は大きく毀損せず、配当金が激減しないポートフォリオを完成させるのだ。

そして、「配当金はどっちにしても確実に入ってくるから、株価は毎日見なくてもいいかな」、と思えてきたら、それは配当金生活を送るのにふさわしいポートフォリオだと言える可能性が高い。

つらつらと書いてみたが、おいらが思う配当金生活を送ることを前提としたポートフォリオを組む際の注意点は以上のような感じだ。

おいら自身、今現在のポートフォリオは米国株も含めて、配当利回りが3%以上の高配当株の比率が高い状態となっているが、やはり実際に保有してみて高配当株への投資は思ったよりも難しいと感じている。

というのも、中々値上がりすることはないし、配当性向等の指標はグロース株へ投資する際以上に注意して見ないといけない。

また、日本株の場合だと減配リスクにいつも目を光らせておかないといけないからね。

最近、保有しているオリックスが減収減益のドギツイ決算(実際は内容を精査すると、そこまで悪くはないと個人的には思っている)を発表したので、もしかしたら来年減配されるリスクもあるかなと考えている。

オリックスの場合、配当性向(利益の内どれだけを株主還元に回しているのかを示す指標)を30%程度に上げたばかりだが、利益が下がってしまうと配当性向を高めても配当金が下がってしまう可能性がある。

そのため、来年度も減益の決算を出してしまうと、配当金目的で株を買っていた投資家たちが株を投げ売りして株価がさらに下落してしまう可能性もあるだろう。

他にも、ゴーン問題で揺れる日産自動車など、日本を代表するようなグローバル企業でも実際に減配されるリスクというのは十分に考えられる。※現状はまだしていない。

そして、企業の業績を正確に予測するのはプロのアナリストでも困難だし、特殊要因による減配などは誰も予測することが出来ない。

配当金目的の投資の場合は、長期保有が前提なので、仮にそういったリスクが現実化した場合でも冷静に対処出来るようにしておく必要がある。

だけど、それは銘柄を絞ってしまうと相当難しい作業なので、徹底的に銘柄を分散することでそのリスクを軽減するというのが一番有効なのではないかと思っている。

もしも手元に8000万円あったら、50~100銘柄くらいに分散するだろう。

そうしてポートフォリオを完成させたうえで、株価は1月に1度くらいチェックするというルールを設け、セミリタイア生活を満喫する。

おいらが思い描く株式の配当金によるセミリタイア生活はこんな感じだ。

今はまだ資産がそんなに多くないので不可能だが、いつかは本当に株式の配当金で生活するという状態を実際に体験してみたいと思っている。

何もしないでも銀行口座に金が振り込まれてきて、誰にも遠慮せずに好きなことをやり続けれられる生活がどんなものなのか、是非とも体感してみたいからね。

そして、そんな日が来ることを夢見ながら、窮屈なスーツに身を固め、また月曜日からストレスまみれの日本企業へ金を稼ぐために出勤するのだ。

株で夢をかなえよう

※「私も月曜日から会社に行くのが嫌だ」、という方は下記のボタンを猛プッシュして欲しい!!また、早くセミリタイアしたいです、という方も猛プッシュを頼む!!それ以外の方は、押さなくてもいい。

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