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超高収入なお仕事に就く外国人たちと、荒稼ぎ出来ない日本人

「はい、チーズ」

一枚の写真を見ながら、室温と同じくらいぬるくなった缶ビールを喉に流し込む。

あの頃はよかった...。

遅い盆休みの一日、昼間からビールを飲みながら部屋を掃除していると、ずいぶんと古い写真が出てきた。

もう十年以上も前に撮られたその写真には、入道雲と真っ青な水平線、そしてまだ若かった頃の自分が写っている。

その写真は、そのころの彼女に買ってあげたデジタルカメラで撮影したものだったと記憶している。

そのころは、まだスマホが日本では普及していなかったので、写真と言えばデジカメだった。

確かそのデジカメは、ソニーのサイバーショットという機種で、当時の価格で3万円程度だったような気がする。

ソニーのデジカメは、今でもそうだがかなり高性能で、その人気はニコンやキヤノンといったカメラ屋とも言える企業にも引けは取らないという評価を得ている。

その理由は、ソニーがデジタルカメラに使用するイメージセンサーを製造しているからで、その分野における技術は世界トップレベルと言っていい。

イメージセンサーとは、レンズから入った光を画像に変換するために必要なセンサーで、カメラ機能を搭載しているスマホには必須の部品のことだ。

ソニーのイメージセンサーというのは相当な性能を誇っていて、実はiPhoneやGalaxyといった機種にも搭載されていた。

自社スマホである、エクスペリア事業は全然ダメなようだが、スマホに搭載するイメージセンサー事業は極めて好調なのだ。

ソニーは日本企業では唯一と言っていいほど、ブランド力と技術力の両方を持つITデバイス製造企業だと言っていい。

ソニー製品は海外でも相当な知名度があり、そのブランド力という点では、他の日本メーカーは遠く及ぶところではないだろう。

そんなソニーなのだが、最近は株価、業績ともに絶好調で、その株価はついに大台ともいえる6,000円の壁を突破してしまった。

現在のPERは15倍程度なので、場合によれば10,000円までいくのではないか?というくらいの勢いで上昇しているのだ。

ソニーのイメージセンサーはマジですごいという話を以前友人に教えてもらい、株を購入しようか検討したことがあるのだが、その時の株価は確か3,600円くらいだった。

本当に買っておけばよかったと後悔している銘柄の一つだ...。

そんなソニーの最高権力者であるCEOを努めていた平井現会長の報酬が、日本企業では破格の27億円に決定したという報道が、世間のサラリーマンたちに衝撃を与えていた。

その中には社長退任による退職金が10億円以上含まれていたらしいが、それを差し引いてももの凄い額の報酬だと言える。

創業者等ではない、サラリーマンの出世物語における、究極の成功をつかんだと言っていいだろう。

ファイナルファンタジーのキャラクターにおけるHPに換算すると、HP:9999の状態まで達してしまったのだ。

しかし、世界レベルで比較すると、これは全然大した額ではないらしい。

💸

以前、中国のスマホメーカーであるファーウェイの日本法人における新卒初任給が40万円だと話題になっていたが、外資系の企業と言うのは給与が高い場合が多い。

日本企業のように福利厚生は充実しておらず、能力がなければ即首にするというマイナスなイメージもあるが、能力があると評価した者に対して支払う報酬の額は、日本企業とは桁が一つ違う。

つまり、完全成果性の側面が強いので、強者にはとても優しいのだ。

その反面、日本企業は福利厚生が充実しており、滅多なことでは人を首にしない。だから、弱者には優しいと言えるが、強者にとってはそうではない。

これでは、中々強者=能力のある者がさらに頑張ろうという気にはならない。

だって、頑張っても頑張らなくてもそんなに給与が変わらないのであれば、そこそこやってる振りをして過ごしてしまうのが人間だからね。

したがって、優秀な人材が枯渇していると言われる日本企業だが、実はそうではなくて、優秀な人材は結構いるのだが、企業側がその強者たちのモチベーションを上げることが出来ていないというのが正解なのではないだろうか。

しかし、外資はやはり違う。

成果さえ上げれば、たとえそれが叩き上げのサラリーマンであっても、ベンチャー企業の創業者を上回るほどの報酬を手にすることさえある。

以前ご紹介した養豚企業のCEOがそのいい例だ。

だから、同じようなITデバイスを製造しているソニーとアップルでも、CEOが受け取る報酬額は桁が一つ違っている。

アップルのティム・クックCEOが受け取る株式報酬が、最近のアップルの株価好調を反映して、なんと130億円分にも達する可能性があるというのだ。

130億円て...。

今のアップルの配当利回りで計算すると、それだけでも1.8億円くらいが年間入ってくる計算になる。

もはやレベルが違いすぎると言っていいいだろう。

最近、ソフトバンクや武田薬品のCEOにメチャクチャ高額な報酬が支払われていたが、両方とも外国人経営者だ。

何で日本人に払ったらんねん!と思うが、経営者としては外国人の方が優秀な人材が多いということなのだろう。

若いころから成果至上主義のハングリーな環境で戦ってきた外国人たちと比べると、やはり日本人は見劣りがしてしまうのだろうか。

💸

最近の自動車業界や素材メーカーの不正問題を見ていても分かるが、もはやメイド・イン・ジャパンとラベルを打ってあるだけで高品質だと思える時代は終わってしまった。

世界中の国々が競争にさらされているこのグローバル社会では、物の品質はどんどん上がっていく。

以前は中国製品と言えば模倣品のゴミという扱いだったが、最近では中国の自動車メーカーでもかなり独自性があって、高性能な車を製造している。

スマホにしたって、ファーウェイのスマホは日本メーカーのどのスマホにも劣っていないし、むしろ上回っている。また、カメラメーカーのライカと提携した機種を発表するなど、ブランド力の向上にも余念がない。

今後世界に向けて伸びていく可能性のある産業と言えば、日本の農産物や食に関する産業くらいなのではないだろうか。

食に関する分野に限って言えば、恐らく日本人は世界最強のアドバンテージを誇っている。

フランス人もかなり食にうるさいが、日本人は全然それに引けを取っていない。

外国で食事をしたことのある方なら誰もが頷くと思うが、もうね...本当に平均レベルが低い。

高い店でメシを食えばそれなりに旨いのだが、安い店やフードコートなんかで食うと、

「これどうやって作ったんですか!?」

と、純粋に作った人に質問したくなるくらいマズいメシが提供されることがある。

特に魚料理はやばいね...。

以前、とある国で、どっかの水槽から取ってきた、金魚みたいなのの唐揚げを食べたことがあるのだが、匂いが半端なかった。

中国の内陸部で食事をしたことのある友人が、「ビジュアルがサンマみたいな淡水魚が出てきた!!」と言っていたが、食の安全レベルという意味でも、海外は相当平均レベルが低い。

※ちなみにめっちゃ臭くて食えなかったとのこと。

しかし、日本であれば、その辺の汚い定食屋に入ったとしても、こちらが飛び上がるほどマズイ飯が提供されることはまずない。

おそらくだが、これには日本人は昔から米食を中心とした食事をし、肉類を遠ざけている期間が長かったことが関係しているように思う。

肉のような濃い味のものを避けていたので、薄い味わいの食材を複数組み合わせたり、濃い味とは真逆の、薄い味の中にある甘味や苦みを生かすような工夫をして、日々の食事を飽きないように楽しむ必要があったと思うからだ。

そのため、舌の構造や、脳の味覚を感じる器官が、他の国の人よりも繊細に出来上がっているのかもしれない。

そんな日本人の伝統食である日本食や、日本人が独自進化させたラーメン等、日本発の食のスタイルは海外でも大人気だ。

そのため、日本の調味料である醤油は海外のスーパーでも置いてあるし、日本食のレストランは海外でも大盛況だ。

もはやIT分野や創造的なサービス分野で、日本企業が海外企業に勝つことは難しいと思うので、食の分野で徹底的に海外を攻めたほうがまだアドバンテージがあるような気がする。

そういった分野でメチャクチャ成功する日本企業が現れれば、そこから100億円超の報酬を手にするサラリーマン経営者が現れるかもしれない。

まあ、確率は非常に低いんだろうけどね。

💸

今後も、外国人が超高収入を得て、日本人はガッポリ稼げないという環境が続いていくのだろうか?

報酬のほとんどを株式報酬にするなどしないと、みんな頑張らないだろうから、日本の大企業は役員報酬の支給の仕方を大きく変えないと、今後も優秀な人材が力を発揮するような環境にはならないんだろうな。

日本人は現金が大好きなので、そうはならないだろうけどね。

そもそも、日本人は超高収入なお仕事というワード自体に少し拒絶感がある。

義務教育における仮定で、「徹底的な平均これ良し」を叩き込まれているので、平均所得よりもずば抜けた所得を得ることが、なんだか悪いことのように感じてしまうのだろう。

しかし、今世界では確実に貧富の差が広がっているので、超高収入なお仕事に就くか、どんどん下がっていく普通の所得を選ぶかの選択を迫られる世界になりつつある。

超高収入なお仕事が存在しない国に、超優秀な人材はやってこない。

そのため、超高収入なお仕事が存在しない=超高収入な国ではないという構図が成り立ってしまう危険性がある。

この辺は、国としても真面目に考えないと、将来的に年金や介護などの社会保障問題の維持が難しくなってくると考えるのは、おいらだけだろうか?

このままでいくと、日本はどう考えてもヤバい気がするのだが...。

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