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冬のボーナスで投資の大号令で資産をアイスのように溶かす子羊たち

ああ...もしもアイスに生まれ変わったなら、こんな風に溶かされたい。

太陽の熱で溶かされたり、汚いオッサンのタンによって溶かされるのではなく、こんな感じで溶かされたいんだよ...。

あなたは、もしも自分がアイスだったすると、どんな溶かされ方をされたいですか?

汚いサラリーマンのコーヒーで汚染された黄色いタンによって猛烈な勢いで溶かされたいですか?

それとも、深田恭子の愛らしいマルチーズのようなピンク色のタンによって溶かされたいですか?

...。

どうでもええて笑?

OK、それでは、本日の本題に入っていこう。

最近、町の本屋で売っている株雑誌なんかを手に取ってみてみると、「冬のボーナスで投資を始めよう!!」的なことがよく書かかれているのを目にするだろう。

毎年毎年、この時期になるとそういうキャッチコピーが流行りだし、証券会社なんかもこぞって、「冬のボーナスで投資するべきはこの投資信託!!」、的な宣伝文句を垂れ流し始める。

もちろん、ターゲットは無知な子羊たちだ。子羊たちは普段は怯えながら群れで行動するという習性を持っており、基本的にはリスク(危険)にとても敏感で、一生懸命節約したり、質素な暮らしをして貯蓄をしながら堅実に暮らしている。

しかし、群れが一定の方向へ走り出すと、その先に断崖絶壁が待っていようが子羊たちは全力疾走し始める。もちろん、その先に待っているのは死だ。

なぜこんなことが起こるかというと、子羊たちは基本的には考える力を持たず、群れが選んだ選択肢に自らの身を委ねることしか出来ないからだ。

だから、「冬のボーナスで投資を始めよう!!」、という大号令が各所から発されると、いつもは財布の紐を締めて健気に暮らしている子羊達が、猛スピードで断崖絶壁に向かって爆走をし始めるのだ。

著名投資家のハワードマークスによれば、投資家が成功する秘訣の一つに、「二次的思考が出来るか出来ないか」、という重要な要素があるという。

二次的思とは、通常の一元的な思考からさらに一歩踏み込んだ思考のことで、例えば嫌いな仕事をやる際を例にしてみると...。

■Aさん:一次的思考

嫌いな仕事をやらないといけない→嫌だけど仕方ないのでやるか...。

■Bさん:二次的思考

嫌いな仕事をやらないといけない→嫌いな仕事を作業工程毎に分解してみる→すると、嫌いな仕事の中にも「好きな作業」と「嫌いな作業」があることに気づく→「好きな作業」は早く終わらせることが出来るので、「嫌いな作業」をいかに効率的に進めるかを考える。

この場合、AさんBさんともにその仕事が嫌いであっても、効率的に作業をすすめ、結果として生産性の高い仕事をするのは確実にBさんだ。

なぜなら、Aさんはひたすら嫌なことを何の工夫もせずにやり続けるのだが、Bさんは「好きな作業」と「嫌いな作業」に仕事内容を分解し、最も手間のかかる「嫌いな作業」に時間をかけて、尚且つ作業を効率的に進めるための工夫を加えるからだ。

そして、Bさんのような人は驚くほど少ないというのが事実で、企業が必要とするのはBさんのような人間だ。

そのため、大体の場合において少数派の二次的思考が出来るBさんの給与は、一次的思考しか出来ないAさんより高いケースが多い。

同じ仕事をしているようでいて、実はやっていることは全く違うのだ。そして、Bさんはその事実に気付いているが、Aさんはそのことに全く気付いていない。

なぜAさんが自分が非効率的な作業をしていることに気付くことが出来ないかというと、周りも同じように非効率的な作業をやっているからだ。

つまり、子羊であるAさんは、周りの群衆(社員たち)が同じように嫌な仕事をただ嫌だと思いながらやっているので、「自分もこのままでいい」と安心しているのだ。

しかし、その安心は実はリスクでしかない。経済環境が不況に陥ったときや、企業の業績が悪くなった時、リストラの筆頭候補として挙がってくるのはAさんのような人間だ。

また、降格の対象になるのもAさんで、給与が上がらないのもAさんで、仕事が出来ないクソ社員とバカにされるのもAさんだ。

つまり、冷静に考えると、Aさんがやっている行為というのは、企業人としてはかなりリスクが高い行為なのだ。

だけど、Aさんはその事実に全く気付くことが出来ない。おそらく、リストラされる時点になってもその間違いに気付くことは出来ないだろう。

なぜなら、Aさんは群衆と一緒に断崖絶壁に向かって爆走する子羊だからだ。

さて、ここまで読んでこう思った方もいるのではないだろうか?

「てめえ、この野郎!!偉そうに書きやがって、誰のこと言ってんだよ!!」

...。

おいらのことだよ笑。

そう、何を隠そうAさんとは以前のおいらのことだ。

嫌な仕事をただ嫌だと思いながらやり、何の工夫もせず、ただいたずらに時間を過ごす。その結果、給料も中々上がらないクソ社員。それが、以前のおいらだ。

そして、仕事面だけならまだしも、おいらは投資においても子羊モード全開で冬のボーナスを握りしめて断崖絶壁に向かって爆走したことがある。

結果?

もちろん、群れの仲間達と一緒に、安心しながら断崖絶壁にダイブすることになったよ。

つまり一生懸命働いて稼いだお金を見事に溶かしてしまったんだ。

何に投資したかというと、通貨取引、つまりはFXだ。

今でもFXをやっている人は結構いるが、その頃はFX取引が世間に浸透してきたということもあり、かなり流行っていた。

FXで1億円!!FXで堅実に月50万円!!FXで確実に勝つ方法!!日本一有名な○○生が作ったFXノート!!

こんな感じでFX関連の書籍が乱発され、書店でそういった書籍をつい手に取ってしまったおいらはこう思った。

「あひ...これで、おいらもお金持ちになれるかな」

周りを見ると、血走った目をしたオッサンたちが必死で食い入るような目で、それらの書籍を見ていた。今思えば、そのオッサンたちは全く金持ちそうではなかったのだが、その時のおいらは気持ちが先走ってしまい、そのことに気付くことが出来なかった。

「はよ始めな儲け損ねてしまう!!」

そう思って焦っていたんだよ...。

もちろん、事前に様々なFX関連の書籍を読んだ。それらの書籍には、「一刻も早く投資を始めないと儲け損ねます」、という感じの文言が漏れなく踊っていた。

臆病だが欲深い子羊をおびき出すには、十分魅力的な誘い文句だった。

ー投資の世界へようこそ、子羊さんー

なので、従順な子羊だったおいらは、手元にあった金と冬と夏のボーナスを握りしめて、一刻を急いでFX投資デビューを果たした。

「ほうりゃあああ、偉い人達が言うとることに間違いはない!!儲けるぞおおおおおおおおおお!!」

FX関連書籍に書かれていた著名トレーダーたちの言葉に夢を見て、大船に乗った気分でFX投資を開始したのだ。

気分はもう、豪華客船で世界一周クルーズに出かける大富豪だ。

「わいは、わいはああああああああ、お金持ちやああああああああああ」

子羊は、天空に向かってそう叫んだ。

1億円稼いだら、どんなマンションに住もうかな?いや、一戸建てにしようかな...。

だけど、10億円稼いだら、もう税金とか支払うのもったいないし、いっそのこと税金の安い国にマンションでも買うことにしようかな。でも、そうなると生活環境も変わって大変だよね。

本気で、そんな心配をしていた。

しかし、心配する必要なんかなかったんだ。

だって、その6カ月後にはこんなに素敵なお部屋に引っ越すことが出来たんだから...。

...。

まあ、ここまでいったかどうかは別にして、おいらは意気揚々と大船に乗った気分で始めたFXで、その頃の自分からしたら結構な額の金を溶かしてしまった。

これまでこのブログで断片的にFXでの爆損については書いてきたので、あまりくどくどしくは書かないが、FXというのは相当なレバレッジをかけてやるので損を被るときは猛スピードで資産が溶けていくのだ。

だけど、手元にある書籍をみると、「絶対に勝てる」、と明確に書いてある。なので、損をしても工夫をして何度もチャレンジするのだが、勝ったり負けたりが続く。

そして、ぼちぼち勝ち始めて資産が回復しだした頃に気が大きくなり、「おうりゃああああああああ」、と25倍のフルレバレッジで大きな賭けに出て、断崖絶壁から転落。

まさにFXでの失敗のゴールデンコースを歩んでしまったのだ。

リアルに、そのとき突っ込んだ投資資金の50%くらいは吹っ飛んだ。

さすがにこのままではマズいと思い、再度勉強して今度はフォレックステスターというFX取引のバックテストの出来るソフトで修行を積みリベンジに挑んだが、再び同じようなコースを歩むことに。

「ママ、ママ、カードダスでZガンダムが出てこないんだ!!」

最後はパニック状態となり、おしっこをまき散らしながら、ママに電話してしまった。

カードダスは1枚20円でカードが出てくるゲームだったので、おいらが泣きわめくとママはいつも100円を渡してくれ、「もうちょっと頑張りなさい」、と優しくそう言ってくれたのだ。

だけど、さすがにFXで叩き出した損失○○万円をママにねだることは出来なかった...。

...。

そんなこんなで、おいらはFX投資で大切なボーナスを見事に溶かしてしまったのだ。

書いていると思い出してきて胸くそが悪くなってきたが、まあ、おいらはこんな感じの投資の失敗歴を持っている。

そして、その原因は、おいらが二次的思考の出来ない無知な子羊であったことが原因だったと分析している。

その頃、大金を稼げるという噂に目がくらんで、FX取引で大損を食らったのはおいらだけではないだろう。

おいらのように手持ち資金を溶かすくらいならまだいいが、中には莫大な借金を負ってしまったりして首が回らない状態になってしまった人もいると聞く。

なぜそんな現象が起きていたかというと、雑誌やネットなんかで有名人がFXで儲けられるという情報を発信しまくり、当時はFXがブームになっていたからだ。

ブームになると結構な数の子羊が群がってくるので、そこに不思議な安心感が出来てくる。だから、リスクを調性すれば、レバレッジ25倍でも安心して取引出来るという謎の理論も出てきて、中には海外のFX業者でレバレッジ100倍まで取引可能な口座を開く人も結構いたように記憶している。

冷静に考えれば、レバレッジ100倍というのは、手元資金の100倍の金を運用するということなので、100倍のリスクを取ると言っても過言ではないほど超高リスクの行為なのだ。

だけど、実際にこういった業者の口座を開く人間がいたのだ。俺やけど笑。

まあ、実際その口座は使わなかったのだが、もしも運よくFXで勝っていて気が大きくなっていたら、レバレッジ100倍(くらいだったと記憶している)の口座で大勝負に出て、リアルホームレスデビューを果たしていた可能だってある。

実際にやっているっていう人も結構いたからね。そういう空気感に乗ってやっていた可能性は十分あっただろう。

FXが単にヤバすぎるだけでしょ?

そう思われる方もいるかもしれないが、近年の仮想通貨ブームを見てみると分かる通り、投資という言葉とブームが掛け合わさると、その後に大きな悲劇が訪れるというのは中世に発生したチューリップバブルの頃から変わっていない。

賭ける対象がチューリップの球根か、仮想通貨か、株かの違いだけで、子羊の群れが突っ込むと大体は悲惨な出来事が起きるというのは、古来から変わらぬ金融の法則のように思える。

金融の歴史に関する本を何冊が読んだが、恐らくそれはまず間違いないだろう。

おいらは、株式の現物投資は実際にやってみて、かなり確実性が高く利益を挙げられる投資方法で、しかも資本主義社会の根底をなしている制度なので、投資の中では一番安全性も高いのではないかと思っている。

だけど、相場が大崩れする場合だってあるし、短期的にはFX以上に資産が溶ける可能性だってあると思っている。

例えば、2007年頃に冬のボーナスを意気揚々と全額株に突っ込んだら、2008年~2009年頃には本当に資産が50%以上吹っ飛んでいただろう。

その後保有していればよかっただけと今振り返るとそう言えるが、ここ数か月株価が乱高下しただけでもパニック状態になっている投資家がいることを考えると、それはかなり難しいだろう。

おそらく、それが出来るのは相当知識があって、株の根本的な価値を信じることが出来る人だけではないだろうか。それか、全く証券口座を見ない人か。

なので、個人的な見解を言わせていただくと、今から投資を始めようとする人で、今から証券口座に冬のボーナスを入金して投資を始めようと考えている方は、最初から全力買いをするのは避けた方がいいだろう。

おいらは投資推進派なので、全く株式投資をしないよりは、絶対にした方がいいとは思う。

ただ、今現在の相場で大きく金を賭けると、ボラティリティが非常に大きいので大損してしまう可能性があるので、株を買うのであれば、まずはボーナスの半分くらいにして様子を見るのも悪くないように思う。

その辺は完全に個人の自由だが、大損して嫌な思いをした結果、株式投資を辞めてしまうようりも、まずはボーナス半分くらいでやってみて、株式投資がどんなもんかというのを徐々に体感していく方が最終的には利益を得やすいように思う。

株雑誌や証券会社の宣伝で、「冬のボーナスは投資に!!」、と書いてあるとおいらもつい株を買いたくなってしまうが、株なんて別に焦って買わなくてもいつでも買えるものなので、じっくり選別してからでもいいんじゃないだろうか。

ウォーレンバフェットは、NYダウは100万ドルまで上昇すると言っているし、これまでの歴史的にもアメリカの証券市場の平均株価は上昇し続けていくのは確実だと、個人的にはそう思っている。

だけど、あと半年後、1年後というとどうなっているのかは分からない。もしかしたら、アメリカと中国が本気の貿易戦争をおっぱじめて(やらないと思うが)、世界中が深刻な不況に陥ってしまうかもしれない。

そうなると、株式の価値が下落してしまうのは確実だろう。

重要なのは、その時にも相場に居続けることだと思う。居続けていないと、その後大きく相場が上昇した時に恩恵を受けることは出来ないだろう。

だから、居続けるために自分のリスク許容範囲内で投資をしていくのが重要じゃないかと自分自身はそう思っている。

なので、例えば冬のボーナスを投資に回すのであれば、自分が吹っ飛んでも許容出来るだけの額を想定しておき、今後起きるかもしれない暴落のパーセンテージをシュミレーションしたうえで、最悪の事態になっても「まあいいか」と思える金額で株を買うのも悪くないと思う。

例えば、①50万円くらいの含み損ならOK、②株式市場は最悪50%は下落する、③なので投資資金は100万円を上限とする、みたいな感じなんだろうね。

素人が偉そうに講釈を垂れてしまったが、何となくそんな風には思う。

株で夢をかなえよう

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