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日本最高レベルの投資家のポートフォリオから学んだこと

その昔、年末のテレビといえば格闘技という時代があった。

どこの家庭でも年末になるとK-1やPRIDE、HERO’S等の格闘技番組を見て、激しい殴り合いを見ながら年を越すのが恒例となっていた。

特に総合格闘技団体であるPRIDEの人気は凄まじく、年末の試合のチケットを取るのはほぼ不可能で、視聴率も余裕で紅白越えを記録していた。

そんな人気絶頂だった頃のPRIDEのエースといえば、五味隆典選手を除いて他にはいないだろう。いや、他にもいい選手はいっぱいいたのだが、誰もが認めるエースと言えば、外国人の強豪を含めても五味選手以外には思いつかない。

そのファイトスタイルは圧倒的に攻撃的で、外国人の強豪を一瞬でフルボッコにして葬り去る試合に人々は熱狂した。なんせ、パンチの連打が桁違いで、五味選手のパンチが一発入ると相手は意識が飛び、そのままフルボッコ劇場へと突入する試合がほとんどだった。

人々は家で日本酒やビールを飲みながら、五味選手が相手をフルボッコにしている様子をブラウン管越しに見てくつろいでいたのだ。いや、その頃はもうブラウン管のテレビは駆逐されて液晶テレビに代わっていたっけか。

それはまるで、2000年以上前に栄華を極めていた古代ローマ帝国において、人々が闘技場であるコロセウムで剣闘士同士の試合に熱狂していた様子を彷彿とさせていた。

テレビ超しであれ、闘技場の観客席からであれ、見る側は完全に安全を確保されているが、試合をしている側は命懸けだ。

人間の残虐性というのは遥か昔から何も変わっていないのだ。それが解放されているか解放されていないかだけであって、どれだけ知的な笑顔を浮かべていても、一皮剥けば人間というのは結構残虐な生き物なのかもしれないのかもしれない。

ぶるぶる。

👊    👊    👊

さて、本日はそんなPRIDE全盛期のエースではないほうの五味さんのお話だ。

株をやっている人ならほとんどの人がご存知だと思うが、今日本人で最強の投資家が誰かと言えば、間違いなく五味大輔氏の名前が挙がるだろう。

2016年には保有する主力バイオ株である、そーせい(東証マザーズ・4565)の株価が急騰し、総資産が何と300億円超まで膨らんでいたという日本を代表する超凄腕の投資家だ。

そういうと、誰もが専業投資家かと思うかもしれないが、五味氏はサラリーマンをやっている兼業投資家だ。

兼業投資家で300億円到達て...えぐすぎるでしょ。

その投資スタイルは、時価総額の低い成長株への集中投資で、何か爆発しそうなカタリスト(株価が上げる要因)を持っている企業に投資し、長期で保有するというスタイルだ。

本日、株雑誌をパラパラと読んでいたところ、五味氏の現在のポートフォリオを特集していた。五味氏は複数の会社の大株主となっているので、四季報を見ればある程度そのポートフォリオを拝むことが出来る。

最近は保有している主力株のそーせいや、サマンサタバサリミテッドの株価下落があったので2016年とポートフォリオがだいぶ変わっているではないだろうかと思ったのだが、実際は全然変わっていなかった。

■そーせい

チャート画像

<Yahooファイナンスより>

株価が下がっても普通にそーせいをホールドし続けており、サマンサタバサもホールドしていた。要するに、保有株の株価が下がろうがポートフォリオをいじくらずにホールドを続けているのだ。

2016年時点のそーせいの株価は6,000円を超えているので、現在は1/3まで株価が下落していることになる。恐らく、我々の想像を絶する額の含み益が吹っ飛んだに違いないが、それでも大株主のままホールドを続けているのだ。

五味氏の狙いは最低でも株価2~3倍を狙いにいくような投資手法なので、必然的に長期投資が前提となってくる。長期で株を保有していると当然下げる時もくるし、もう駄目だと思って売り飛ばしたくなる時もくるはずだ。

ましてや保有しているボリュームが半端ではないので、株価が10%下がっただけでも相当な金額が消えることとなる。

五味氏は恐らく、メンタル面が相当強く、自分の信念と洞察力に確固たる自身を持っている方なのではないかと思う。でなければ、あれだけ規格外に資産を増やすことなど不可能だろう。

株価が上がったり下がったりするのとは別の視点で、その企業の価値を正確に判断し、他人の声には一切左右されない強靱なメンタルで投資を行っているのではないだろうか。

ウォーレンバフェットやフィリプフィッシャー、JPモルガン・アセット・マネジメント社長のメアリー・キャラハン・アードス等、様々な著名人が言っていることで共通していることが一つある。

それは、簡単に株を売ってはいけないということだ。

この言葉は、簡単に株を売ってしまうおいらの耳には非常に痛い言葉だ。要するにこの言葉は、株をすぐに売ってしまうとお金儲けが出来ないということを人々に伝えているのだ。

株を買うと20~30%上がっただけでもつい売りたくなってしまうのだが、そんなことをしていたら企業成長や業績回復等に伴う本当の株価上昇による恩恵にあずかれないということだろう。

長期投資は正直言ってかったるい側面も結構あるが、著名投資家のほとんどが長期投資家であることを考えれば、五味氏のように選別した株を長期で保有するというのが、シンプルかつ確実な方法なのだろう。

ちなみに、五味氏は確か学生時代に株で6,000万円ほどは儲けていたらしいので、選球眼は常人とは比較にならないくらい優れているのだろう。

なので、とてもそのまま真似は出来ないが、やっぱり憧れるし、一般の方にも参考に出来る部分はあるのではないかと思う。

五味氏の話題が出ている雑誌であれば、一度は読んでみても損はないと思う。その本代くらいの知識は軽く回収出来るはずだ。

それにしても、格闘家の五味選手は年を取ったな...。今でも十分恰好いいが、もう一度昔の五味選手の代名詞だったスカ勝ちを見てみたいものだ。

まだ頑張っているだけでも十分凄いんだけどね。

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