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JR東日本は株主優待運賃料金割引券が人気だが株価は大暴落中
ゴールデンウィークが明け、緊急事態宣言の延長も確定した日本だが、最近は経済を復活させようという方向に叙情に動いており、営業を再開する店舗も増えてきている。
これは非常に日本経済にとっては喜ばしいことなのだが、それでも経済は以前先の見通しが立たないような状態になってしまっている。
そんな中でも、これまでインバウンド需要やビジネス需要の増加によって潤っていたJR東日本をはじめとする電鉄会社の株価が大暴落しており、いったんは３月の新型コロナショックからリバウンドしたものの、再度下落をし始めている。
JR東日本は優待株としても人気で、下記の通り運賃４０％割引券などが株の保有数によって受け取れるため、定期的にJRの電車を利用する人にとっては非常に魅力的な内容になっていた。
■JR東日本の運賃・料金40％割引券
・100株以上→100株ごとに1枚
・1,000株超→10枚＋ 1,000株超過分200株ごとに1枚
・10,000株超→55枚＋10,000株超過分300株ごとに1枚
・20,000株以上→100枚
・50,000株以上→250枚
・100,000株以上→500枚
通常、JR東日本のような株を優待目的で保有するということは、長期的に優待品を貰うことが目的なので株を手放さない人が多いはずだ。
しかしながら、ここ数か月のJR東日本の株価はそういった長期投資家を不安にさせるくらいまで株価水準が落ちており、さらにはその業績についても非常にネガティブな予測がされている。
ビジネス需要が激減している影響について
ところで、JR東日本の株主優待制度が人気がある理由は、ビジネスパーソンたちもそれを利用する機会が多いからで、最近はJR東日本の新幹線は出張をするビジネスマンで満員状態のケースも非常に多かった。
しかし、新型コロナウイルスの影響により、非常に多くの企業で出張がなくなってしまい、テレワークやテレビ会議などで十分にリモートでも社員間のコミュニケーションが取れることが分かってしまった。
そのため、今後新型コロナが収まったとしても出張でのニーズは激減するのではないかと懸念されている。
ただ、個人的にはテレビ会議だとやはり何となく物足りなくなり、会議や出張大好きな日本人たちは、また元通りそれらの行動を取り始めると思うので、ビジネス需要は一時的に激減しても元に戻るのではないかと考えている。
それよりも深刻なのはインバウンド需要の激減だろう。
今後、新型コロナウイルスが終息しても、各国の入国制限はなかなか緩められず、以前のようにインバウンド客で日本がにぎわうのには非常に時間がかかる可能性があるだろう。
新幹線の本数が減っているが大丈夫なのだろうか？
電車の本数が減っている、というニュースを見かけた人もいるかもしれないが、最近JR東日本などを中心として、新幹線の本数がどんどん減っている。
というのも、４月からの緊急事態宣言により各地への移動が現在半強制的に制限されてしまっているため、新幹線を利用する人が「消えて」いるのだ。
新幹線の駅のホームの映像などを見ると、まさに、本当に人が消えてしまっている。
以前までは混雑しまくっていた新幹線のホームがガランと空いているのを見ると、軽い恐怖を感じてしまうのだが、あれはまさに「人」の移動が完全になくなってしまっているということを意味している。
資本主義社会においては、「人」や「物」が移動することで初めてお金の流れが出来るので、今の状態というのはほぼお金の動きがストップしてしまっていると言っていいだろう。
このような状態が続くと、本当に日本経済が死んでしまうので、一刻も早く経済を元に戻すような動きをしないとヤバいよね、どう考えても．．．。
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